[L&F]15 "砂利の王"の向こう側 <Panaracer GravelKing Plus TLC 32c>
それは突然訪れる
鉄紺のリアタイヤがパンクしちゃってね、ぺたんこ状態で家まで10km近く走って帰ってきたんだわ。
帰還後にチェックしたら、ガラス片拾ったらしくてシーラントじゃ対応しきれんくらいチューブが裂けちゃってて、
ね。
この他にももう1箇所裂けてて、まあたぶんガラス片だけじゃねくてぺたんこで走ってリムでぐいぐい踏み付けまくった分も多いと思うんだけど、どっちにしてもパッチ貼ってどうにかできるレベルの話じゃねので即破棄決定。
なしてガラス片て断言すんのかちゅと、
ほらここ。何かいるしょや。
結構しっかり刺さってて、爪先でつまんで引っ張る(ちっちゃいからね)程度じゃびくともせん。
そもそもつまめる部分がちょぴっとしかねからラジオペンチだのピンセットだのは出さずにドライバーで押し出した。ら、こんなん出ました。
手に刺さったり切れたりするよな鋭いエッジはなくて、そゆ意味では危ないモンじゃねんだけど、タイヤやチューブ的には充分以上の威力があったらしい。色形厚みから見て瓶よね。今時ビール瓶は珍しいと思うけどオロCかしら?こんなんが路側帯に潜んでんのよ。やだやだ。
はい交換
ちゅこてチューブの補修は断念せんとならんので、いつものマッコイ商会ヨドバシ支部でねくてAmazon支部に発注。
中二日くらいで届く。優秀。
そしておいらはポンコツ。やらかす。
今回買ったのはこれ
なんだけど。
いつものよかちょぴっと安かったのね。あ400円じゃねくてAmazon発送の880円の方ね。400円の方は送料1000円以上かかるトラップだからねw
この銘柄日本代理店どころか本国サイトの方にも出てねんだわ。パチモンなんかしら。よく調べんで買ったのがまず1つ目のPONね。
それでもまあそれこそホントに400円だったらパチモンでも試したかもしれんけどwまあ後で書く部分がダメだったから結局ダメなんだけどもw
2つ目のPONは、RVCじゃねかったこと。
RVCちゅな前に書いた奴ね。コアが抜けんからシーラント入れられん。マージやっちまった。
けど残念ながらおいらは死に戻りでも魔法少女でも姓が鳳凰院でもねのでやっちまった事実は変えられん。受け入れるしかない。
今回はシーラント諦めて、次パンクしたらRVCのチューブ買って、その時シーラント入れりゃいいことにする。そうする。(今フラグが立ちましたよ)
3つ目はバルブ長。
こいつのバルブ長は36mmて書いたる。これがダメだった。
だいじょぶと思ったんだけどなー。
バルブ長ちゅなバルブコア抜いた筒(バルブステムとかチムニーとかゆったりする)の長さね。
それの何がまずいのよちゅと、組み込んだ時にバルブが充分突き出てねと空気入れの口がちゃんと噛まないからまともに空気入れられんのよ。
鉄紺のデフォルトのリムはリム高26mmなんだけど、まあ今時では低めとゆっていい高さなんだけども、理屈でゆうと バルブ長36mm-リム高26mmで10mm余裕あるじゃん。1cmありゃ充分だべと思ってたんだけど、実際は超微妙。ダメ寄りの微妙。いつものチューブはバルブ長48mmで「セミディープリムじゃねんだしもちょっと短くてもいけるんじゃね?」て思ってたけど甘かったね。
欲しい圧力は5barなんだけど、手でしっかり抑えれば漏れ気味の4.5barて感じ。
んーーーこれでしばらく御勘弁願えんべかね。(BadEndが確定しました)
そんな感じでダメなりにしばらく誤魔化せたらラッキーかなちゅことにしてひとまず区切りとしてみた。
「失敗する余地があるなら、失敗する」"マーフィーの法則"
はい全然ダメでしたよーーーとw
10kmくらい走ってまあまあいけんこともねかなーて思ってたとこにちょいと段差超えたらぷしゅーーーーーーーーーーーーーー。
はい終了。
またぺたんこで10kmくらいヘロヘロ走って帰ってきた。色々いらん負担かけてごめんよ鉄紺。
短期間に2回もぺたんこ走行しちゃったしもう3季目だしさすがにタイヤもダメージ酷かろうと判断して、タイヤとチューブ両方替えることにした。
チューブは
これね。いつものやつ。RVCでバルブ長48mm。
ほんでタイヤを今回
これにしてみた。
Panaracer GravelKing Plusのチューブレスレディ。32c。
サイズは32c一択だけど32cにしたかったからむしろ都合いい。
今までが鉄紺デフォルトの
自動生成のサムネタイトル一緒かよw
Panaracer GravelKing SSのチューブレスレディの38c。
なしてこれにしたんかちゅ話をしとこ。
まずPanaracerのGravelKingちゅタイヤは何かちゅと、Gravelは鉄紺のジャンル名「グラベルバイク、グラベルロード」と同じ砂利道のことで、モータースポーツ的には「非舗装路」のことで、そゆとこを元気よく走るために作られたタイヤ。Panaracerはそのスペシャルタイヤに王の名を付けてるわけだ。
ほんでSSやら何やらは何かちゅと、使用目的別の表面仕上の違いだな。
まず無印の「GravelKing」がいて、こいつはスリックタイヤ。スリックちゅな溝がないツルツルですよちゅ意味なんだけど、F1とかのツルツル平らなやつね。まあこいつは細かい菱目みたいな筋みたいなのがいっぱい入ってる。こゆの杉目ちゅんだっけ?ぱっと見は平ら。舗装路メインの人向け。
GravelKing SKちゅのがブロックタイヤ。全体がポコポコしててジャリジャリゴロゴロでも引っかかりますよちゅ荒れ地メインなやつ。
SSちゅなたぶん「セミスリック」の略なんだと勝手に推測。真ん中あたりが平らで両サイドが少しポコポコしたブロックパターン。舗装路荒れ地それなりに対応できるマルチなやつ。
おいらは突発的状況以外じゃ晴れの舗装路しか走らんので無印でいいやと判断。舗装路メインだからスリックのが走りやすいと思ったし、無印でも非舗装路絶対ダメてわけじゃねし。そもそもグラベルキングなんだからw
で「Plus」は何かちゅと、耐パンク性能をプラスしましたよちゅこと。タイヤの内側の方に薄い丈夫な層を仕込んである。3モデルそれぞれにPlusがいる。
やっぱ今回の件でパンクてめんどくせーなーて痛感してね。できるだけの防御はしときたいなと。
そもそもGravelKingは耐パンク性もそれなりにあるタイヤですよてなってんだけど、更に足しときましたよと。グラベルキングシリーズ最強ですよと。
そんなことゆわれたら惹かれるじゃんw
40gくらい重くなるんだけどおけおけ。そもそも軽いタイヤだし。
ちゅこってれを選んだの。
幅32cは路肩のグレーチングとか相手にするならこんくらいなら安心できるかなと。今までの38cはちょっと太いかなと。林道とかよく行くなら38cアリだけどね。おいらはいいや。熊恐いもんw
決定
ちゅこって発注ーー。
届いたーw
ん?
360g?
カタログデータは330gてなってんのになしたんかしら?実測値?だとして正直に書いてるなむしろ好感度信頼度が上がるってもんさね。
釣り型スケールあるけどこの重さのモン測るほどの精度期待できんから検証はしない。
裏視ると継ぎ目みたいのがあって、あーこやって貼り合わせて輪っかにするんかーとか妄想が捗るw
んじゃ換装すっぺよ。
そうそう、前回のパンクん時リムテープがニップルホールんとこで凹んでて、これが酷くなるとチューブがスローパンクしたりするんで替えちゃえと思って、
デフォルトの謎の赤いやつから(何箇所か丸く凹んでんの視えるかしら)
シュワルベのハイプレッシャー対応の25mmにしてみた。
鉄紺のリムの内幅が21mmで、チューブレスレディ対応なんで3mm程足して24mmが欲しいなて思ってたんだけど、お気に入りのバイクリボンがお取り寄せになってて、パナレーサーには24mmの設定がねくて、まあ消去法でシュワルベ。使ったことねけどまあ定番だし1回試してみっかなと思って。
次からは「例のテープ」使おかなとか企んでるw
ほんで前回から使ってみてたんだけどパンクのダメージあったらやだなと。
だいじょぶみたいね。
ほんじゃ換えてこかー。
換装作業開始
まずタイヤの内側にパウダー振ってからビード片側嵌めてー。
エアちょい入れたチューブにパウダー振ってー。
タイヤにいい具合に入れ込んでー。
もう片っぽのビード嵌めてくよー。
まあここまでは何の苦もなく行けるのよ。
こっからが本番よ。
何回も付け外した38cなら素手ですんなりいけるんだけどさ。
幅が32cになって強化層も追加でだいぶ硬さ増してるからきっついわー。
いったったでオラァ!!
1回素手諦めてタイヤレバー使ったけど全然ダメで、更に諦めてもっかい素手でアプローチ変えて再トライで思っきしネジ込んだったら何とかなったw
結局タイヤレバーいらんかったじゃんw
途中でチューブへの配慮完全に失念してたwから傷入ってたらどうしましょと思いながらエアー入れてみたら問題なく目標気圧入ったからヨシ。
ビード上がるパキパキ音せんかったけど、エアちょい抜いて確認したけど、ビードも問題なかったからヨシとした。
32cでこれだもん。30cとか28cだったらどんなんなってたことやら。恐い恐いw
ほんで確認したからシーラント入れときましたよと。
おいらはこやってバルブんとこにロゴとかラベルが来るよにするのが好き。
Panaracerは反対側も同じとこにあるから楽。前にクロスでMAXXISのデトネイター使った時はちゃんと対面になってねくて中間位置にするのめんどくさかった。メーカーによって配置が違うんかしらね。
換装完了ー。
フロントも経時的には同じなんだけどダメージがかなり少なかったので今季はこのまま頑張ってもらおかなと思ってそのまま。リムテープだけは替えたけどね。前後で色違うけどまあヨシ。
ヨシだけど色違うと随分印象変わるのね。
黒茶はレトロだし柔らかい感じになって、黒黒はピシッとオラオラな感じ。
サイコンのセンサーはフロントなので設定はそのまま。
今回パンクしたチューブのチェック。
この対称的な2つの傷は、おそらくリム噛みの痕跡ざましょね。スネークバイトちゅやつね。中途半端なエア圧で走って段差ん時にリムで噛んだんだべね。
そんな分析をしてみた。
タイヤの方も裏側チェック。
貼ったばかしのパッチが切れてるなたぶんぺたんこ走行でリムで踏んだとこよね。
パッチは切れるけどタイヤの裏地は無傷。丈夫ねえ。シーラントのカスとかで汚れてっけど洗っとけば緊急用くらいにはなるんじゃねかしら。捨ててねから洗ってみよかしらね。
そして
タイヤ換装してから支笏湖ルート110kmちょっと走ってみたんだけど、いい感じ。走りが軽くなった。プラシーボ…ではねと思いたいんだけどねえ。タイヤが50g軽くなってスリックになってエア圧が1.5bar上がったちゅ物理要素が変わったのが影響したと思うんだけどまあおいらレベルだからなw
でもまあ感触がよくなったちゅなよいことなんで、これからの走りがよりよくなったら嬉しいなと。
思ってんだけどこの走り以来気温30℃超えが続いちゃってもう10日位全然走ってねのよねwしかもまだ1週間位豪熱地獄続きそな予報だし。鈍っちゃうなー。やだやだ。
とはいえ…