[L&F]00 これまでのあらすじ
始まりの始まり
もう10年くらい前になるけど
チャリおもしそだなー
乗りたいなー
て急に思ってね、クロスバイクを買ったのよ。
そしたらこれが想定外にちゅか思ったとおりちゅか随分楽しくてね、以来すっかりチャリ趣味マンになっちゃったのさ。
「のりりん」とか「弱ペダ」に出会ったのもそんくらいなんだけど、まあきっかけの一つなのは確かよね。偶然その頃「シャカリキ」も読んでた時でね、何だろ、縁が集中してたね。マンガの縁ばっかだねw
元々小学生の頃に友達とチャリツーリングとかしてたから好きではあったんだけど、その後は完全に乗らねくなってたな。ほんで大学で免許取って車乗っちゃって、もう完全に縁切れてたのにね。それが突然一気に再燃した。
気がつけばそこはもう沼の中
最初はモノも相場も知らんかったからさ
「ママチャリが1万するしないで売ってんだから5万も出しゃ十分上等なのいけるべよツール・ド・フランス出るわけでもなしいけるいける!よーしすいませーんチャリくださーい!!」
て飛び込んだないいものの
どーん!
「これは…壁!?」
「これは「相場という名の現実」だ」
ぺきーん!とへし折られるわけですよ。
チャリ高ぇよw
ナメてたわー。5万だとスポーツバイクの中でも入門的ポジションなクロスバイクの中でも最低限の入門モデルなのよね。まあ他の用品も買わにゃならんだろから当時はチャリ分に5万以上用意してねかったもんで、最低限だとあんまし選択肢ねかったけど(後から知ったが時期的にも遅めだったらしい)そん中から選んだのが
FELTてメーカーのQX65ちゅやつ。色はディープレッドパールですって。
何それ?
メタリックレッドの暗い感じ?
派手なのか地味なのかよくわからんw
ほんでめでたくチャリデビューしたんだけども、さっきも書いたけど楽しくてね。がんばって漕いだらどんどんスピード乗るし、入門用ちゅても部品の精度とかママチャリの比じゃねから漕ぐのやめても平地ならずーーーっと転がるんよね。そこそこのスピード保つ感じならそんなに体力消耗せんし、なんか札幌近郊あっちこっち行ったりしてみたのさ。
更なる深みへ
ちょいちょい改造したりなんだりして楽しく乗ってたんだけど一個不満が出てきてね、手が疲れるの。手ちゅか腕全体が疲れるのね。これ何とかならんかなと。
割と初期にハンドルとかグリップ換えたりしたんだけど、3-40kmくらいならいい感じなんだけど、100kmくらい走ると最後の方だいぶダリぃのね。
鍛え方足りんかなとか色々考えたんだけど、どうやら腕の向きかもしんねなと思い至って手の置き方とか色々試してみて、やっぱ腕の向きなんだなと。前ならえする時みたいに縦向きにすると手が楽になる。だーからロードバイクはドロップハンドルなんだなと納得してみたり。
んじゃまたハンドル換えてドロップかブルホーンにしてみっかしらと思ったとこでふと気が付く。
もういっそのことロードに乗り換えたらいんじゃね?
気づいちゃったらもう止まらんよねw
そんな感じで主役機交代回が始まるのでした…
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