【大学受験】英文解釈の勉強法 勉強の流れ、注意点、目的、必要な理由まで解説

英文解釈は精読、構文、構文把握と呼ばれることもある。読むための英文法も含まれるだろう。解釈はいらないと思っている受験生、私大志望で記述が出ない受験生に読んでほしい。


速読重視、超長文化でも英文解釈が必要だと思う理由

・正確に読めなければ、早く読むことは難しい。
 いきなり早く読もうとするとただ知っている単語をつなげて何となく読んでしまう。文章を理解することはできず、設問が解けない。点数も安定しない。
・少し複雑な文に出くわしてしまったら、止まってしまい、逆に遅くなってしまう。
・設問の該当箇所や傍線部の意味や内容が分からず、間違える。
誤読が増える。

英文解釈をやる目的

・文構造を理解する。
・読む時の過程、考え方を身につける。
真摯に英語を読む姿勢を身につける。
・正確に読めるようにする。
前から読んでいくときに止まらないようにする。
・学んだ語彙、文法、構文の知識を読解で実際に使う

学習の進め方

1解答、解説、英文構造の図解を厚紙や下敷きなどで隠す
2構造を把握し、SVOCMを振る。
1回は和訳をしっかり紙に書く
4自分の訳を解答と照らし合わせ、間違えを確認。
なぜ間違えたのか考える。
6解説を読んで、過程、考え方を確認。
定期的に英文を読みなおし、復習する。

学習上の注意

1回は和訳をしっかり紙に書く。紙に書かないとどこができていないのかはっきりわからない。わかったつもりになってしまう。
・何回も和訳を紙に書く必要はない。時間がかかり過ぎてしまう。
定期的に英文を読みなおし、復習する。1回では身につかない。
・京大や大阪大、東京外国語大など例外はあるが、難関大志望でも超難しい参考書には取り組まなくていい。標準レベルまでをしっかりやる。
・英語長文の学習に入った時にも解釈で身につけたことが使えているか確認する。

英文解釈の効用

速く読める。
・正確に読める。
・何となくではなく、本当の意味で読める。
・記述問題での得点アップ。
誤読が減り、全体的に得点アップ。
・点数が安定
内容を頭に残しておけるようになる。

英文解釈は効率がいい。

英文解釈は地味で時間と手間がかかる。一見すると非効率だと思うかもしれない。しかし、何十パターンが一冊の参考書で、約1500円で勉強できる。長文から何十パターンを拾おうと思ったら、相当な時間がかかる。解説もないので、余計な手間もかかる。英文解釈よりはるかに多くの時間と手間がかかるだろう。

まとめ

木を見れなくて、森は見えない。

最後に

英文解釈はいらないと思っている受験生が多いと思ったので、記事を書きました。英文解釈をやった方がいいと思ってくれる受験生が一人でも増えたら、嬉しいです。自分は英文解釈が英語学習で一番好きです。

英文解釈の参考書について


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