薬物療法で辛かったこと
私の体験した薬の副作用であるアカシジアが出た話をします。
これから書く事は個人的な体質や症状、薬との相性がありますので、昨今はネットに薬の情報に沢山アクセスできます。その中でも個人的な意見が多く寄せられていて、専門的な内容になるので正しい情報かどうかの判断も難しくなると思います。薬の知識はお医者のご意見を判断の材料にするのが正しいと思います。副作用については薬を飲めば、度合いは違えどもついてくる事ではあると一般的に理解されています。
なので、ここからは私個人で起きた事を書いてます。不快でしたらここまででよろしくお願いします。
私がまだ、病気を発症して間もない頃、病気について冷静な判断や理解が出来なかった為、とにかく薬に頼るしか抜け出せる道は無いと追い詰められていた。
藁をも縋る思いで選んだ病院(某心療内科)の診察にて、何分か話しただけで、ある病名がつきました。その時、認められない気持ちとそんな5分ぐらいの診察で、断定して病名がついた事に違和感がありました。
そして自宅に帰って、処方された薬を飲み、10分ぐらいして副作用が出た。
落ち着かなくて、そわそわした感じになり、じっとしていられなくなる。
自宅にいても、じっとしていられなくて
気を紛らわす為に近所を歩きにいったり、暖かいお茶を飲んでも、気持ちが落ち着かず、意に反して体が反応するので、耐え切れなく気持ち悪くなり、精神科の救急にかかった。
夜も遅くなってきたので、日が沈んで、活動が減って気分も落ち着いてくるはずが、道中の電車やタクシーも落ち着かなくて、どうにかなるんじゃないかと、強い不安があった。
電車で5駅ぐらいの離れた精神医療救急にかかって、気さくな先生が診察をしてくれた。
お薬手帳を見て、頓服を処方してもらった。
アカシジアだね。っと顔色ひとつ変えず、診察していただいた。自分以外の人はこんなに落ち着いているのに、診察室でじっとしていられないのが恥ずかしく感じて、この時間がすごく苦痛で長く感じた。
診察後、その頓服をすぐに飲んだら、10分ぐらいで体の反応が収まって、身体の落ち着きを取り戻した。
私はまだ何が起きているのが、理解出来なかった。それは、私が精神薬の知識がなかったという点、分からない事を先生に聞けないほど、認知力が低下していたこと。
お医者さんが病状を見極めるのに
まず患者(私)のしんどさを伝える力、体調が思わしくない難しい状況下で受け止めて
それを伝える能力がなかった為、的外れな事を言っていたように思える。
私の少ない言葉で、しんどさを汲みとって診察してもらう事になり、お医者さんとの診察が浅いものになったように感じた。
その後、心療内科の通院はなくなりました。
後日セカンドオピニオンで分かった事、心療内科で処方された薬は合わなかったこと。
処方されて飲んだ薬(クエチアピン)が
合わなかったこと。ミリ数も含め。
薬の利用は賛否あると思うので、今でも服薬中の身でお話しすると、やっぱり薬はなるべく減らしていきたいです。
発症直後の急性期は不安になったり体調の変化や気分が優れなくて、困った時に飲むのが気持ちの安心になっていたので、お守りのように思っていた時期はありました。
その一方で薬を毎日、薬を飲むという事で、自分は病人なんだ、辛いな。と毎晩考えました。思わずにはいられませんでした。言われた薬をただ服薬するだけではいけないと、思うようになりました。
今では食事療法も凄く大切になります。
あと、自立支援や障害年金制度も知っておきたかったです。
それだけではないですが、初診日を基準に申請がおりるか、否かも判断されます。
私は障害年金の申請が通らなかったので
経済的に不安な要素になり、短時間の仕事を
続けなければならなかったので
制度がうまく使えたら親を頼らずに
もう少し、休めただろうと思う時があります。
今日はここまで。