星野源と元彼
星野源を目にすると元彼のことを思い出す。
ラジオも、音楽も、文章も、その内容も全部元彼につながってしまう。
偶然かもしれないけど。
星野源のオールナイトニッポンで紹介された曲がドライブで聴いた曲だったな、とか、そもそも星野源をよく聴いていたな、とか、こういうの好きそうだな、とか。
実家の図書館で星野源のエッセイ「いのちの車窓から 2」を読んだ。東京の図書館だと新刊は予約100人待ちになってしまうので実家に帰った時にできるだけ本を読むようにしている。
私自身は星野源の大ファンとかではない。何気なくエッセイを手に取った。何でだろう。
「出会い」は「未来」である、という章は元彼のことを思い出さされた。尊敬していた人のお気に入りのレストランが庶民的だったことに好感をもった星野源のエピソードを元彼は気に入りそうだし、きっと真似する。元彼も日常の中の幸せを見つけるのが好きだった。別れる時にはそんな彼にうんざりしていたんだけど。私が苦しんでいる時にそんな能天気なこと言わないでよ!って思ってたな。ああ、思い出したら腹が立ってきた。
とにかく、私の日常はこういうの好きそう、で溢れている。一時期よりは落ち着いてきているけど、どうせなら文章で全部消化してやろうと思う。
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