おばちゃんは早期退職してみる。
どーも、ちょまです。
7月に早期退職者制度やりますの発表があり、
10月頭に説明会があり、面談開始。
11月は応募期間。
希望した全員を退職させてはあげないよ、という
トリッキーなやり方だったので、
可否決定が出るまではどうなるかわからなかった。
ついでに言うと、あたしの場合は
「エディター引退の上、異動 or 早期退職」という2択だった。
面談の時に、
「これってさ、早期退職希望して却下された人どーなんの?」
と、聞いたら、
「異動するか、加算金無し自己都合退職するか、かなあ」
と、言われた。結構極悪非道(苦笑)
で、晴れて早期退職認可のお知らせが届いた。
*
ここで、ちょまのバックグラウンドを簡単に。
20代後半
映画の編集やりたいっ!映画っていったらやっぱりアメリカだよね!
よし!留学だっ!→渡米
30歳
よし!2nd B.A取れたぞ!プラクティカルトレーニングゲットだぜ!
そこへ。
大学の編集クラスの先生「ヘイ、ちょま!あたしの仕事手伝わないかい?」
ちょま「おーいえー、やるぜ!」
………そのままビザをサポートしていただき、4年経過……
その間に9.11が起き、インディペンデントフィルムをやっていた先生のオフィスは開店休業状態になった。
ビザの更新をしてもらうのが心苦しくて、帰国を決めた。
帰国後3ヶ月でかーちゃん急死。
仕事人間な親父の世話をするのに1年似非主婦業をする。
30代半ば〜現在
SDからHD、テープ収録からファイル収録へ、の過渡期の時代のポスプロでオフラインエディターとして働く。主にTVコマーシャル。
*
20代の頃から編集屋になりたくて、
アメリカくんだりまで行って、
時間もお金も費やしてきて、
いくつかフィルムのエディタークレジットをもらって帰国して、
最初は慣れない短尺(15秒とか30秒とか)に戸惑い、
大きなクライアントから小さなクライアント、
Webムービーからバンパーまで、
1フレを削るの削らないの、ってやってきた。
会社員だから、異動って言われたら黙って異動するものかもしれない。
でも、会社員である前に編集屋でありたかったのかもしれない。
なので、会社員の方を辞めることにした。
こんなコロナ禍の中で、
正社員というステイタスをわざわざ失うなんて、
もしかしなくても阿呆かもしれない。
フリーランスで食っていけるなんて微塵も思っていない。
でも、おばちゃんは退職するのだ。
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