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22世代の期待している馬~その3~
はじめに
今回も22世代の期待している馬を書いていきたい。
これで一旦最後になると思う。
一応言っておくと、この世代は俺が初めてリアルタイムでクラシックを観た世代であり、愛着も強いので、贔屓目に見てしまうところは許してほしい。
イクイノックスやドウデュースももちろん期待してるけどあまりにも有名で強すぎるので、その2頭は今回はあえて取り上げないことにする。
ウインマーベル
ナムラクレアに続くこの世代の短距離組のホープ。
去年のスプリンターズステークスを見ていると、G1を勝てる能力はあると俺は思っている。
それだけに今年のシルクロードステークス、高松宮記念は大外枠が影響したのか不甲斐ない成績に終わっているのが残念だ。
正直短距離レースは距離が短い分、外の方が不利なことは否めないだろう。
ロードカナロア級の怪物でないと外枠から勝つのが厳しいのはわかる。
だからこそ、マーベルに必要なのはもう少しの成長と外枠にならない"運"なんだろうと思う。
ジャンダルムもファストフォースも7歳でG1を勝って引退した。
言い方は悪くなるが、短距離はベテランでも十分勝つチャンスがあるレースだ。
マーベルはまだ4歳なので腐らず走り続ければ勝てる可能性は十分あるはず。
ちなみに先日の京王杯SCで1,400mも走れることは示しているので、阪神カップをG1にしてくれてもええんやで?
ウォーターナビレラ
この馬に関しては期待というよりも「復活してほしい」という願望になってしまう。
桜花賞で燃え尽きてしまったのか、その後はそう思われても仕方のない戦績になってしまっている。
馬主が決めることなので口出しはできないが、ナムラクレアのように桜花賞の時点で短距離路線に舵を切っていた世界戦が非常に見てみたいのだ…
秋華賞が終わってから短距離に行ったが、京都牝馬ステークスも高松宮記念も2桁着順だ。
牝馬は一度走る気をなくすとなかなか戻らないという話は聞いたことがあるが、この馬も例に漏れずなのか、それともシルバーステート産駒ゆえの早枯れなのか、あるいはラブカンプーのCBC賞のように忘れた頃に突然勝つのか。
ナビレラは今週の函館SSに出走するが、"ラブカンプーする"にはまだ早いんじゃないかと俺は思う。
まだみんな覚えてるだろう?
覚えてる人が多いうちはこういう馬は来ないような気がするなあ…
来そうな時を見極めて狙い撃つか、いつか来ることを期待してずっと買い続けるか、競馬は難しいな。
メモリーレゾン
去年の夏の上がり馬で、秋華賞13番人気で4着に健闘した馬。
その後は3勝クラスで足踏みしているので、秋華賞はフロックという可能性もあるが、フロックだとしてもG1で4着は立派である。
今後どこかの重賞で顔を出して穴を開けそうな気がするのだが、この馬についてはnetkeibaの掲示板に語り口調で面白い書き込みをしている人がいて、それが楽しみなところも大きい。
ここに晒す気はないので、気になった人はメモリーレゾンの掲示板を見に行ってほしい(笑)
サリエラ
サラキア以降注目されている、あまり数は使えないが高い能力を持っているきょうだいの一頭。
初めにこの馬が取り上げられたのは去年のローズステークスだったはず。
抜け出したアートハウスに半馬身差まで迫ったところでゴールだったが、今後の活躍が期待できそうなレースだった。
その後は今年1月の白富士ステークスで1着、4か月空けて挑んだ目黒記念は0.1秒差の3着。
上がり2位の脚も使えていたので、勝ちきれなかったがようやっとると思う。
今後は凱旋門賞に行くのだろうか。
母親のサロミナがドイツ出身ということもあり、欧州適性はあるように思うが、それもやってみないとわからないので行くなら直行はやめて前哨戦を使ってほしいな。
強そうな感じはあるけど実績面ではまだ重賞未勝利だしね…
ちなみに兄貴のエスコーラはどこで何やってんだろうか…
終わりに
これで一旦22世代の期待馬を語るのは終わりにする。
正直まだ面白そうな馬はいるのだが、書きたいネタができたので…
ここまでの3回で俺が紹介した馬が今後活躍してくれたら嬉しいよな。
そうなれば俺も馬を見る目が多少なりともあるということになるからね(笑)
繰り返しになるが、俺はこの2019年生まれの馬たちが世代として好きなんだ。
牡馬の中長距離はここ数年でも屈指の強さだと思うが、牝馬や短距離はもう一歩というのが現状だ。
ダートも粒ぞろいだが6歳世代の壁が高い。
好きな世代だからこそ、特に混戦模様の短距離路線やソングラインをはじめとする手強い5歳世代と怪物牝馬がいる3歳世代に挟まれる牝馬路線はもう一歩成長を遂げて盛り上げてほしい。