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フィリピン渡航前の最後の帰郷 2024/12/9

こんにちは!

だいすけです!

地元足利に帰ってきました。

フィリピンに行く前に家族に、挨拶をするためです。

今日は月曜日でど平日。
今は車がないので土日を入れて帰ってくるような形をとって、親に駅まで迎えに来てもらっていました。

が、今回は平日の帰郷となったので迎えなしでした。

「なら歩いて、実家に帰ればいいじゃん」と思うかもしれません。

が、それは都会の人の発想です。

最寄り駅まで15km以上ある所もあるんです。


そんなの歩いたら半日以上かかります。


今日は祖父の眠るお墓に拝みに行く予定があり、実家で車を借りる必要がありました。

なので、必ず実家に帰らないと行けなかったわけです。

駅から出ているバスで帰ろうとしたんですが、さすがド田舎2時間に1本しか出ておらず、次が14時。
そして到着が16時。

これはどうにもならないので、駅を降りて、歩いて別の路線の駅まで向かいました。


ここも近くと言えど歩いて15分程かかります。

本来であれば、向かいの橋を渡らなければならないのですが、工事中で新しい遊歩道のような道が出来ており、その道がより近道になっていました。

かなりショートカット出来たのでラッキーでした。


路線を乗り換えて、さらに実家に近い駅へ。

本当はこの駅で降りるのがいいのですが、本数が少ないのと時間がものすごくかかるので、この路線は使いません。


そこからは、タクシーを使いました。


地元でタクシーを使うなんて、ほとんど初めてです。

地元にタクシー業者がいること自体もしりませんでした。

駅をおりて直ぐにタクシー乗り場があって、そこで車を出せるか聞いてみました。

車は2台あって、すぐ出せそう。
ラッキーと思って、受付に行くと受付担当の方から「今出せる車がなくて。。。」と言われてしまいました。

こんなに車があるのに?と、思ったんですが僕の先に待っている人もいてそれは本当のようでした。


かなり待たされるかと思いましたが、5分程度でタクシーが来ました。

移動中は運転手と話をしました。

どうやら、車があっても運転手が不足しているらしく仕事が回らなくて困っているということでした。

公共交通機関が弱くなっている足利では同時に高齢化の問題もあります。
移動手段として、タクシーは必要とされているようですが足りていないという現状があるようです。

帰る度に色んな問題が垣間見えます。


無事に家に着いて、車をとって祖母の家へ。

久々の車。しかもマニュアル車。

やっぱり車はマニュアル車です。


楽しすぎ。


墓参りの時にちょっと時間が。

斜面にあるお墓。
階段があるのですが、それを一緒に登っていると祖母が転倒。
ゆっくり前のめりに倒れました。

それを見て僕は顔が青ざめました。

よく高齢者がコケて、骨が折れてそのまま寝たきりなんて話をよく聞きます。

そんなことが頭をよぎりました。

なんで手を、さしのべられなかったのだろうと自責の念を駆られながら「大丈夫?」と声をかけると「おー!大丈夫だよ!」と元気そうな返事が返ってきました。

普段からグラウンドを走ってる人は違います。

元気なばあちゃんで良かったと思いました。


無事に墓参りが終わり、祖母の家に少しお邪魔しました。


テーブルを何気なく見ているとAmwayのリップを発見。
「これ使ってるの?」と聞くと「ううん。こっち使ってるんだよ。」と出してきたのはこれ。

ばあちゃん、これリップやない!
スティックのりや!

出てきたのはスティックのりでした。

念の為、確認。

「ばあちゃんこれ、何かわかる?」
「これ?リップじゃねんかい?」

ばあちゃんは本気でリップだと思っている模様。

勇気を振り絞って、ばあちゃんに真実を告げました。

「ばあちゃんこれは、のりだよ」

ずっと昔からあったらしく、目が悪いのでのりなのかリップなのか判別がつかなかった様子。

でも、使ってみたらわかるはずなんですが、昔からうちの祖母はこんな調子なので、ボケも少し入ってばあちゃん節が加速しているようです。


久々に大笑いさせてもらいました。

フィリピンに行く前にいい思い出が出来ました。

というわけで今日はこんな感じ。

それじゃあまた!

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