「肌が映しだすナチュラルビューティー:あらゆる人が内側から輝くためのファーストステップ①理解編」
ふっくらなめらかな肌、輝く目、ツヤのある髪、しっかりとした歯、、、。
これらすべて、外見の美しさ以上に、内面の健康やライフスタイルを反映するもの。
特に、人間の皮膚は外部環境と体内の健康状態の両方に敏感であるという特徴があります。でも、年齢を重ねると、その変化が目に見えて表れやすくなるのは周知の通りですね。
今回①理解編で、性ホルモンが肌の構造に及ぼす影響と、加齢でどうなるかを抑えます。(3分くらいで読める内容です)
次回②実践編で、未来の肌健康を保つための取り入れやすいスーパーフードとサプリメントを紹介します。
アンチエイジング、スキンケア以外で、どこから手をつけたらいいのかわからない!という方への、ファーストステップになったら嬉しいです!
肌の構造:性ホルモンとライフスタイルの影響
肌の構造は、性ホルモンの影響を大きく受けています。代表的なふたつのホルモンを例にして説明してみましょう。
たとえば、男性やテストステロンが多い人は皮脂分泌が多く、肌がオイリーになりやすい傾向があります。
ニキビや毛穴の詰まりが生じやすいという難題もついて回るので、体験として実感している方も多いのではないかと思います。
でも、コラーゲン量が多いため肌が厚く弾力を長期間維持することができ、外部刺激に対するバリア機能も強いとも言われています。
一方、女性やエストロゲンが多い人は、皮膚が薄くなりやすいけれども、水分保持力が高いため、若いうちは肌が柔らかく、滑らかな状態を保ちやすいです。
生理のある人ならホルモンバランスの変動に応じて、乾燥肌や敏感肌になりやすい傾向が生理サイクルの中で生じたりもします。
アンチエイジングは健康の鍵
加齢とともにホルモンのバランスが変わると、肌の水分保持能力や弾力性も低下しやすくなります。これは、すべての人が経験する自然なプロセスであり、特に40代以降には肌のケアを見直す必要がでてきます。
もうちょっと詳しくいうと、テストステロンが加齢などで減少した場合、肌の弾力を維持できなくなり、シワは深くなりやすい。
弛みで輪郭が急に変わるのは、どちらかといえば男性に多かったりします。
一方女性の閉経などでエストロゲンが急激に減少した場合、コラーゲンとNMF(天然保湿因子)も生成スピードが落ちるので、シワと弛みが一気に加速しやすくなります。
実際は、いくつものホルモンや神経システムが相互に関係し合って働き、その作用によって肌の性質やトラブルの傾向が異なってくるので、ことはもっと複雑です。だからこそ、アンチエイジングは予防する意味でも、肌も含めた健康全体の鍵となります。
加齢による肌の変化にどう対応するか
コラーゲンの減少や乾燥肌は、加齢とともに進行しますが、これはホルモンの影響だけではなく、生活習慣や環境要因にも左右されます。
たとえば、紫外線の影響や、1日の水の摂取量、日々のストレス、睡眠不足なども肌に大きなダメージを与えますので、ナチュロパシー的多角的なアプローチは重要かなと思います。
なかでも口に入るものは身体そのものになってゆくので、後編記事
「肌が映しだすナチュラルビューティー:②実践編」 のスーパーフードのリストを参考に食生活の充実を図ってみてください。
実践編は、おすすめスーパーフードとサプリの二本立てになっています。
ナチュロパシーのツールを全部投入すると、記事が長くなりすぎるので、シンプルに栄養学的側面にだけフォーカスした内容にしてあります。
お楽しみに!
今日も読んでいただきありがとうございました!