“ナヤミって聞いてもらうだけでスッキリするよね”

文章は読みやすく、相関図が複雑で、途中でうるっとする場面もあり、本当に面白い作品だった。

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」著東野圭吾

時間軸が過去へ行ったり、未来へ行ったり、さらに登場人物たちもみんな不思議な力で繋がっていて。とにかく登場人物ひとり一人に幸せになって欲しいと思える作品だった。

実は東野圭吾さんの作品を初めて読みまして。しかも知り合いの人から2年くらい前に、面白いからあげるともらった本なのに、なかなか読んでおらず。（もらってすぐにちょっと読んだら入り込めなくて。）電車の中で読む用にと久しぶりに手にしたら、めちゃくちゃ面白い！すぐに読み終えてしまったよ。しかもその日に「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の映画化のCMを見て、本は読むべき時に読むんだなぁと改めて実感しました。

教訓的なものがあった訳ではないけれど、真摯に生きることが大切だよね。