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御射鹿池(みしゃかいけ)

2024年最後の3連休。初日は台風崩れの熱帯低気圧の影響で大雨が予測された(実際そうなった)。天気が良ければN-VANで前夜に出発し、車泊して「美ヶ原高原」か霧ヶ峰の「車山」辺りをウロチョロする計画で準備を進めていたが頓挫した。初日のホテルが予約してあるので行かない選択肢はなく、JB23ジムニーで雨がパラつく中、早朝自宅を出発した。

中津川市坂下地区から木曽路を走り、権兵衛トンネルを経て伊那へ。権兵衛トンネルを抜けたところで予報通りの大雨となった。権兵衛トンネルは開通以来何度も利用しているが、諏訪市までの往路でこのルートを利用するのは初めてである。土砂降りの雨はまもなく落ち着いたが、本当の大雨は午後からだった。

権兵衛トンネルを伊那側へ抜けたところ
出典:Tennki.jp
有賀峠を諏訪に下りる。晴れていれば眼前に雄大な八ヶ岳連峰が見える

「有賀峠」。距離は短いが、諏訪市へは急坂である。有賀峠が最後の難所かと思ったが、長野県道191号「湯みち街道」の御射鹿池手前の九十九折もなかなか手強かった。雨に濡れた舗装路に落葉の絨毯ということも災いして滑るし、前に進まない(登らない)。

長野県道191号線「湯みち街道」を登る

九十九折の急坂な登りは、660ccの5速変速機の後輪駆動の軽自動車はとても辛い。次の機会は四駆に切り替えてチャレンジしてみることにする。

長野県茅野市豊平

標高1500mにある御射鹿池。実は農業用の貯水池である。周辺が八ヶ岳中信高原国定公園に指定されていることもあり、2010年には農林水産省の「ため池100選」に選ばれている。画家・東山魁夷の代表作、「緑響く」のモチーフになった場所として知られている。

雨の紅葉(実際はカラマツの黄葉)もまたよし

尚、御射鹿池へは昨年8月に飯盛山の帰りに訪れている。この時はまさに「緑」響くだった。

降り止まぬ雨にうんざりしながら「横谷峡」にも足を延ばしてみたが、遊歩道のコンディションが悪く、雨中ハイキングの装備(合羽、登山靴)も用意していなかったので撤退した。富士見町に下りて「ハルピンラーメン」でランチタイム後、大雨の中、富士見パノラマリゾートの駐車場で時間調整をしつつ、売店で信玄餅を購入しジムニーの車中で食べたが、きな粉を飛び散らせてしまうという失態を演じてちょっと反省。

早めにホテルに入って夜の部へ…。

旅行日:2024年11月3日


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