新日本プロレス3.10尼崎大会〜現地観戦記〜
はじめに
どうも。
noteでは基本的に野球と競馬のことを中心に書いてますが、プロレスも好きなんですよ。
プロレスについては新日本箱推しで、最近はハウスオブトーチャーが好きです。
2017年の東京ドーム大会がプロレスにハマるきっかけだったので、歴としては8年目になりますね。
ここ2年ほどは熱が冷めてましたが、去年の末頃から再燃してきたので、久しぶりに現地観戦に行こうと思いました。
現地観戦に行くのは2022年のG1クライマックスの大阪府立体育館大会以来なので、声出しが解禁されてからは初めての観戦でしたね。
ちなみに春の尼崎大会はよく行っており、今年で4回目になります。
2017,2019,2021年も観に行きました。
そういうわけで(強引)、今回は現地観戦の感想を書こうと思いました。
現地観戦記~第3試合から第6試合~
全部で8試合ありましたが、印象に残った試合について書きます。
まず第3試合。
タンガロア、ヒクレオ、邪道vsフィンレー、ゲイブキッド、外道のタッグマッチでした。
この試合自体はトーナメント2回戦で対戦するタンガとフィンレーの前哨戦なのですが、カードと会場を考えるとあることに気づきました。
2年前のニュージャパンカップ尼崎大会はタマトンガ、タンガロア、邪道のGoDがバレットクラブから追放された日です。
そして、何より驚いたのは30年以上の"兄弟"だった邪道と外道が袂を分かったことです。
2年前とメンバーは変わりましたが、今回の試合もGoDvsバレットクラブ。
邪道と外道も組まれている。
これに気づいて感慨深くなりました…
第4試合は海野、デスペラード、YOH、ボルチンvsEVIL、SHO、高橋裕二郎、金丸義信のタッグマッチ。
本隊とハウスオブトーチャーの抗争です。
プロレス熱が再燃してからは特にトーチャーが好きになったのですが、今回も面白いことをしてくれました。
入場時に東郷さんが阿部リングアナを連行してリング上で脅迫して手紙を読ませました。
その内容は簡単に言うと「SHO曰く尼崎はジュニアチャンピオンが試合をする価値がない場所なので彼は試合に出ない。代わりにジャックペリーが出る」とのことでした。
それにしても尼崎という地方大会でもマイクや脅迫(?)でファンサービスをしてくれてトーチャーには頭が上がりませんね…
次に第5試合。
内藤、鷹木、ヒロム、BUSHIvsオーカーン、ニューマン、アキラ、TJPのタッグマッチ。
この試合で印象的だったのは内藤とオーカーンの唾の吐き合いでした。
汚くはありますが、オーカーンの方から積極的に仕掛けていたのが良かったです。
オーカーンは1月にKOPWを獲って初めてシングルのベルトを巻いたわけですが、トーナメントは1回戦で敗退しています。
オーカーンにはこんなところで終わってほしくないので、1回戦負けになってとしてもIWGPのチャンピオンに果敢に喧嘩を売っていく姿勢は続けて欲しいです。
Twitterでも内藤の批判をしてたしね。
ここからはニュージャパンカップの公式戦。
第6試合はエルファンタズモvsマイキーニコルス。
予想ではファンタズモが勝つと思っていました。
印象的だったのはマイキーのパワーが思っていた以上に強かったことです。
開始5分ほどはマイキーがパワーで押す展開でファンタズモはほぼ見せ場がありませんでした。
最後は丸め込みの応酬の末にファンタズモが勝ちました。
ファンタズモにはシングルでももっと結果を出してほしいです。
現地観戦記~第7試合~
続いて第7試合はタイチvs成田。
予想では成田が勝つと思っていました。
成田は金丸と共に入場し、後入場のタイチがリングに入りづらいように二人でしつこく圧をかけ続けていました。
結局タイチがリングに入った瞬間を狙って二人で襲いましたが、金丸はすぐにセコンドにいたボルチンに抱えられて退場させられました。
その後は互いに場外乱闘をした後しばらくは1対1の試合になりましたが、トーチャーの乱入が金丸だけで終わるわけがなく、タイチが聖帝十字陵で成田を絞めているときにEVIL、東郷、裕二郎が乱入しました。
これに対してはタイチの仲間であるJ5Gのメンバーが救出して防ぎましたが、タイチが成田にバックドロップをきめてカウントが入るところで今度はジャックペリーがレフェリーの足を引っ張って妨害しました。
確かにペリーの介入が遅くてレフェリーがカウントを遅めにして足を引っ張りやすいように調整しているように見えたので、叩かれても仕方ないとは思います。
まあペリーは介入のお仕事は初めてなので、これからうまくなってもらいたいですね。
ただ、ここはギリギリで成田も返しているように見えましたし、仮に介入がなくてもバックドロップで3カウント入ることはなかったと思います。
ペリーを排除したタイチですが、レフェリーはまだ倒れていたので成田がプッシュアップバーでタイチを殴ろうとしました。
タイチは足で迎撃したので、どちらにもダメージがあったようです。
ほどなくして最初に撃退した金丸が戻ってきてタイチにウイスキーミストを吹き、角瓶で殴った後に成田がダブルクロスを決めて勝ちました。
会場はブーイングもかなり飛んでいましたが、僕は快哉を叫んでいました。トーチャーが好きなので成田が勝って嬉しかったからです。
ただ、地力ではまだタイチに敵わないと思うので、成田にはもっと実力をつけてほしいです。
そのうえで反則乱入をしまくる極悪ヒールに成長してほしい。
本当に凄いヒールは「実力は高いけどあえて反則や乱入を繰り返し、客に徹底的に嫌われるような選手」だと思っているので、成田にはそこに至るまで悪を貫いてほしいです。
あと、タイチの入場曲のMVであべみほさんが映っているのを見ましたが、もう彼女は来ないんですかね。
久しぶりにあべみほを伴って入場するタイチが見たくなりました。
現地観戦記~第8試合~
第8試合(メインイベント)は辻vsジェフコブ。
予想ではジェフコブが勝つと思っていました。
ジェフコブのパワーには改めて驚愕しました。
辻のカーブストンプを腕立てしてこらえたのはコブが初めてなんじゃないか。
相当筋力がないと足で踏みつけられたのを押し戻すのは無理だろう…
掟破りのジーンブラスターも迫力が凄かったです。
試合は辻が勝ったので予想は外れましたが、好勝負だったと思います。
とはいえコブはもう少し報われてほしい。
今までの新日本の大型外国人選手への扱いを見ていると不安やけど…
辻は試合後のマイクで改めて内藤にアピールしたのも良かったのですが、特に印象に残っているのは「新世代で残ってるのはゲイブ、成田、俺。希望は俺だけだろう?」と言ったことですね。
新世代と言うとどうしても海野、成田、辻、上村をイメージしやすいですが、ゲイブだってれっきとした道場出身者で、その誇りを持っている男です。
コロナ禍で大変な時期に異国の地でヤングライオンとして辻、上村とともに切磋琢磨していたのをよく覚えているからこそ、ゲイブの存在も忘れてはいけないと強く思います。
辻はそれをわかっているからこそ、ゲイブの名を出したんだと思います。
そのあたりも辻はマイクが上手いと感じる所以ですね。
終わりに
というわけで長くなりましたが、3月10日新日本プロレス尼崎大会の現地観戦記でした。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
やっぱりプロレスに限らずスポーツ観戦は声出しが必要だなと強く感じました。
声援もブーイングもあってこそより盛り上がると思うので。
あと、選手の入場曲が現地特有の大音量で聴けるのも素晴らしいですね。
もともとEVIL、成田、タイチ、内藤の入場曲は好きだったのですが、今回でチェーズオーエンズの入場曲も好きになりました。
色々と満足したので、次は5月のスーパージュニア大阪大会か6月の大阪城ホール大会で現地に行こうと思います。
その時はまた感想を書こうかな。