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最近の記事

素敵な香りを手に入れました〜お買い物日記〜

10/22日、伊勢丹サロンドパルファンに行ってきました。 たくさん嗅いで、いくつかは身体につけて試したりもして吟味。同行者と私はどうやらたばこやスパイシーな要素の強いものが好きらしいと確認。香水に元々興味はあったけれど手持ちには友人からプレゼントされたものばかりだったし本格的なものは使ったことがなかったから、好きな香りがわかっただけでも収穫になった。 中でも気に入ったのは ・ペンハリガン コンスタンス ・ディプティック ヴォリュート ・クヴォンデミニム アッタイ そして同

    • 物欲乙女の買い物日記(2週間分)

      『アナスイのネイル』 アナスイのトップコートとお湯で落とせるベースコートを買う。黒を基調としたデザインがとてもかわいい。ベースコートは特に機能性も高くて満足。実際にすんなりお湯で落とせる上に爪へのダメージを感じない。偉大。そしてやっぱりデザインが良い(2回目)。二階堂奥歯さんが言っていた通り、キッチュで魔術的なデザインは変身の儀式にぴったりだ。 『ピーチジョンの下着』 私は定期的に下着を変える習慣があまりないのだけれど、さすがに何年も使いすぎて変えたくなってきた。というか誰

      • レオンって

        少女愛、ロリータ コンプレックス的な文脈で語られていることが多すぎて遺憾。愛にだって色々あるでしょう!?どうしてなんでも性愛(いわゆる恋愛という意味で使いました)に繋げるのかしら。レオンとマチルダはそういうんじゃないのに…。たしかにマチルダは、中学生の女の子が歳上の先生に憧れるように、恋愛感情を抱いていたけれども、レオンはそうじゃないと思うの。もちろん、そこに愛はあったんだけど。

        • アリスクローゼット始めました、かわいい

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          正義の味方より、悪役の方が素敵じゃない?

          幼稚園児の頃から悪役が好きだ。白雪姫の継母、眠り姫の魔女、戦隊ものの悪役女性、アンパンマンのドキンちゃん(笑)……。 正義の味方は、普遍的な正義や道徳に縛られているけれど、悪役はそうじゃない。自分なりの信念、美学、哲学を持っている。自分の頭で考えた、世間なんて無視した、圧倒的な美意識。 …なんてことをさすがに幼少期には考えていないけど今はね。 悪役はルックスも魅力的だ。私の見ていた時代の戦隊ものやプリキュアでは、悪役女性は大体セクシーで美しい、派手でダークなメイク。正義

          正義の味方より、悪役の方が素敵じゃない?

          チョコレートドーナツ

          いつもの如くNetflixの『高い評価を得た映画』欄を巡回していたら、『チョコレートドーナツ』という映画をみつけた。 私が高校生のころ、友人の家でレンタルDVDで一緒に観た映画。人といるときは恥ずかしいから泣かないようにしていたんだけど、どうしても堪えきれなかった。 血の繋がりがそんなに偉いのか。同性同士で愛し合うことがそんなにいけないのか。主人公のカップルと、実の親にネグレクトされていて主人公たちと共に過ごすようになったダウン症の男の子の間にはたしかに本当の愛があったの

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          9/15のお買い物日記〜私の爪は10000円也

          前回から1ヶ月経ったからネイルを直しに行ったら、なんとグリーンネイルになっていたの…!サロンの人曰く施術するかはお客さん次第だから、やりたければやってもいいよとのことだったけど悪化したら嫌だから今回は遠慮。ボロボロになったら元も子もないもんね。 というわけで2ヶ月ぶりに自爪で過ごすことに。 強度的にも見た目も心許ない。 どちらにせよケアはしてほしかったからオフ&甘皮ケアをお願いしたのだけど、そのほうがネイル付け替えより高いの。悲しい。 でも久しぶりの自爪生活、今のうちに手入

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          規格化していく

          山内マリコさんが『ここは退屈迎えに来て』の中で使っていた"ファスト風土"という言葉がある。マクドナルドやニトリ、イオンなんかの大きなチェーン店がずらずらと立ち並んでいる、地方都市ならどこに行っても同じような変わりばえのしない景色。 地方都市に限らず、世界はどんどんファスト化、規格化して来ているように感じる。津村記久子さんは『やりたいことは二度寝だけ』の中で、二十年前はパソコンもスマートフォンもなかったけれど、鉛筆の芯の硬さは豊富にあって、それぞれの文具店のこだわりを感じた(

          規格化していく

          女の子が嫌いなのは「ぶりっ子」じゃなくて、すごくかわいいわけでもすごくブスでもないのになぜかモテる女だよ

          弘中アナが苦手だ。あのヘンな髪型、女子アナの割にはかわいくない(けど、ブスではない)顔。人気女子アナと嫌いな女子アナ両方にランクインするこの人は「女の嫌いな女」をまさに体現していると思う。 昔から「ぶりっ子」や「かわいいこ」が女に嫌われやすいと言われているみたいだけど、ぶっちゃけそんなことない。 弘中アナも吉岡里帆も、あんまり女に好かれてないんだけど彼女たちは全然ぶりっ子じゃないよ。むしろ性格はあまり"かわいく"ない。女の子らしくない、というか、明るくて屈託がない。モテテク

          女の子が嫌いなのは「ぶりっ子」じゃなくて、すごくかわいいわけでもすごくブスでもないのになぜかモテる女だよ

          『兼用』が苦手

          『シノワズリーモダン』で注文していた素敵な日傘が届いて昨日の夜からうきうき。 金魚の模様がついていてとってもかわいいのです(金魚って、品種改良を繰り返して作られた奇形なんですってね。その話を聞いてから退廃・倒錯・デカダンスって感じで金魚のことを気に入ってしまいました。飼いたいなあ)。 デザインは素敵なのだけど、1つだけきになるのが『晴雨兼用』なこと。 『兼用』って概念は本当に意味がわからなくないですか?虫唾が走るほど嫌いです。 1つのものを2つの違う用途に使用させようとする

          『兼用』が苦手

          新世紀エヴァンゲリオン2 わたしはわたしでいたくない

          シンジ君は目を背けたくなるくらいわたしにそっくりだ。誰かに何かしてもらうことが前提、なにかをあたえてほしい、そして辛いことがあると全部人のせい。 エヴァに乗るのは、確かに人の圧力があったとはいえ自分で決めたこと。なのにいつまでも「ミサトさんが言ったから」「父さんが言ったから」。 わたしも夢があってもとりあえず就職することは自分で決めたのに、「親が就職しろと言った」「恋人がこういうから」いまだにこうなのだ。そんなこんなで結局やりたくなかった職種につくことになってしまったのだけ

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          新世紀エヴァンゲリオン1 自己嫌悪とラブレター

          不覚にも泣いてしまった。 とはいえ私はわりとすぐに泣いてしまうのだけど。 「現実は真実じゃない」「自分の価値は自分で認めるしかない」「だけど心は、人との関わりで作られる、みんな心の一部を作ってくれている」 結局、自分が現実だと思っているものが自分にとっての現実だし、自分から見えてる他人が自分にとっての他人でしかないんだ。 また自分が自分を嫌いでも、ほかのひとは好きでいてくれているのかもしれない。そういうことにうまく気づけたらいいのだけど、傷つきたくない故に真実を歪めてしまう

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          花を買う

          ついにお花(切り花)を買った。 初めてだから、とお店で1番安かった130円くらいのピンクのガーベラを一本。 安いからという理由で手に取ったのだけど、飾ってみるととてもかわいい。 ピンクのガーベラの花言葉は「感謝」「崇高美」らしい。 崇高美! 偶然にも私(の、理想)にぴったりな花を手に取ってしまったみたい。 家が荒れていて置き場所がないので、キッチンの流し台付近に置く。生活感の溢れる全く素敵ではない場所なのだけれど、置いてみるとなんとも締まって良い雰囲気。 こうやって少しず

          花を買う

          オフィスカジュアルって

          可愛くないよね。絶対に着たくないと思います。私は今のところ、IT企業で技術者をやるので(技術、ないのにね)ばっちり可愛いフリフリで行ってやろうと思います。 もしそれが許されないのなら、かっこよくてピシッとしたスーツ。誰にも文句のつけようがないフォーマル・ウェアかつ、美しくトラディショナルな洋服。社会的に女性で着ている人は少ないようで不満です。

          オフィスカジュアルって

          今月の振り返り。

          今月ももう25日なので、振り返り。 7月前半は(今も継続中だけど)なんとなく、ブログやエッセイを読む気分が高まっていた。二階堂奥歯『八本足の蝶』、伊藤計劃『第弐位相』なんかが楽しい。本なら桜庭一樹『小説という毒を浴びる』、森茉莉『贅沢貧乏』、美輪明宏『天声美語』。頭の中をきちんと文章化できる人が、好きなものやことについて書いたものを読むのは面白い。ダイレクトに世界の広がる感じ、知らなかったキラキラしたものを発見する喜び。 後半は夢見るような、繊細で透明な耽美。長野まゆみ『

          今月の振り返り。

          今週の買い物日記

          ・中原淳一レターセット ・森永 純ココア ・木製ミニ本棚×2 家の中に素敵じゃないものはあふれんばかりにあるけれど、少しずつ素敵なものを増やしていって新陳代謝することで素敵なものしかないお部屋に作り変えられるような気がする。 木製ミニ本棚は文庫本が10-15冊程度入る幅、村上春樹版『グレート・ギャツビー』や『キャッチャー・イン・ザ・ライ』がちょうど収まるくらいの高さの、流行りの塗装されていない(木そのものの調子を活かした)ボックス。これを2つ積み重ねて押入れに入れてみると

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