見出し画像

40kmチャリで走ったら頭おかしい奴扱いされた 2024/10/6

こんにちは!

だいすけです!


(今日のノートは疲れすぎていて、特に変なことになっているかもしれません)

昨日の予定だった姪っ子の運動会。
今日に変更になりました。
昼から友達と会う予定だったのですが、ギリギリになって急遽変更してもらい、行けることになりました。

電車で行こうと思っていたのですが、電車も自転車もほとんど時間は変わらないようでした。
姪っ子の幼稚園まで22km。

アップダウンの激しいマダガスカルの山道を30km走った僕にとっては走れない距離じゃありません。

なら、行ってしまおうかと軽い気持ちで自転車で行くことにしました。

朝、家を出る時に佐野(妻)のお母さんに遭遇しました。
「チャリで22km先まで行ってきます。」
「へ?自転車で?」と驚愕していました。

明らかに僕を見る顔は「正気か?こいつ?」と言わんばかりの表情でした。
遠くても1,2km走るための自転車を22km先の用事のために使うなんて普通の人では考えないでしょう。
ですが、最近自転車で18km先まで走っているので、22kmも18kmも僕にとってはさほど変わりません。

「気を付けてね」と送り出され、姪っ子のいる幼稚園まで向かいました。

姪っ子の幼稚園までは意外とアップダウンがあって、結構足に来ました。
昨日も18km走っていて、4時間立ちっぱなしで仕事してたので、まだその疲労も取りきれていないようでした。

でも、なんとか開始30分遅れで到着して、姪っ子の運動会をみることができました。
会場について、家族に「どうやってきたの?」と聞かれたので「チャリで来た」と答えました。
「えー。」とドン引きされました。
「なんで電車で来なかったの?」と聞かれ、「だって時間変わんないんだもん。」と答えるともう呆れられました。



幼稚園での姪っ子の運動会は今年で最後です。
前2年間はマダガスカルで見られなかったので、今回見ることができてよかったです。
1番の見どころはクラス対抗のリレーでした。
クラス全員で繋ぐリレー。
いい感じに速さが拮抗していて、お互いに抜かれては抜き返しの接戦でした。
いい勝負だ!と固唾を飲んで見守っていると次は姪っ子の番。
心の中で「がんばれよ!」と祈っていると
前走者が姪っ子の目の前まで来ました。

バトンが渡されると、、、

姪っ子は全然受け取ろうとしませんでした。

僕らも「え?あの子何してるの?」と唖然。

姪っ子をよく見ると

姪っ子は少し先に出て行った相手チームの子を見ていました。

まるでまだ自分の番が来ていないかのように、先に走って行った子を眺めていて、全くバトンに気付いてませんでした。

家族全員で「ええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あの時はみんなこんな顔だったと思います。

家族全員こんな感じだったかも。(ワンピースより)

このおとぼけ加減、誰に似たんでしょう?
びっくりしながらも、笑いが込み上げてきました。

結局、姪っ子が出遅れたせいで、かなり距離を突き放されてしまいました。
心の中で、うちの姪っ子がすみませんと思ってました。

が、姪っ子はというと「あたし、頑張って走ったよ!」と超満足げな顔でその後のレースなど我関せずというような素振りでした。

かなり距離が離されてしまいましたが、その後は姪っ子チームは精鋭揃いで、半周近く離されていた距離もあっという間に距離を縮め、気づけば追い抜いていました。

アンカーがゴールする頃には逆に半周の差をつけて、劇的な逆転勝利を生み出しました。

あまりの鮮やかな展開すぎて、姪っ子がこのドラマティックな展開を生み出すためにあえてやったんじゃないかと思えるくらいでした。

運動会を観る側で参加することが今までなかったのですが、あれはなかなか大変ですね。
愛する息子、娘の晴れ姿と言えど、1日カメラを片手に撮り続けるというのはなかなか大変だと思います。

皆さんもご存知ですが、最近の運動会は夏が異常なくらいに暑く、そんな中で開催するのは困難なので10月開催というのが多いようです。
また、1日ではなく、半日にして終わらせるのがスタンダードになってきているようです。

子供にとっては楽しい運動会なので、1日でも構わないと思いますが、それを準備する先生や参加する父兄の方々は大変だなと思います。
半日くらいがちょうど良いんじゃないかなと感じました。
午後はゆっくり家族のコミュニケーションを取る時間として使ってもらったほうがいいんじゃないかなと思います。

そんなわけで、無事に運動会も終了しました。


帰る前に、両親と食事に行こうとしたのですが、近くのお店は駐車場がないお店が多く、駐車場があっても激混みの状態でした。

待ち時間40分。

流石に待てず、今日は予定があるのでまた今度ということになりました。

帰りもまた22kmの道のり。

帰り際に妹の旦那からマグロをもらいました。
5日間、氷水につけてその後捌いて、冷蔵されていたもの。
締めたばかりのものは固くて食べられないそうで、今ぐらいがちょうどいいらしいです。
冷蔵でもまだ持つので保冷剤を入れてもたせてもらいました。

マグロもあったので途中でお店に寄ってご飯をかきこんで、急いで家に戻りました。

急いで戻ったのも、理由はマグロだけでなくその後16時から友達と会う予定でした。
一旦準備して、また急いで集合場所まで向かいました。

2年前、マダガスカルに行く直前くらいに知り合った2つ年下のお医者さんをしている人です。
今日は彼が「ぜひ話しましょう」と言ってくれたので実現しました。

2年前と変わらぬ様子でした。
ただ、仕事にも慣れてきてあまり変化のない毎日だと言っていました。
医者の毎日は僕にとっては刺激的なようにも思います。
医者とは言っても仕事にもよりますが、人の生死を扱う仕事です。
そんな毎日も慣れると刺激が薄くなってくるようです。

給料も良い。かと言って、今から何か変わったことをするなんて思えないしやりたくもないでも今の日常は面白くないというのは今までの僕にはない新しい形の悩みでした。

こうやって、いろいろな人と会うのは新しい視点を与えてくれてとても面白いです。
「あーそうやって考えるのか」と毎回新たな気づきを与えてくれます。


その後、もう一人会う予定がありました。

僕よりも年齢は下の看護師の友達。
今日は医療系の友達がたまたま重なりました。
看護師で不妊治療のカウンセラーをしている人です。

自分のやりたいことに向かって進んでいる、「今」を生きている子です。

不妊治療のカウンセリングというと出産を経験していたり、ベテランの方がやるそうで、20代でカウンセラーをやるというのはなかなか珍しいことのようです。
20代だと軽く見られやすいようで、出産の経験や実際に不妊治療をしたベテランカウンセラーとの間には大きなハンデキャップがあると言っていました。
そんな中で、その差を埋めるために頑張っている姿はすごいなと思いました。

年上とか下とか関係なく自分で自分を輝かせるために頑張っている人ってかっこいいですよね。

そんな彼女がこんなことを言っていました。
「日本は性教育が遅れている。」

この言葉を言われた時は、一瞬マダガスカルからの視点で聞いていたのでちょっと驚きました。

確かにそういうことをよく聞きます。

彼女曰く、「不妊についての知識が無さすぎる。40代で生理があれば子供ができると思っている人もいる」と言っていました。
全然そのあたりの知識がない人もいるようです。
そういうことを知らない人もいるのかとちょっと驚きでした。

一言に不妊と言っても、そのカウンセリングはかなりヘビィなもののようです。
まさに根掘り葉掘り、夫婦関係、夜のこと、金銭関係などなど普通の人は絶対に聞かないことをさまざま聞いていくそうで、逆にそういうことができないとカウンセリングができないそうです。

冷静に考えれば、子供一人授かるというのに、少なくとも上にあげたことってすごく重要なことだと思います。
そういうのを含めてトータルで、カウンセリングしていかなければ子供ができないわけです。

聞いていてなかなかすごい仕事だなと思いました。

それから、不妊に関連した話でこんな話も聞きました。
どこかで聞いたこともあるかと思いますが、不妊の原因は男性にもあるということです。

将来的に子供がほしいと思っている男性諸君。自分の精子が健康かどうか子供を作る前にちゃんと調べておく必要があるぞ!
不妊は女性だけに原因があるわけじゃありません。
男性に原因があったために、どんなに治療を頑張っても子供ができないなんていうことも往々にしてあるそうです。

なので、「子供が欲しいと思ったらぜひ、二人でブライダルチェックを受けることをお勧めします。」とカウンセラーは仰ってました。

今回はがっつり性教育の話になりました。
マダガスカルでも若年妊娠で「性教育」が重要視されていましたが、日本でも「不妊」というカテゴリーで性教育が必要なのかとちょっと驚きでした。

でも、こういう話って女性にとっては言わずもがな必要ですが、男性とってもすごく必要なんじゃないかと思いました。
男性の方がこういうことの知識は少ないですし、正しく理解している人なんてかなり少ないと思います。
不妊て精神的に女性にとってとてつもなくきついそうです。
治療をすれば必ず子供ができるわけではなく、確率論なので当然できなかったりすることもあります。
それを毎回受け止めたり、治療するのも薬を投与し続けたりしなければならないようで、どんどん心がボロボロになっていくそうです。
それに、治療には相当なお金も覚悟も必要なようです。

そういうことを知った上で、夫婦二人三脚で取り組むのが不妊治療なんだなと思いました。
これを読んでいる男性諸君はくれぐれも、その責任を女性だけに押し付けないように!

今日は心底勉強になったので、皆さんにも僕が覚えている範囲で共有させてもらいました。(何か間違った内容がありましたら、ご指摘ください。)

いやはや、今日は本当に疲れました。

明日は体がバキバキだ。

というわけで、今日はこんな感じ!

それじゃあまた!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?