[L&F]18 "鉄紺"第一次能力向上改修
2023年シーズン終わって、越冬モスボール保管時に計量してみた。
この状態で
12.49kg。
メーカー公称が12.0kgで、ペダルとボトルケージとリアライト足しての数字。
追加装備の分考慮したら想定よかちょっと軽い?
まあそんなんで鉄紺もがんばって無事に3シーズン終えたわけで、乗ってて色々感じる部分もあったので、次シーズンに向けて色々と改修しちゃろかなと思ったわけだ。
ので、
ここに
多段階能力向上改修計画
の発動を宣言し、その第1段を実行する。
今回の目玉となるのはホイール、ペダル、ブレーキの3つ。
この3つに関しては各々別記事作って詳しく書くことにしたので、ここでは大まかな紹介とか。
他はまあちょこちょこと。
ホイール
<ホイールとタイヤについての詳細記事のリンク予定地>
これが今まで使ってた鉄紺デフォルトのホイール。
謎ハブにALEXRIM GD26Pの特性ホイール。
タイヤ(チューブ+シーラント)、ローター、スプロケも込で
フロント 1.71kg
リア 2.06kg
これを
MAVIC KSYRIUM S DISC に換装。
ローター、スプロケはそのまま引き継ぎ。
タイヤは PANARACER GRAVEL KING + TLC 32c にしてチューブレスレディ仕様。
そすっと
フロント 1.33kg
リア 1.86kg
おー合計で580gの軽量化。
すごいすごい。
ペダル
<ペダルと靴についての詳細記事のリンク予定地>
今まで頑張ってくれた MKS SYLVAN TOURING & MKS CAGE CLIP HALF。
回転は滑らかよ。
フラットペダルはSYLVANシリーズのどれかで決まりと思う。
左右で 497g。
これを
CRANKBROTHERS EGGBEATER 2 に換装。
見た目からしてもう軽そうよねw
左右で 280g。
半分たゆわんけど217gの軽量化は十分優秀しょ。
キュッと組み込みましたよと。
ブレーキ
<ブレーキについての詳細記事のリンク予定地>
これがデフォルトの TEKTRO MD-C510 "LYRA"。
機械式1ピストンでは結構定番ちゃ定番。
もう外しちゃってるけどw
フロント 157.8g+フロントアダプタ 15.6g = 173.4g
リア 157.6+リアアダプタ 15.7g = 173.3g。
なしてアダプタを別に書くかちゅと、バラす前に計量するの忘れたからw
ほんでこれを
RIDEREVER MCX-2(FM) に換装。
やや珍しい機械式2ピストンの中でも更に珍しいナロー対応。
フロント 179.7g
リア 178.5g
お、差し引きで12gの増量すな。
まあ機構が変わって複雑化しての12g増は上等よね。
ほいじゃ組みましょねと思ったらさ、マウントの断面にサビ出てきてんのよ。
きゃーたいへーん!!
鉄紺はクロモリフレーム。つまり鉄の合金製なんだけど、ステンレスじゃねから錆びる時ゃ錆びるのよ。そして当然錆びるなよくない事なのよ。
取付面が錆びててそのまま組んだらサビ封印するだけで何もいいことない。
なので
じゃーん!!
サビ転換剤ー!!
こいつをサビに塗ると悪い赤錆に反応して防錆膜になりますよちゅ化学兵器。
前にななちゃん用に買ってて待機してたんだけど今回緊急出動となりました。真田さんレベルの危機対策w
筆が付属してっけど無視して綿棒で塗ったったw
ほんで書いてある時間放置してこの状態。
動揺してビフォア撮り忘れたからアフターのみねw
紫っぽくほんのり染まってるよに視えるから多分サビ成分が変化しましたよちゅことなんだべね。
そう判断してさらに防錆の気持ち込めてグリス塗ってから組付け。
無事組む。
逆さまなのは風呂場でフレームひっくり返して組んだからw
ローターとの調整してねからまだインナーエンドキャップはしてない。
でもちゃんと仕入れてあるよw
ボトルケージ
赤いのは既存のミノウラの。
チェレステのが今回の新規装備。マッコイ商会Amazon支部にあったやつ。
たぶんアラヤのが本家だと思うんだけど、全然売ってねくて、コピーぽいチェレステなこれしか見当たらんかった。
チャリ用ボトルとペットボトルと両対応を公言してるちょっと変わり者。ネジでサイズを調節して両対応ちゅのはあるし使ってたんだけど、何も弄らず対応するのは珍しい。ちゅかこれしか知らぬw
ペットボトルはひっくり返してキャップの首のとこをはめ込むらしい。普段ほとんどジュース買わんから今は試せねんだけど、遠乗り中は現地調達することもあるあるなので、対応できるよにしとこかと思ってね。まあ念為ね。
赤いのは既存ちゅたけど、実は鉄紺の初期装備はこれじゃねくて
こゆ首振るやつを試してたんだけど、特別使いやすいとかもねし、可動部がガタついてきたんで、クロスに使ってたやつと交換したの。
ボトルケージは金属のシンプルなのが好みす。
あと、ケージに使ってたボルトが錆びてきてたんで、交換することにした。
今までは丁度在庫してた黒皮鉄のボルト使ってたんだけど、渋い色合いで気に入ってたんだけど、ボトルは結露しまくるので錆びたのね。
ほんで、たまたまAmazon支部でみっけたお手頃なこれ買ってみた。チタンボルトだー♪調子こいてるw表示は売れて8mmんなっちゃってっけど買ったのは12mmね。
量ったら1.4gだった。
4本で5.5g。まあたぶんボルトの方でねくて秤の方の誤差よねきっと。
小物用の秤じゃねからね。
手持ちのステンレス製が1本2.6g。
4本10.4g。まあまあまあ大雑把にほぼ半分だぁねw
手に持ってわかるくらいの差がある。
あ!!
ケージの計量すんの忘れた!!
外すのめんどくせからいっかw
チェーン & オイル
シーズン終わって測ってみたらチェーンが遂に伸びてたのね。
当然ある日突然びよーんと伸びるわけもなく、徐々に伸びてこの度無事に許容範囲を超えたんでw交換することにした。
上段の黒っぽいのが今まで頑張ってくれた旧チェーン SHIMANO CN-HG71。
下段が新チェーン Wippermann CONNEX 808。
新チェーンについての詳細は前に書いた記事も参照。
まあでも前の記事じゃ新チェーンの出番ねくてさらっと登場しただけだから紹介したげんとね。
Wippermann ちゅなドイツの会社。もう19世紀からずっとチェーンばっか作ってるチェーン専門メーカー。チャリ用から始まってチャリとオートバイをメインに工業用とかのチェーンも作ってるとかとかHPに書いてあった。まあ老舗すな。
読み方は「ワイパーマン」と「ウィッパーマン」の2つを見かけるんだけどどっちが近いんかしら?
ツール使うと「ヴィパーマン」て発音に聴こえる。
なしてWippermannを選んだのかちゅと、昨今のチャリ部品の超品薄と超値上がりの2大ダメージに依るとこが大きい。まあそれでもこの記事書いてる2024年4月末はだいぶ品薄は解消されたんだけどもさ。
あとあとシマノが8速チェーンに力入れてくれんくなったちゅのも大きいかな。
まあコンポの方は現行R2000のCLARISは色々改良されてて評判いんだけども、チェーンはさ、ねえ。元々シマノは下っ端の8速にも松竹梅て呼ばれる3グレードのチェーン出してくれてたのね。その8速松をやめちゃって、しかも他速もだけど値段がコロナ禍境に3倍とかになっちゃったのさ。
だったらよそのも検討しちゃうじゃん。
ほんで色んなメーカー見てて知ったんだけど、今時チェーンつなぐのはピンじゃねくてリンク使うのが主流らしいの。そっちのがお手軽らしいんだけど、シマノももう11速以上のはピンじゃねくてリンク推奨よちゅてんのね。12速なんか別売りピンも出してない。繋ぎミスとか少なくなるんかしら?
んじゃまあリンク前提で考えるないいとして、このリンクちゅ奴にもメーカーによって再利用不可ですよとかこのモデルは2-3回いけますよとか色々あってややこしい。そして使い捨てでも千円以上とかだったり全然優しくない。
めんどくせーなこいつら。
ちょぴっと嫌気差してきた頃にこのWippermannをみっけた。ここのチェーンは Connex Link ちゅ風変わりなリンクを使ってて、脱着に回数制限設定してねんすよと、工具もいらんよと、公式でゆってんのね。
そんな強気なことゆってんの他にねくてさw
気になって調べたんだけども、日本の輸入代理店が見つからん。から定価がわからん。Amazonも当時はずっと品切れで、他の通販も妙に高いのがちらほらあるだけ。困った。
ほんで海外通販も色々探してみて1店だけお手頃で買えそなとこみっけた。
ので。
買っちゃったw
ドイチュランドからようこそ。
いきなり3つw
Wippermannの8速では上から2番目になるんかしら?
808ちゅ奴。
この上に松の8sxちゅのがいるんだけど、Amazonで8300円くらいだったかな?海外でもあんまし変わらん。そんなん買えるかーいw
送料も計算に入れてCN-HG71より安くなるよに本数計算してみて当時のレートで1本2800円くらいになった。ちなみに今見たらもうそんな値段じゃ買えんwあーあ今後どすっかまた探さんとならんね。
KMCも他より特別お得ですよちゅ値段じゃねくなっちゃったしな。
世知辛い話すw
ぱかー。
全ニッケルメッキでピンもちょっと加工してあるね。よきよき。
じゃらーんでろーん。
こんな感じで入ってる。
末端。
リンク使用前提だからどっちもインナーなのよね。
アウタープレート。
くびれは少なめだけどくびれのあたりは薄くしてるね。縦の剛性確保しつつ軽量化ちゅことかしら?くびれ作るよか手間かかりそよね。
あとブランド刻印入ってるけど上下がバランバラン。ランダム。多分どっち向きでもいいのよちゅアピールよね。
シマノは11速から向き指定なんだっけ?まあそんな高級品使う予定ねからいっかw
そしてこれがConnex Link。
回数制限ナシだから予備もナシ。
ほいじゃ組もかー。
まずは長さ合わせんとならんから、
ちくちく一気に数えるのもいんだけど、絶対途中で「あれ?今いくつだっけ?」てなるし、びろーんと長くするのは場所的に無理なんで、20コマごとに折り返して畳んでって並べてみる。
旧が112リンク。新が113リンクだったんで、2リンク切ってConnex Link足して112リンク。
組んで
正位置に回してみる。
風呂場の位置関係の理由wで写真の右側→が通常時の上なんだけど、チェーンステーの上側にリンクが来た時穴が正常のハートに見えたら正しく組めましたちゅことらしい。
ほんでチェーンオイル。
今シーズンからこの Squirt Chain Lube 試してみますよと。
南ア製のわりかし最近出たやつなんだけど、結構評判よくてお手頃価格。300kmくらい保つし(今公式見たら480-640だってさw)回転も軽くて水溶性で生分解性と、なんか色々いい事ずくめなこと謳ってるんでちょっと試してみよかなてねw
いわゆるワックス系。
こんな感じでリンクごとに1滴ずつ垂らす。ちょっとめんどいけど慣れるとそんなに苦でもない。
全部に塗ったらガーーっとクランク回して馴染ませておしまい。
必ず数時間以上置いて水分飛ばしてねて書いたるからそれは気を付けましょ。
外した旧チェーン(CN-HG71)は洗って観察したり何だりできるよにとっときましょ。
その他
はーいこれは何ざましょかー?
ばーん!
ステム用のサイコンマウントー。
今までは付属の汎用マウントをゴムリングでステムにくくりつけてたんだけど、位置がちょっと手前過ぎるかなと。あと今後吊り下げ式のライト付けたいなと考えたんでこんなん買ってみた。
一式で56.5g。
まあこんなもんしょ。
このステムのボルト抜いてマウントを共締めするの。
共締めするからその分長いボルトが必要。
ちゃんと付属してる。
外側がデフォルトの旧ボルト。内側のが付属の長いの。
どっちも測っとくの忘れたw
こうなる。
ちゃんとトルク管理して締めたよ。
この為にお手頃なトルクレンチ買っといたのだw
たださ
ここのネジがトルクスなのがどしても気になってね。
そんなに弄る場所じゃねんだけどさ、気になっちゃってさ。
寸法測って六角穴のボルト買ったw
左がデフォルトのトルクス仕様。右が六角仕様。
M5の20mmの皿ネジ。
交換ー。
ついでに向きを下側にしてみた。
完了
そんなこんなで諸々換装しましたよと。
計量してみましょねー。
11.66kg。
えっとー換装前が12.49kgだったからー引きののー
830gの軽量化!!
おー大したもんしょ。
ホイールで-580g、ペダルで-217g、ブレーキが+12g。合計-785g
あと-45gは何だべか。ステムマウントはたぶん+方向だから違うねw
まとめと今後
最も効果を感じるてゆわれてるホイール換装。今までフラペに硬めのトレランシューズ?で若干物足りなくなってたからビンディングペダルとシューズ導入。シマノパッドに交換したたゆえ効きはともかくメンテ方面に色々不満だったブレーキを対向2ピストンに換装。チェーン交換。他に少々。
がんばっちゃったねえw
結果中々の軽量化も実現できて、エントリーモデルたゆえどもどんどん言い訳できんくなってくねえw
まあ今シーズンも行ける日はなるべく一所懸命走ろうちゅモチベーションは維持できてるからいんだけどさ、ヘタレ脚なおいらが鉄紺のポテンシャルどこまで引き出してやれるかねえ。がんばらんといかんねえ。
あちなみにこの記事公開した日にヤフオクでサドルとブレーキローターをポチっちゃったよw
ちゅこてまーだまだ
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