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京都旅行備忘録 その3ー1日目 観光


緊急に計画・準備を経て無事京都に到着した私たち。

京都での軌跡を振り返ってみたいと思います。良かったら是非ご一緒に。

京都駅到着は朝7:30。

時刻表通り、お見事!

まだ観光案内所も開いていないし、長旅で子供達も疲れているだろうなあと思い

どっかで朝ごはん食べようか?

と聞くと、時間が勿体無いからもう観光を始めたいと息子達。

そういうことならと向かったのは伏見稲荷大社。ここは拝観料もなければ開館時間のようなものもない。

更に人気スポットだから朝一番で訪れるには都合がいいかも。

ということで早速JRで向かいました。

伏見稲荷大社

朝一番のお参り


朝のお勤め

事前に下調べはしていたのですが、かなりの距離と傾斜。これって軽くハイキングだねと楽しく始まった散策も下る頃には言葉数少なめ。

それでも、カナダでもたまに目にするザ日本みたいな光景は圧巻だったし、旅の最初を飾るのにはとてもいい場所でした。

でも疲れました。この時点で9:00。

長い1日の始まりです。

もう一度京都駅に戻って観光案内所へ。

私の行きたい場所やホテルを伝えると経験豊富そうな女性スタッフが丁寧にどう回るのが効果的か説明してくださって、目から鱗。

場所が近いように見えても、バスや地下鉄を熟知されている京都のプロ。

開館時間などを検討して新しいルートを作ってくれた上、それぞれの交通機関やバスナンバーまで書き込んでくれました涙。

案内所に来てよかった。そんな気持ちでいっぱいでした。

バスと地下鉄乗り放題の一日券を購入予定だったのですが、それも彼女曰く私たちの旅程では元が取れないと。

本当に助かりました。

さあ、いざ!!と力の入った私に相反して子供達

おなかすいたー座りたいー

そりゃあそうだ。早速携帯でマクドナルドを見つけて興奮気味の息子たちに引っ張られ、何故ここまで来てマック?の気持ちを飲み込み店内へ。

で、思い出しました。私の大好物アップルパイ。

カナダでは焼くタイプのベイクドアップルパイ。美味しいけれど、揚げたアップルパイとは全くの別物。

急に私もテンション上がります。


揚げたてアップルパイ

しっかり朝食も取り、次のスポット三十三間堂のある蓮華王院へ。

バスもいいけど歩いてみようと京都駅から離れてすぐ大きな寺院が目に入ります。

行ってみたいと次男坊、いつになく強い興味を示します。

うーん、でもこれからいっぱいお寺やら神社やらみるしさあ、全部見なくてもいいんじゃなーい?

と出来るだけ計画通りに進めたい私。

でもここまで来て後で悔いが残るのも避けたいのでここは彼の言う通りお参りすることにしました。

ということで東本願寺です。

東本願寺

迫力の建造物
本堂は広々


風通しがよく清涼感が癒してくれました

ここは予想以上に良かったです。観光客もいましたがとにかく広い。庭も館内も広々。とても綺麗に整備されていて気持ちが良かったです。

うーーん、ここすっ飛ばさなくて正解。次男に感謝でした。


蓮華王院


そして待ちに待った三十三間堂へ。

本願寺で大当たりして急にポジティブモンスターへ変身した次男坊リーダーに引っ張られ、疲労を隠さない私と長男のバスに乗ろう攻撃を交わし結局徒歩で到着。

早朝の鳥居ウォーキングで悲鳴をあげている脹脛をさすりながら、バスに乗れなかったことを始終愚痴ってしまいましたが、無事入館。

館内は撮影禁止。なので外の写真をご紹介します。修学旅行の思い出を振り返ると、この場所はかなりの上位。1001体の千手観音立像やその前に立つ二十八部衆の立像と、風神・雷神像。

学生の時にも感動したけど、再びその前に立つと気持ちのいい緊張感。心を見透かされているよう。長く壮大な歴史に想いを馳せていると

あの観音様マーカスそっくり!と次男坊

うーんそうかなあ?

次男の仲良しのお友達に似ていると一体の観音様を熱い眼差しで見つめていました。

当時バスガイドさんが「誰でも自分に似た顔の観音様がこの中にあると言われています。」と言っていたのを思い出しました。

お友達の顔をした観音様ならご利益がありそうだね。

大分ペースが落ちてしまったところで


蓮華法院南大門

次の清水寺へ。

もう足が限界!と怒り半分訴える長男。バス決定。

バスで清水寺入り口まで移動。京都巡りでとても助かったのはバス停のほとんどがWi-Fiを提供してくれていること。

次男Google mapを駆使して本領発揮。あと3分でxxバスが来るよ。3つ目のバス停だよ。

と、なんとも心強い。

バスを下車して清水坂を上ると目的地の清水寺。

でもその前に腹ごしらえ。

良さそうな食堂風レストラン発見。でも入り口のガラスドアに団体様予約により本日満席と悲しいお知らせが貼ってありました。

でも中はガラガラ。時間ももう1時を過ぎていたので、ちょっと覗いてみると

いらっしゃいませー

ということで無事着席。涼しい店内とつめたいお水で生き返る私たち。


美味しくいただきました


清水寺

昼食後やっと清水寺到着です。

階段再び涙
華やかな清水の舞台を支える縁の下の足組に再び感動
間違えて撮れてしまった足元もなんだか趣深し?

そして他の観光客と一緒に流れるように参年坂へ。

危うく逸れてしまいそうになるくらい、情緒溢れる狭い坂道は人でいっぱい。

なんか歴史感じちゃうよねえと興奮気味の私を横目に長男リタイヤ寸前。

早朝ハイキングからの筋肉痛、高湿度の気温高め、更に動きの読めない人混み。

このお店覗きたいという私に

本当にそれ必要?

とこわーい顔で言います。

まあ必要かって言われたら必要ないけど。

ということで三年坂に続いて二年坂も止まることなく通り抜けました。

あのーーー写真ーーーと子供達に言う私のお願いも虚しく

無理,と一言。

でもとっちゃいました!


大勢の観光客で賑わう参年坂

そのまま徒歩で高台寺のはずが、広い高台寺の敷地の横を歩いてしまっていたようで、高台寺ニアミスです。

でももう戻る気力なし。ポジティブモンスター次男も文句なし。ここはスキップします。本日最終スポット八坂神社へ向かいました。


待望の最終スポット


ゴール!!

この時点でもう3人とも限界を迎えてました。笑

残っているのは気力だけ。

ホテルに行く市バスに乗ろうと歩いていると全く逆の方向へ向かっていることが判明。

爆発寸前の長男を横に、次男坊ふたたびGoogleマップでチェック。すると今いるバス停からなんと直通バスが通っているらしい。

おおーー何だかご利益があったのかも。更に次のバスは2分待ちで来るとの好情報。次男坊大活躍です。

彼の予想から若干の遅れでお目当てのバス到来。すぐに席も空いて座ったままホテル前のバス停へ。

ホテルはネットで見つけたいわゆるアパートメントホテル。

大分不安でしたがレビュー通り、とても綺麗だったしカウンターの方の説明もとても丁寧。

チェックインを無事済ませた私たちは冷房の効いた部屋でそれぞれ至福の時間を過ごしました。

長くなりましたが、二日目の記事はまたこの次に。



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