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そうなんだって

 自分で自分を毎日のように壊して、砕いて、拾って、また壊す。

 壊れたものはなおらない。なおすことはできない。

 なおしたそれは、なおす前とは別の存在だ。

 心しかり、物質しかり。

 心ならなおさらもうなおらない。

 なおらない心を毎日のように壊して、砕いて、拾って、また壊す。

 何の意味もない。意味がない。理由もない。

 それしかもう自分の自分への贖罪する方法が思いつかない。

 だって、そうしてればいつか自分の世界が終わるでしょう。

 自分は痛くない方法で自分の世界を終わらせたい。

 消えることに躊躇がないようなやり方は、自分で自分の心を毎日壊すことしか思いつかない。

 人を傷つけて、赦されないことを四回もやった自分は生きる資格なんてない。

 でも死にたくもない。

 まだ心が生きているから。

 だったら、心が壊れても、壊れても、まだ立ち上がるなら、自分で自分で壊すしかない。

 自殺に躊躇しないように。

 完膚なきまでに自分で自分の心を完璧に壊すしかない。

 そうすればいつか、死ねると思う。

 ほんとうに自分で自分を殺すことができると思う。

 今はそれしか思いつかない。

 未練はあるけど、生きる資格が思いつかないから、死ぬこと以外、思いつかない。

 

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