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菅原騎手が騎乗した印象深い馬

こんにちは。
今回は久しぶりに競馬についての記事を書こうと思います。

先日の宝塚記念では菅原明良騎手騎乗のブローザホーンが勝ち、人馬共に念願のG1初制覇となりました。
noteではあまり言ってませんでしたが、僕の好きな騎手は岩田康誠騎手と菅原騎手なので、馬券は外しましたがとても嬉しかったです…!

というわけで(?)、せっかくなので菅原騎手が騎乗してきた馬で印象に残っていたり、馬券で美味しい思いをさせてくれた馬をまとめてみたいと思います。

※以下、敬称略とさせていただきます。


バカラクイーン

競馬好きなら知っている人も多いと思いますが、この馬で印象的だったのは2021年のアイビスサマーダッシュ。

新潟の直線競馬では一般的には外枠が有利と言われるなか、最内の1枠1番を引いたバカラクイーン鞍上の菅原はただ一頭最内にこだわって走り続け、14番人気で3着という結果を残しました。

このレースの動画のサムネも勝ったオールアットワンスではなくバカラクイーンに注目して作られているので、相当衝撃的だったんだろうと思います。

「千直は外が有利」というデータがあって、他の内枠の騎手も外に出ていくなかでただ一人自身の騎乗を貫いたということなので、すごく度胸がある騎手だなあと思いました。

ちなみに菅原はこの馬にはこのレースしか騎乗していませんが、初めてこのレースを観た時の印象が強かったので取り上げました。

カラテ

菅原に重賞初制覇をプレゼントした馬です。
彼を語るうえで欠かせない馬の一頭だと思います。

今年で8歳となる古豪ですが、そのうちの約3年間は菅原が乗り続けました。
菅原とのコンビでは20戦6勝、そのうち重賞3勝という実績を残しています。
しかも、2021年に東京新聞杯、2022年に新潟記念、2023年に新潟大賞典を勝っているように、息長く活躍を続けているのも素晴らしいと思います。

私が特に印象に残ったのは2023年の新潟大賞典です。
7歳で斤量59kg、さらに当日は大雨による不良馬場と、いくら新潟巧者のカラテといえども厳しい条件が揃っていました。

しかし、不良馬場で思うように動けない馬もいるなかで残り400m頃には他馬を置き去りにして逃げたセイウンハーデスとマッチレースになり、最後には差しきりました。

高齢、酷量、悪天候、不良馬場という向かい風を跳ねのけて勝ちきったカラテの底力は凄いと思います。

今年に入ってからは残念ながら馬券に絡んでいませんが、先日の宝塚記念にも出走し、菅原のG1初制覇を見届けることになりました。

可能であれば今年の新潟記念に菅原と共に出てほしいですね。
8歳といっても得意の新潟で菅原が騎乗するならまだチャンスはあると思っています…

ディヴィナシオン

2023年のオーシャンステークスで15番人気2着という大穴を開けた馬です。
その日のレースで外し続けてダメもとで買った複勝が的中し、一気にプラス収支にもっていけたので思い出深いです。

買った理由は「人気薄の菅原だから」、これに尽きます。
それ以前も「関東で人気してないときの菅原は抑えとけ」という風潮(?)があったように思いますが、この時は完全にそれに賭けました。
この馬の馬柱やパドックなどはほぼ見てませんでした(笑)

直線で真ん中あたりから抜け出した時はWINSで大声で菅原の名を叫び続けてましたね…

ちなみにこの馬の複勝は24.3倍でした。
僕が賭けたレースでは複勝でここまでついたのは記憶にありません。

そのため、これ以降何度か人気薄の際にリステッドやG3でこの馬の複勝を軽く買っているのですが一度も当たっていません…
昨年10月のオパールステークス(鞍上は団野)で14番人気3着という大穴を開けていますがこの時は買えませんでした;;

ディヴィナシオンは今週末の北九州記念に出るようですが前走は新潟の千直で上がり最速を出しているため、7月末のアイビスサマーダッシュに出ても面白そうですね。
また人気薄なら買うかもしれません。

ララクリスティーヌ

菅原のお手馬の一頭で千四巧者の印象です。

僕が競馬をしっかり観始めた2022年の1400mの重賞は岩田康誠の騎乗するダイアトニックが勝ちまくっており、その一つであるスワンステークスで10番人気で2着に来たのがララクリスティーヌでした。

僕は短距離レースはそこまで好きでもないのですが、1400mには特別な思いがあります。
これは先述のダイアトニックと岩田康誠によるところが大きく、どうか1400mのG1を作ってほしいと思っています。

ちなみに2023年も岩田康誠はロータスランドを復調させるなど存在感を発揮しており、主に1400mの重賞でララクリスティーヌと一緒に走っているイメージが強いですね(笑)

22年スワンS:ララクリ2着、ロータス6着
23年京都牝馬:ララクリ1着、ロータス3着
23年VM:ララクリ14着、ロータス6着
23年関谷記念:ララクリ9着、ロータス12着
23年スワンS:ララクリ2着、ロータス3着
23年阪神C:ララクリ7着、ロータス6着

気になったので調べたら6回も一緒に走ってたんですね…

こうして振り返ると、1400mの重賞は岩田康誠と菅原が馬券に絡むことが多い印象があるのは、ダイアトニック、ララクリスティーヌ、ロータスランドのお陰ですね。
そして、彼らのお陰で僕は菅原と岩田康誠がより好きになったんだと思います。

ちなみにララクリスティーヌは今年2月の1351ターフスプリントで僅差の2着に健闘した後に引退しました。
これを見ると国内でもまだ重賞を勝てるチャンスはありそうですが、引退が決まった以上、今後は繁殖の道でたくましい仔を出してほしいですね。

まとめ

他にも2022年の京成杯を勝ったオニャンコポンや2023年の初富士ステークスで穴を開けてくれたルドヴィクスなど印象に残っている馬はいます。

ちなみに宝塚記念を制したブローザホーンも2023年の烏丸ステークスと札幌日経オープンの圧勝や、岩田康誠と菅原が二人とも騎乗していたことからも印象に残っているのですが、彼も多くのストーリーがあり、ここで語ると文字数が非常に多くなってしまうので、また別の機会に色々書きたいと思います。

長くなりましたが、今回はここまでにします。

改めて菅原騎手、G1制覇本当におめでとうございます!
菅原騎手もここで紹介した馬たちも、これからも応援しています!


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