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さびれゆく地元の悲しい現状 2024/8/26

こんにちは!

だいすけです!

今日は実家に泊まってます。

18歳までは「自分の部屋」と言うものがあったのですが、家を出た途端に妹に取られ、帰ってきたら「自分の部屋」と言うものがなくなっていると言うことを知りました。

それが今でも続いていて、今は一時的に帰郷している妹が飼っている「猫」の部屋になっています。

正直そこで寝泊まりしたいところですが、猫がうるさいのと獣くさいので、今は妹と妹の娘たちが泊まっている部屋に一緒に寝泊まりしています。

妹は何がそうさせたのかわかりませんが、狂ったように動物好きで猫だけでなく犬、そして、家にもなにか生き物を飼っているようです。

帰ってくると妹家族だけでなく、犬もお出迎え。

帰ってくるたびに「ビャ!ビャッ!」ってなくんです。

「ワン!」じゃないです。
「ビャ!」です。

頭にくるくらいうるさくて、それを夜中にやられたもんならたまったもんじゃありません。
小型犬なので妹が気づいて犬のうえに覆い被さって、鳴くのを抑えてくれます。

それでも、帰ってくるたびにそんな状態では参ってしまいます。


この1ヶ月ずっと、帰省しているそうで、その環境の中にいる両親がいちばん大変なんだろうなぁと思うわけです。

そんなわけで今日は1日実家にいました。


昨日、「自称田舎住み民」の話をしましたが、うちの実家はこんな感じです。


山と川と木しかありません。

こんなところで18年間過ごしました。
コンビニに行くにも自転車で20分。
近くの小学校は3キロ以上先。

年が上に行くほど、学校は遠くなっていき最終的には片道10キロの道のりを自転車で通っていました。

「これだけ自然に溢れてたら活発だったんじゃないの?」と思いますが、むしろ逆で超インドア派でした。
1日中ゲームしているような子供でした。

おそらく、そんな生活をしていたからこそ、外に出るのが嫌だったのかもしれません。

が、友達に誘われれば渓流釣りに出かけたり、外でサッカーしたりなんていうことは人並み以下かもしれませんがやっていました。


僕が、学生の頃もすでに過疎化が進んでおり、地元の同級生は僕を含めて3人という状況でした。


そして、田んぼもすこしずつ耕作放棄地という耕すことをやめてしまった土地がちらほらと見受けられるそんな地域でした。


が、今。

2年前まではここは田んぼでした。

そう。田んぼだったんです。

目の前のこの状況に愕然としました。
もちろん、いつかはこうなるだろうと思っていました。
遅かれ早かれ、秒読み段階なのだろうと。

ですが、こうも早いなんて思ってもいませんでした。

ここは僕の家の土地ではありません。

が、ここの土地の所有者は知っています。
かなりお歳を召した方だったので、いつかはと思っていたのですが。

家に帰って、夜、親と話をしました。

父親が「実は田んぼ、売ろうと思ってさ」とポツリ。
前回実家に帰った時に田んぼをやめたと言う話は聞いていました。
「維持費もかかるし、荒らしておくわけにはいかないし」
ということで、田んぼを売るそうです。

そして、昼に見た写真の田んぼの所有者もうちがやめると言うので、一緒に辞めることになったそうです。

田んぼというのは、そう簡単に続けられるものではありません。
水路の管理をしたり、田んぼの管理、隣の田んぼとの調整などなど僕も少ししか知りませんが、少なくとも1人でそれを全てできるようなものではないのです。

地域の助け合い、人同士の助け合いがあって初めて成立するのが田んぼです。

うちが辞めるので、辞めると言うのも僕には納得がいきました。


うちの父親は58歳です。

一般的には若くないです。
が、農業業界では若い方です。

ですが、やめたと言うのも詳しくは書きませんが、いろいろとあったそうです。

それで、もう続けられないとなってしまい辞めることになりました。


今僕はこうやって離れて暮らしていますが、それでもここは僕が生まれ育った場所です。
どんなに遠くにいようとこの田舎が廃れ、無くなっていく様を見るのは非常に寂しいものです。

「お前が帰ってくれば。。。」という話もされました。

でも、僕にはやりたいことがある。
でも、この状況もなんとかしたいという思いはずっとあります。

でも。。。。


正直、いろんな理由で踏みとどまっています。

どうにかできないだろうか。。


今日は自分の田舎のことを、真剣に考えました。

何か面白いことはできないだろうか?

と言うわけで今日はこんな感じ。

それじゃあまた。


姪っ子から略奪したハイチュウ
寝方が小さい頃の妹と一緒
トンボの止まり木になるだいすけ

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