国立演芸場二月中席 鑑賞記録(2023/2/19)
本日は国立演芸場の二月中席を観にいってきた。
演題はこんな感じ。
道灌 駒平
真田小僧 馬久
狸札・狸鯉 馬玉
辰巳の辻占 世之介
強情灸 菊春
四段目 正雀
猫の皿 馬生
奇術 ダーク広和
仲入り
鹿芝居「らくだ」
正雀師匠の「四段目」は良かった。やはり芝居の風情が出てる。
もっとも、今回の眼目は落語ではなかったりする。今回は大喜利として「鹿芝居」をやるのだ。
「鹿芝居」というのは、別に鹿が出てくる芝居ではない。そういえば、先代の圓歌が『塩原多助一代記』の「青の別れ」で実際に馬を舞台に上げる演出を見たことがあると話してた記憶があるがこれは関係ない話。
「鹿芝居」というのは落語家がやる芝居のことです。「はなしか」の「芝居」だから「鹿芝居」らしい。まぁ諸説あるが。
ここ数年はコロナ渦で上演がされておらず、3年振りの鹿芝居で演目は「らくだ」。滑稽みがふんだんにちりばめられていて、見ていて非常に楽しいものだった。
国立演芸場は今年の10月に建て替えのため、一時閉場が決まっている。それまでにあと何回行けることやら。
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