袖触れ合うも多少の縁
こんにちは〜😊青野です。
えー、袖触れ合うも多少の縁といいますが、母からもらった和裁の本で、衝撃の事実が!(笑)
なんと、女性の年齢によって、袖の長さが違ったのですね〜。若い時ほど、長く仕立てられていて、中年になると短くなるという。
この本は1996年のものです。
今は、だいたい女性の袖丈は49センチが標準です。たぶん、何も指定しないと、呉服屋さんでは、この丈になりますね。
YouTubeで、活躍の仕立て屋たまちゃんさんは、
「袖の長さは、装飾。おしゃれ。」
と、おっしゃっていました。最初その意味が、良くわからなかったのですが、最近はようやくわかように、なってきました。
着物で、生活すると、食器洗いをしていると、袖の端が濡れて、
(あ~!やっちまった~!)
と、思うのです。それが、まだ木綿着物だといいのですが、紬だと残念な気持ちになります。
こまめにタスキをかければ良いのですが、面倒だとおもって、帯に袖を引っ掛けて、すると、外れて、桶にドボンです。
独身女性は、袖を長くひらひらに可愛くして、御縁ができるように。
既婚女性は、家事に邁進できるよう、合理的に袖が短くなっていったのかな〜。と想像したりします。
今は、お洒落着として、ちょっと長い袖の着物を着ていても、怒られたりしないとは思うのですが、年代別の袖って、面白いですよね😊
昔の人は、着ている着物で、ざっくりとした年齢がバレちゃう😅
それでは、また〜。