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【Days in NY】 2023-04

4月がやってきた。
10月に赴任してから寒くなる一方だったから、待ちわびた春の訪れだ。


年度初めのタスクで残業の日々。
この日の気温は30度近くまで上がって、ヘルムズリービルは真っ赤にライトアップされていた。

ブロンクスへ動物を観に行く(Bronx Zoo)

暖かくなったので、家族でブロンクス動物園へ。
全米最大規模の動物園。
子供達もお気に入りで、割と気軽に行ける距離感だしと、年間パスを購入。
この年間パスは、セントラルパーク動物園やクイーンズ、ブルックリンの動物園にも入園出来る。
その後も何度か行くことになった。

北東側の入り口から入ってすぐに迎えてくれるのはバイソンの群れだ。
人に慣れているゴリラ
孔雀はそこら中歩き回っている
動物園や公園に行く際の必需品

ブロンクスへ野球を観に行く(Yankees Angels)

同僚とヤンキースの試合を観戦。
大谷翔平選手が在籍するエンゼルスとの対戦。
僕にとっての最初のMLB観戦だった。

憧れのヤンキースタジアム。晴天に恵まれた。
試合前にアップをする大谷選手


日にもよるけど、4月の夜はまだ肌寒かった。
回を追うごとに厳しくなって、最終的には皆でホットココアを飲んだ。

大谷選手はこの日の初回からホームランを打ってくれた。
あまりにも平然とスタンドに入ったため、観る側も心の準備が出来ていなかった。

この日は登板は無かったけど、チームにとってもファンにとっても、二刀流の価値というか、いつ観てもワクワクして、バッターでもピッチャーでも超一流で楽しめる唯一無二の存在。
それこそ、動物園にいて、遠くから、他の種類の動物を眺めるような感覚を覚えた。

ブルックリンへ音楽を聴きに行く(Built to Spill)

春になると音楽のイベントやツアーも増えてくる。
金曜日の仕事終わりに、ブルックリンまでBuilt to Spillのライブを観に行った。

Muralだらけのストリートを歩く。

ストリートの印象がマンハッタンとはまた違う。
ラフで個性的な格好をしている人が多い印象。
街の雰囲気と流れる時間感覚に、少しだけ既視感があったのだが、一度訪れたオレゴン州のポートランドなのかもしれないと思った。

開演までの間、近くのカフェで時間を潰す。
仕事終わりに、窓辺の席から人の行き交いをボーッと眺める。

開演時間が近づいたので、会場へ。

会場のBrooklyn Made。チケットは完売。
The Planが流れてブチ上がる会場。

Liar。音数の少なさがいいな。

アンコール終盤は、The Halo Benders名義のこの曲も演奏した。


ツアーのフライヤー
ライブ会場の屋上から。遠くに見えるマンハッタン。
目当てのBuilt to SpillのShowがはじまったのは23時頃で、終わったのは25時。
流石に帰宅するのが大変だった。

Built to Spillについては、その後、2024/9にも観る機会に恵まれた。
その際の記事はこちら。

学校(補習校)

子供が日本人補習校に通い始めた。
平日は現地の学校に通う日本人の子女に対して、週末に日本の教育や文化を学ぶ。
平日の通学に加え、土曜日の午前にも登校するのはタフだけど、幸いにして、文句を言わず通ってくれている。

場所は現地の学校を週末だけ間借りする形のため、現地の学校がどういう雰囲気なのかを垣間見る事もできて面白い。

ヨーダが人気の模様
おそらくブラックヒストリーマンスの時の掲示が残っているものか。


英語学習(We Speak NYC)

引き続き英語は奮闘中。
朝は家事をしながらPod Castを聴いて、その後、Camblyでオンライン英会話に取り組むというルーティンをただただ継続する。

ニューヨーク市が移民向けに無料で提供するESLプログラムも試してみた。
In Personは図書館で、週末はオンラインで開催。
土曜日は娘の補習校で、どのみち遠出は出来ないから、オンラインで申し込んでみる。
参加者は日本人は殆ど居なくて、ヨーロッパや中南米からの移民が殆ど。
内容もニューヨークでの生活や、インフラ、社会保障サービスを中心に、英会話というよりは基礎的な読み書きが中心だったかな。
他の国の参加者は、答えが分かっていようがいまいがどんどん手を挙げて発言する。
日本の英語教育を受けてきた自分は、そういう瞬発力は弱くて、逆に基礎的な文法やボキャブラリーについてはある程度自信を持って回答できるなというのが分かった。(ただし、会話中の文法はすぐ乱れる)
数回参加して、家族との時間を天秤にかけて、自分の課題である英会話という点では、即効性のあるプログラムでは無いと感じたため、離脱することに決めた。

終わりに(セレンディピティ)

どこかの店から流れたこの曲。
ロンドンのティーンネイジャー、Joyce Cisseのソロ名義。
セレンディピティというのか。
サプスクリプションだらけの世の中だと難しいけど、こういう偶然の出会いは大事にしていきたい。

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