いつかの備忘録の歌詞②

素直に言葉にすると 
裸の心が溢れそうで 
目遣いで誤魔化してた 
小さな日々    

ある朝その灯火は 
気付かないままに消えていた
次の日も見える世界は 
残酷だった

こんなことが続きながら 
刻が続くんだな 
繰り返して巻き戻る 

いつもいて欲しいんだよ
これからもずっと
泣いて笑って怒ったり
悲しみはそっぽ向いて
後で見返すんだ

昔大人に聞いたんだ
小指に結んだ縁の証  
見えないから大事なもの
眼に留めた

ゴミになって落ちていた
記憶の破れ端集めて
パラレルワールドへの
標にする

笑うと綻ぶ蕾は  
優しさを纏った 
春日和を連れてきた

忘れたくないんだよ
時間が過ぎても
過去も今日も未来も
誰かのせいにしないで
背筋を伸ばすんだ

透明なあなたは白い花束に
祈りを空に放つ

いつもいて欲しいんだよ
これからもずっと
泣いて笑って怒ったり
悲しみはそっぽ向いて
後で見返すんだ

忘れたくないんだよ
時間が過ぎても
過去も今日も未来も
誰かのせいにしないで
背筋を伸ばすんだ

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