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四国岬巡りの旅 2

前夜は「道の駅めじかの里土佐清水」で仮眠。日の出時間が7時10分頃なので、逆算して出発。国道321号(愛称:足摺サニーロード)と県道を乗り継いで約30分。足摺岬駐車場に到着した。薄暗い中大きな立像が見えるが、確認することもせず灯台へ向かう。

日の出前
足摺岬灯台
漁に出る漁船
Goproの調子が悪い(カメラ替えたい→買えない)
貨物船
ポイント?で釣り人を下ろすボート
右手に駐車場、左にトイレと観光案内所
中浜万次郎像

中浜万次郎(ジョン万次郎)は確か小学校か中学校の教科書で知った。それから数十年後に、津本陽の小説「椿と花水木」を読んだ。幕末のあの時代に太平洋を漂流し、運よくアメリカの捕鯨船に助けられてからの人生は、万次郎の人間としての資質もあって、まさにアメリカンドリーム、サクセスストーリーである。そのジョン万次郎の資料館が次の目的地への走行ルート上にあることを知り、立ち寄ることにした。

ジョン万次郎資料館

足摺岬駐車場からはサニーロードを北上しておよそ25分で到着。当たり前と言えばそうだが、年末年始は博物館・美術館は休館が多い。この時期(12月30日)に開館してくれているのは本当に有難い。

精巧なジオラマや模型が幾つもあります(館内撮影フリー)

じっくり見ても1時間かかりません。JAF割引があって入館料350円(通常は440円)は、万次郎と彼が生きた時代を知るには十分お値打ちと思う。高知市内の観光地の飲料の自動販売機で海洋堂のフィギュアが買える。正確にはダイドードリンコの自動販売機。400円を投入して出てきたのが…。ジョン万次郎。坂本龍馬が欲しかったが、これはこれで良い記念になった。

自動販売機で買ったジョン万次郎のフィギュア

高知県土佐清水市から愛媛県宇和島市まで120km、2時間40分の移動。遊子水荷浦の段畑を見てきた。ここはNHKのテレビ番組「よみがえる新日本紀行」で知った。西四国へ行くことはまず無いと思っていたが、機会があれば行ってみたかった。遊子水荷浦(ゆすみずがうら)は真珠や真鯛の養殖が盛んにおこなわれている一方で、段畑を利用したジャガイモの生産も行う半農半漁の町だ。

駐車場の茶店(右)は年末年始休業中
段畑の向かいは水荷浦、真珠や真鯛を養殖
段畑

段畑は最も高いところで標高60m、平均勾配が約40度。畑地の縁辺を成す石積の平均高さは1m以上と言われる。2007年に国の重要文化的景観に選定されている。見学者も指定された場所であれば上れるようだが、とても登る気力は無く景観を目に焼き付けて引き返す。今夜の仮眠地へは75km、2時間弱の移動となる。

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旅行日:2024年12月30日



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