
2025年2月3日
2025/02/03 23:24
それって何?という話。
哲学ってつまり何なんですか?という疑問を哲学を教えている人に投げかけた。
それは大きな問いだねと、ちょっと困った顔で答えてくれた。
この問いに対する答えがひとりひとり違うことが哲学を哲学たらしめているらしい。
なるほど、なんか、分かる。
問いを立てることが哲学なんですよと教えてもらって、なるほどスッキリした。
ということは、どうやら人間は日々哲学をしているのではなかろうか。
どうして朝は起きられないのか、なぜ仕事をするのか、遠足の日に限って雨が降るのはどうしてだろうか。これらもちゃんと向き合って「問い」にしていく。
このエッセイだって、そもそもなんで書いているのか。
ただ書きたいから。いや、どうやらそれだけではない気がする。
書きたいだけなら日記にでもすればいいのに、全世界に向けて公開している。
あなたに読んでもらいたい。でもそれだけじゃない。
私はこんなことを考えているんだけれど、あなたはどう?
そう、これは問いかけのひとつだ。
こんなことを考えながら、雪のちらつく街を早足で歩く。
明日積もるかな。風が強いから積もらないかな。
心はいつも未確定なその先のことで満たされている。
街についての談話イベントに参加した。
街って何だ。住みやすいって、どういうことだ。
市民。県民。国民。あなた。わたし。
世界に向けた自分の意識を、私の心に集めてみる。
私はどう思っているの。何が好きで、何が大切なのだろう。
どんな未来を描いて、誰と笑っていたいのだろう。
この心は、つまり、何?
15分で言葉をひねり出す傍らで、明日の予定を考えていたりなんかして。
今この瞬間は、つかみ所がなくて指からこぼれ落ちる。
あと20秒で、何が書ける。
あなたなら、どうする。
2025/02/03 23:39
タイマーが鳴ったので、今日はこのへんで。