2024年を振り返って
そもそも今年の始まりは推しが写真つきでした「ユーモアのある白髪おじいちゃん俳優になるのが夢です。」というポストからでした。推しが白髪のおじいちゃんになるまで人前で表現する仕事をしてくれるなんて、追いかける側としては幸せ以外の何物でもなく。むしろ、そんな言葉で表せないくらい有り難いことでした。モデルのお仕事や作品撮りの時の推しも大好きですが、最初に出会ったのがアマゾンズだったこともあり、やはりお芝居している推しを見るのは格別なのです。
それから「盗月者」。香港で公開は始まっていたものの、日本では公開が決まっておらず、いっそ香港に行こうかどうか連日、悩んでいたところに大阪アジアン映画祭で上映が決定しました。サイトが落ちるほどのチケット争奪戦が勃発し、席を決めて購入してから画面が切り替わるまで、携帯を握りしめて祈っていたことを昨日のように思い出します。ちなみに私はなんとかチケットを取れたのですがフォロワーさんは取れず、それでも当日券のために大阪にやってきた彼女のガッツに私は感動しました。大阪とはいえ三月初頭はまだ寒く、サザンとキムチ鍋の話をしながら二人で並んだのも良い思い出です。
何て言ったってサプライズで推しが登壇しましたからね!!上映前のセレモニーで監督と一緒に田邊さんの名前が呼ばれたときの驚きたるや、一回心臓が止まって以降の記憶が少し曖昧です。でも格好良かった~~;;上映後には監督と一緒のアフタートークもあり、とても素敵な体験になりました。
大阪でたくさん美味しいものも食べましたし、帰りには「盗月者」のロケ地を見たりもできたので、遠出してもあまり積極的ではない私にしては実りの多い旅をすることができました。
ここからはもう「TOKYO VICE」シーズン2をひたすら待つ日々でした。シーズン1と違って日米同時公開ではなかったため、海外から流れてくる情報を薄目で見つつ、でも矢吹に関する重大なネタバレは嫌!!という面倒くさい精神で日々を生きておりました。シーズン2に備えてシーズン1を見直したりしていたので、この時期からシーズン2のBlu-ray発売まで、恐ろしい量のTOKYO VICEに関するポストをすることになりました。
しかも!!TOKYO VICEシーズン2を待っていたら、地上波ドラマの出演が!!急に発表されて!!!これにより週に二回も推しの出演作が放送される世界線に突入したんですよ!!驚きました。どうなっちゃんだろう、と思いましたが、どうかなりましたね。
またTOKYO VICEシーズン2が予想を上回る面白さで、推しの出番もめっちゃあったし役所も最高だしで、放送時間の前にはテレビの前で待機して息を詰め、放送を見たあとは速攻で配信を見る、という生活が二ヶ月半続きました。間に白衣の推しも挟まりまして、オタク人生でこれ以上、幸せな時間があるだろうかと思うような日々でした。
他にも推しがモデルのお仕事で雑誌に載ったり、東京を背景にたくさん写真を出してくれたりもあって。全部違って全部良い、を噛み締める作品が次から次へと出てきました。なにより紙の雑誌で発売されたことが嬉しくて。BARFOUT!やEsquireは今でもよく本棚から取り出して眺めています。
それから世界で一番めでたいであろう推しの誕生日があり。それだけじゃなく数日後に推しがインライを開いてくれて、わざわざファンにお礼を言ってくれるということがありまして。人間ができてるなぁ;;と思ったのです。あんなににこにことファンにお話ししてくれる時間を作ってくれる人なの、私たちは本当に恵まれています。すごく嬉しかったなぁ。推しがインライしてくれると、とても嬉しいのです。このときに撮影していた作品の情報公開が待ち遠しいですね!!
そしてなら国際映画祭の情報が少しずつ出てきて、私的には精一杯、資金も日程も奮発して二泊三日で奈良へ行く予定を立てました。なんといったって推しの父親役です!!私は常日頃から申し上げている通り極度のファザコンであるため、「教祖のムスメ」で零と手を繋ぐ写真が出ただけで割りと食らってしまった人間なんです。それが今回なんと高校生の娘さんを持つ普通の!(←これ超大事)父親役なんですから!!万難を拝して奈良へ行こうってもんですよ!!
で、奈良に着いたら初日から推しがレッドカーペットを歩き、オープニングセレモニーで作品関係者の皆様と登壇し、翌日には作品で心配性の可愛らしい父親役が披露され、舞台挨拶とトークでしっかりお話も聞けるという、信じられないくらいの盛りだくさん具合で。推しっていつもカッコいいんですけど、もうホントにずっとカッコ良かったんです;;作品の感想をここでは詳しく書かないですけど、板垣千春やセバスチャン(ゆうくん?)のような温かみのあるコミカルな役も推しって最高で;;またメイキング作品も一緒に上映してくれたことで、舞台裏での推しもカッコいいんだ~;;ってなっちゃって。二泊三日の間に何度、推しに惚れ直したか分かりません。
旅行も色んなところに行ったし美味しいものもたくさん食べたし、映画祭で普段は見られないような映画もいっぱい見て、充実した旅行になりました。鹿さん本当に町中のあちこちにいました!
しかも驚くことに、奈良にいる間に「盗月者」の日本公開が決まったんですよ。吉報に次ぐ吉報。推しがめっちゃ仕事してくれるおかげで、私たちも追いかけるものが山ほどある。もう何回言ったか分からないですけど、オタクにとってこれほどありがたいことはないのです。推しが元気に仕事をしてくだされば、オタクってそれで良いのです。少なくとも、私はそうです。だからインライとかSNSでの発信は降って湧いたボーナスなので、こんなに良いんですか!?の気持ちになります。
驚きですが、「盗月者」公開の前にまだビッグニュースがあります。そう!Snow ManのMV出演です!!他界隈からこの一報が流れてきたとき、何事!?となりました。ティーザー見たら確かに田邊さん以外の何者でもない!!見間違えるはずがない!!こうしてアルバムを買うのを機にSnow Manのみなさんについて少し調べたおかげで、音楽番組などで彼らを見ると嬉しくなるようになりました。皆さんカッコよくて面白くて可愛くて。私がドラマを見るようになったおかげでドラマで拝見した方もいらっしゃって、こちらは逆にアイドルの方だったんですね!?という驚きがありました。
で!「盗月者」の公開が始まったら!舞台挨拶に推しのサイン会がついてくるっていう!!今年最後のサプライズ!!無事にサインも頂けて、本当に良かったです。やっぱり間近で見る推しは眩しすぎて目が瞑れそうです。なんか、五感とか意識が麻痺しちゃんだよな。眩しさとか緊張とか幸せで。一人の人間がいっぺんに受け取れる感情と情報量じゃないんだと思います。
そして年末には推しが連日、海外からインライをしてくれて、最後の最後まで今年は推しに驚かされていました。変な意味ではなく、好きな人が顔を見せてくれたり声を聞かせてくれることって、本当に嬉しいです。
上半期こそ意識がTOKYO VICEに固定されていたので狂ってはいたものの正気でしたが(?)、下半期は予想外のことが立て続けに起こり、もうパニックに次ぐパニックでした。特になら国際映画祭からの盗月者、GLITCH、サイン会あたりでずっと目がぐるぐるしていましたね。
幸せな一年でした。どうか来年以降も推しには健康に末長く活動を続けてほしいと切に思いました。