“ネットサーフィンがやめられない”
またやってしまった。
私は何時間読んでいたのだろう、、、。
今回私が見てたサイトは旅好きはもちろん、意識高い系女子にはたまらない記事が多い。自分の背中を押してくれる言葉たちに、光の加減が絶妙にお洒落な写真たち。私もいつかこんな風に、、、。なんて完全に自分に酔っちゃうよ!(笑)それに読み終わると、今日からがんばろう!ってポジティブな気持ちになる。私ならできる!ってさ。でもね、よくよく考えたら具体的にやることは決まってないし、何をがんばるのかわからないし、、、私って役立たず。結局ネガティブゥ!なんなのこの時間の無駄!
この憤りでネットサーフィンがやめられない理由を考えてみたのよ。私が思うに主に3つ「関連記事の有能さ」「脳の休憩」「現実逃避」かなと。
関連記事の有能さについては皆さんご存知かと。開いたコンテンツから似たようなコンテンツを下に表示して、私たちはまんまとその記事に吸い込まれていく訳ですね。「バックパッカーにオススメの国」とか「旅に出ることのメリット」とかそんなんだけで食いついちゃうから。これじゃ永遠ループを繰り返します。
2つ目、寝る前に携帯とかでさ、いくら記事を読んでも、いくら動画を観てても全然疲れないじゃない。あれって多分脳をほとんど使ってないからだと思うの。アウトプットしてる時に脳の100%を使ってるとしたら、インプットって30%くらいしか働いてないと思うの。だって徹夜で暗記した答えより、テストで間違えた問題のが覚えてるもん。つまり、私たちはインターネットを通して情報を得てるようで、流し見をしてるだけだったのです。これって何にも頭を使ってないから楽なのよ。脳の休憩をしてるだけ。ボーッとしてるより生産性があるように見えるけど、あまり変わらないと思う、私は。
最後の「現実逃避」について。TEDトークにて、マット・キリングワースが「幸せになりたい?目の前のことに集中しましょう」の中で話してたんだけど、人が幸せを感じる時って集中してる時なんだって。つまり人は何かに集中してれば、他の一切の問題を考えずにいられるってこと。
例えば、
仕事でミスしちゃったなぁ(ため息)
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LINEニュース
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お、上野の子パンダに歯が生えてきたのか〜可愛い〜。
はい!このニュースを読んでる時、あなたの頭の中が「仕事のミス」から「パンダ」に変わりました。人間は単純なので深く2つのことを考えられません。だからこそ、何かつらいことがあった時はインターネットで何かを見ることで、少しの間、問題について忘れることができるのです。これを私は「現実逃避」とみなしました。
何が言いたいかというと、ネットサーフィンはただの息抜きってこと。自分以外について考えることで、少しでも自分の問題を忘れることができるのよ。毎日大変だし、少しでも息抜きしたほうがいいんじゃないかな。でもがんばってないのにネットサーフィンすると、罪悪感しか残らないけどね。