茶飲み友達は無形資産!
人生って色々なことが起こりますよね。
不意の事故や災害のみならず、お祝い事も含めて数え上げればキリがなく、コロナのような社会的に大きな変化でなくても、自分や自分を取り巻く環境は常に変化の中にあるといってもいいくらいです。
変化変動の連続が人生なら、そんな節目を超えてゆける精神的身体的スタミナがあることは重要だし、そのスタミナの元は自分の健康とお互いを支え合える人間関係に尽きると、このところ身に染みて思うのです。
そんなことを考えているのは、自分自身が今またしても変化の中にあると感じているから。
大家さん側の理由により退去の申し入れがあり、今住んでいる借家を契約終了をもって引越さなくてはならなくなりました。
ロックダウン中の4月の終わりに越してきたこの家で、自然派暮らしを初めてなかなかいい感触だったのでとても残念なのですが。
とはいえ借り暮らしをしている限り、持ち主の都合で移動を余儀なくされるのは常。
ただ、最近大家さんサイドと大小のトラブルが発生しておりました。
オーストラリアではオーナーの権限は大きく、不動産屋さんにとってお客様はオーナーであり店子の側に立つことはありません。
とくに不動産業者の仲介がないプライベート契約の場合、更なる注意が必要で、自分のケースはこちらに当てはまります。
ちょっと変だなと思うことがあれば、州の賃貸住宅における公正取引サイトで情報を得て自分側と相手側の権利を確認し、整理したうえで必要な記録を時系列にとっておくようにしています。
自分の場合、先方からの退去申入れの前に、引越しすることをもう考えていたので、流れにはあんまり驚かなかったのですが、新居への移転まで問題なく進むように気をつけていきたいと思っています。
大人になってかなり経つ自分は、大なり小なりの痛い思いと、時には高いお金を払い(払わされ)、危険をかわすスキルを(微々たるものですが)身につけてきました。
でも、災難というのはもちろん今後も続くでしょうから、これからもステップアップしていかなくてはなりません。
そのなかで、ストレスを溜めずに難しい時期を乗り切るには、信頼できる茶飲み友達が周りにいてくれるって、本当に重要なのです。
自分の考えの詰めの甘い部分や偏りを、指摘するだけでなく整理する手助けをしてくれる頭脳を持つ周りの友達の支えがあると、難しい状況もなんとかなるように思えるものです。
いい人間関係は、健康と並ぶ無形資産で、お金に変えられないなとつくづく感じる今日この頃。
狡猾になった人間を相手に、自分が平常心で防御と攻撃を使い分けてゆけるなら、それはいい人間関係からパワーをもらっているからに違いない、という気がしています。
自然派生活に暗雲が立ち込めている年の暮れですが、こういう状況も案外悪くない。
マイペースで変化を乗り越えていきたいですね。
(ちなみにタイトルの写真は "お茶の実" です)