夫と二人で東南アジアの旅①日本出国!
9月のシルバーウィークに夫と二人で東南アジアを周遊しました。
海外はリゾートしか行かない!という夫を説得し、今回の東南アジアでは”旅行”ではなく”旅”をしました。
旅と旅行の違いって?
私の中ではこのような定義かも。
・旅行
一時の気分転換のためにその場所へ行くこと。普段泊まらないような豪華なホテルに泊まったり疲れた体を癒したりマッサージを受けたり普段食べないご飯を食べてみたり。
・旅
現地の人の暮らしに近づくこと。その国に住んでいるかのように過ごすこと。
ではなぜ今回は旅行ではなく旅を選んだのか?
私には「夫と二人で世界一周する」という夢があるからです。
それほど海外に興味が無い夫と死ぬまでには絶対に世界一周をしたい私。
将来の展望が合わず入籍直前に喧嘩するハプニングがありましたが、最終的には夫が「今は海外に興味が無いけど、私と海外を旅行しているうちに気が変わるかもしれない」と折れてくれました。(無事に入籍もしました。)
その後、夫と一緒に旅をして夫の気持ちを変える!と決め、手始めに東南アジアを旅してみよう!と私から提案して夫と二人で行くことになりました。
今回は、”(出来るだけ)世界一周を想定した旅”をテーマにしました。
出国前に取る航空券は往路分のみ、宿はその時その時で予約する、現金は持って行かずに現地で海外キャッシングをする、バックパックを使う、など。
今回は旅をする期間が9日間だったので、行きたい場所をリストアップして各国の滞在期間をざっくりと決めていました。
出国前に決めていた予定はこんな感じです。
ベトナム・ホーチミン(2日)→カンボジア・プノンペン(2日)→カンボジア・シェムリアップ(3日)→タイ・バンコク(2日)
宿・バス・帰りの飛行機は一切予約していないので、その時の気分で自由に動ける状態です。もう少しホーチミンに居たければホーチミンにいるし、早く日本から帰りたかったらバンコクではない場所から帰る。
ホーチミンから始まったのは、ベトナムだったらどこでも良かったのですがフランス植民地時代の建造物が残っているホーチミンに惹かれ、ちょうど航空券も格安だったためホーチミンをスタートにしました。
帰りにバンコクを選んだのはバンコクから日本の便はたくさん出ていて帰りの時間や航空会社の選択肢が多かったからです。
それでは、夫と私の東南アジア周遊旅、始まりはじまり。
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☆9/14 日本出国の夜。
22:00 成田発 → 1:00 台北着 → 6:00 台北発 → 9:00 ホーチミン着
夜のフライトだったので夫も私も仕事を終えて一度家に帰って荷物を持って成田へ向かった。結構余裕を持って空港へ向かった(つもり)だったものの、チェックインカウンターは長蛇の列!
そうだよね、明日から三連休だからみんな深夜便を使うよね。
チェックインカウンターの前で荷物をおっぴろげにして中をゴソゴソしている人たちを見て「前もって荷物を減らすなり別の鞄に入れるなりしてきてくれー!」と心の中で言いながら、自分の番を待っていた。
そして自分の番。行先を聞かれ「台北です」と答えると「復路のチケットを見せてください」と言われた。
「日本への復路のチケットが無いと出国できないのかな」と一瞬焦りつつ、台北から別の便を予約していてホーチミンに向かう予定であることを告げる。(成田→台北と台北→ホーチミンは別の航空会社を利用した)
それならOK、ということで無事にチェックイン。荷物も預けて保安検査場へ行き、台北行きの便に搭乗した。
定刻通りに出発し、予定通り台北に1:00頃到着。
台北で入国審査の列に並ぶものの、なんと1:00だというのに長蛇の列!そしてその列も時間が経つにつれて長くなっていく。長蛇の列の割合は中華圏の人が多く、たまに日本人もいた程度。
「深夜到着の便ってたくさんあるんだな。確かに日本から台北は数多くの航空会社が就航しているからなぁ」と感心してしまった。
この時点で夫はすでに疲れ気味で、違う国に着いたワクワクよりも疲労や眠気が勝っていた。
入国審査は何事もなくクリアして、朝6:00発の便まで仮眠タイム。仮眠出来る場所を探してウロウロするも、普段のベッドのように気持ちよく横になれる場所は無さそうだった。結局、地下のフードコートで空いているテーブルを見つけ、そこで仮眠を取った。電気は付いてるし椅子も2個並べて横になっただけだから寝づらかったんだけどね。
ここで夫は喉が渇いたので自販機を探すが、台湾のお金を持っていないことに気づく。
そりゃそうだ!
フードコートの水は冷えていないからどうしても自販機の水が良いとのことで自販機を見てみるとLINEpayが使えるみたいだった。
さっそくLINEpayをインストールしてチャージして自販機で水を購入!
無事に水が手に入ったことと初めてFintechに触れてたことで、新しい体験が出来そうなこの旅が楽しくなる予感がした。
寝ようとも寝付けず、カウンターチェックインの時間が来た。
ホーチミン行きのカウンターに行くとチェックイン開始の時間にも関わらずこちらも長蛇の列!ベトナム行きの飛行機のためベトナム人が多い。
当たり前っちゃ当たり前だが、その国行きの飛行機にはその国の人が多く乗るから”海外に来ている”感覚が一気に上がる。一気にワクワクしてくる。
だから私は旅が好きなのかも。
今回のチェックインでは復路の航空券はあるかどうかは聞かれなかった。内心ほっとした。もう手元に航空券は無いのと、実はベトナムは復路の航空券が無いと入国出来ないのだ。これで台湾で足止めされることは無くなったので先に進める安堵と共に搭乗ゲートに向かった。
そして飛行機に搭乗しホーチミンへ向かった。機内で私は中国人と台湾人に挟まれて座った。途中、中国人が私よりも状態を前かがみにして台湾人にSIMカードのことを質問していたので、真ん中に座っているのがなんだか申し訳なく感じた。
そんなこともあったが何事も無く機体は9:00頃ホーチミンに到着した。
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