こうして作業時間20分で夕飯が出来ます
今日の夕ご飯は
アボカドと新玉ねぎのサラダと、たらこパスタ。
完成までの所要時間は20分。
その時々の思考と行動(時々感覚)について、作業分析という視点で考えてみたら面白かったというお話。
このご時世だからこそゆっくりと丁寧に時間をかけて料理したいところだけれど、とにかく、シェアしているキッチンを自分ひとり長時間使うわけにはいかないので、時短!時短!を意識して作った夕食。
いかに効率よく作業をするかを頭の中で考えながら、実際に手を動かすので、これは自分との勝負。
では、スタート!!
①まず、パスタを茹でるのに使うお水を、電気ケトルで沸かしているうちに、
②アボカド二分の一をカット!
(ケトルって思ったより早く湯が沸くから少し焦る。アボカドは程よい柔らかさで包丁の入りもスムーズで心地よい。)
③そうしているうちに、予想通りで早くもお湯が沸いてきたので、フライパンにお湯を移し、再び沸騰するまで待っている間に
④新玉ねぎをスライサーでスライス
(お湯はフライパンに移している間に一度冷めるけれどすぐに再沸騰するから焦る。が、スライサーで手を切らないように、最後の方は細心の注意を払うための集中力を発揮。減っていく玉ねぎとスライサーの位置関係の変化を観察することが必要。)
(新玉ねぎはみずみずしくて甘いため、水にさらす必要がなく、生で食べるのが美味しい。)
⑤アボカドと新玉ねぎを合わせて、中華スープの素をさっとふりかけ、ごま油をたらし、白ごまを振りかけて、和える!!完成。
(調味料の量は感覚、目分量。なんとなくこのくらいが丁度良いかな、という勘。)
サラダ作成時間は五分。
ホッとしているのもつかの間、フライパンはゴボゴボと沸騰している。
⑥塩を入れ、パスタを投入。
(塩はミル付きのもので、3捻り程、雑巾を絞るように気持ちと力を込める。握力それなりに使う。パスタは片手で’O’を作ってみたほどの量。
ゆで時間は11分とのことだけど、アルデンテが好きなので、10分弱でいこうと決意。
その間に、ソースを作る(ソースは10分以内で完成させなければならない。)
⑦ボウルにタラコとバター、オリーブオイルで焦がした刻みニンニクを合わせ、茹で上がりそうなパスタのゆで汁をボウルへ投入。
⑧ゆっく~りと混ぜ合わせ、乳化させる。
(パスタとソースを絡みやすくするため。あとゆで時間3分はあるのでここで時間を稼ぐ。)
⑨茹で上がったパスタを絡める絡める。
(パスタトングを開いたり閉じたり。握力それほど必要なし。)
⑩お皿に盛り付け、ちぎった海苔(指先を使い、出来るだけ細かく)を振りかけ、完成。
ふう~。精神的に焦りすぎはよくないけれど、時短、という点で最善を尽くせたことへの達成感はあった。
そして、どんな状況下でも、調理される’食材の変化’を感じることに焦点を置いて、取り組めるようにしていくことが今後の課題であると気づいた。
そんなこんなで、作業分析的視点で考えながら料理してみたら、自分の価値観の気づきに繋がり、その価値観を磨き、成長するための日々にしよう!と改めて思えた。
好奇心を、日常的な喜びに変えて。
P.S.ニンニクは香ばしいのだけど、ちょっとくどくて、焦がさなければよかったかもしれない…どうすればよかったのか、どなたかからご意見をいただきたい。