初めて子ども食堂に行ってみた 2024/10/26
こんにちは!
だいすけです!
僕がマダガスカルに出発前にお世話になっていた栃木の国内協力員の方が主催する子ども食堂に行ってきました。
少し前に栃木の国際交流協会に行ったときに、お会いして「よかったらきて!」と誘われていました。
今まで「子ども食堂」というものに行ったことがなく、どんなものなのかあまりイメージがありませんでした。
ここでは、「一期一会」というものを大切にしているらしく、いろんな人と相席的になって会話をしながら食事をするというスタイルでした。
他でもそうなんですかね?ちょっと分かりませんが。
守谷を出発して、昼過ぎに到着しました。
お腹は限界を迎えていました。
場所は佐野市です。
僕の故郷、足利市の隣町です。
NPO法人の施設を借りて、月1−2ペースで開催しているそうです。
「ちょこっと」というグループを立ち上げて、この「子ども食堂」運営されています。
グループは、代表が協力隊出身ということもあり協力隊OBが多く所属しています。
中に入ると、すでに沢山の人がいました。
家族で来ている人もいれば、子供たちでグループで来ていたりもしていました。
思ったよりもたくさんいて、ちょっと尻込みしてしまいました。
正直、僕あまり大勢の人と関わるの得意ではないんです。
しかも、知ってる人がほとんどいない状況ってそれだけで「やばい。何話そう。どうしよう。」って頭の中が軽くパニックです。
例外に漏れず今回も、相席した家族と最初うまく会話ができず困ってました。
「何を聞いたらいいだろう?」みたいになってしまいました。
困っていると代表の方が「この子!だいすけくんていうの!マダガスカルから帰ってきたばっかりなの!」とみんなに聞こえる声で紹介してくれて、お互いの距離感がグッと縮みました。
そこから、奥さんの方が英語を勉強しているという話をしてくれて会話に花を咲かせることができました。
ちなみにここの食事は、いろんな団体や有志によって成り立っています。
大人は一人300円で食べることができます。
バイキング形式で、そのときによって料理が変わるそうです。
しかも、めちゃくちゃ美味しいんです。
正直300円で食べられるとあって、そこまで期待はしていなかったんですが、それを軽く超えてくるくらいのおいしさでした。
お腹はすごく空いていたのですが、「大の大人が「子ども食堂」と冠するところで大人気なく爆食いするのもいかがなものか。。」と躊躇いを感じ、常識的な量を楽しみました。
読んでいただいている方にちょっと宣伝です。
協力隊OBでネパールの障がい者を支援しているそうです。
その応援のために作られたのが、このカレンダーです。
カレンダーに使われている紙も現地の人が作っていて、この絵も障がいのある方が書いているそうです。
すごく温かみがあって、色使いもユニークでした。
ちゃんと、日本の祝日に合わせて丸もついてて、機能性もしっかりあります。
1冊800円だそうです。
みなさん、良かったらこれを機に寄付してみませんか?
僕も買うので、僕の連絡先知っている人であれば直接連絡ください。
お届けします。
学生さんも小学生くらいから高校生くらいまで幅広くいました。
特に目立ったのが高校生。
何人かの高校生とお話しさせてもらいました。
一人の子が、「途上国支援にとても興味があります」という話をしてくれました。
Aさん(仮名)は県内でも有数の高校に通っている子だそうです。
それだけあって、勉強は超ハード。
もう、勉強するのは当たり前だそうです。
偏差値50以下の進学校(笑)に通っていた僕とは大違いの環境です。
そんなAさん、忙しいながらも途上国の支援を行うということでどうしたらできるのかということを勉強中だそうで、佐野で高校生のうちに立ち上げたいそうです。
今の高校生はスケールが違いますね。
主語が大きすぎかもしれませんが、高校の枠を飛び出すという感覚が僕らが高校生のときはありませんでした。
大学であれば、大学の枠を超えたインカレサークルなんていうのはありましたが、高校生では聞いたことがなかったです。
僕らの頃とは圧倒的に情報量が多いです。
だからこそ、ぶっ飛んだ想像もできるってことです。
「最近の若いもんは・・・」なんて言葉がありますが、「最近の若者は一味違うぜ」って思います。
まぁ、いろんな人がいますけどね。
こういう子を見ていると「応援したい!!!!」と思ってしまいます。
今までは他人事でしたが、夢を叶えたせいか年齢のせいか、やりたいことを後押ししたいと不思議と思ってしまいます。
と、思うとともに若さって偉大だなと思いました。
何も怖いものもありませんし、何が怖いかも知りません。
Creepy Nutsに「かつて天才だった俺たちへ」という曲があるのですが、その中に「力が弱いとか、鈍臭いとか知らなけりゃ、俺が地球を守ってた」というフレーズがあるのですが、自分のことを知らないからこそ、がむしゃらにぶつかれることってあると思うんです。
たった一回の失敗や挫折で自分の限界を勝手に決めて、他人と競って敗北感を味わって、「俺なんて」ってなっていき自分が思う箱に収まっていくなんてことが世の中往々にしてあります。
だからこそ、早いうちに、いいことも悪いことも経験するべきだと思います。
しかも、何度も。
なんかこんな話をしていると自分が「若くない」ことを認めているような感じがしますね。
いや、僕は若い。若いぞ!
久しぶりにぶっ続けで会話をしたので、膨れたお腹も帰る頃には空腹になっていました。
最初は緊張していたこの空間も最後はすごく楽しい空間になりました。
そして、何よりもキラキラと希望を持って、駆け抜けている若さに出会えたことが何よりも収穫でした。
すごく元気をもらいました。
まだまだ、なんだってできる。なんにだってなれる。
それから、子ども食堂のお知らせです。
もしお近くに住んでいる方で、興味のある方がいましたらぜひ遊びにいってみてください!
それから、栃木でサンタ de ランというイベントをやるそうです。
子供の貧困をなくすために行うイベントだそうです。
参加も可能ですし、寄付だけでの参加も可能です。
まずは、リンクをクリックして日本の子供の貧困について知っていただくことが支援の第一歩です。
知っていただいた上で、この活動にご賛同いただけましたらぜひ一円でもいいので寄付お願いします!
というわけで今日はこんな感じ!
それじゃあまた!