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年収1000万を超えて気付くことだらけの話

こんにちは。年収1000万円、貯金ゼロからFIREを目指す投資家のアオです。

令和6年度(令和5年分)の所得(課税)証明書
私の年収推移(単位:万円)

まだ3記事しか書いていないのにも関わらずたくさんの「スキ」&フォローありがとうございます。

予想外にも多くの方に見ていただいており、大変驚いています。本当にありがとうございます。

身の引き締まる思いでいっぱいです。素人同然ですが、誰かのためになる記事をこれからも書いていきます。どうぞよろしくお願い致します。

「年収1000万」と聞くと、多くの人が「自由で豊かな生活」をイメージするかもしれません。高級車、ブランド品、広々とした家……そんな理想を思い描く人も多いでしょう。

「ぶっちゃけ違います。」

実際にこの収入帯に到達してみると、想像とは違う現実が見えてきます。

そもそも散財してきた私が言えることではありませんが、年収1000万円超えて気付くことだらけの話をお伝えしたいと思います。

思ったより自由じゃない

責任ある仕事が待っている

「年収1000万あれば、自由な生活ができる!」と思っていた自分を振り返ると、かなり甘かったと感じます。確かに生活の選択肢は増えますが、完全な自由とは程遠いのが現実です。

例えば仕事の責任。年収1000万円に到達するためには専門性を高めたり、役職についたり、副業を軌道に乗せたりと、それなりの努力が必要です。

部下よりも早く出勤し、始業時間前には全てのメールを返信する。受け取る側が業務開始のタイミングでPCを開いた段階から、返信の内容とともに動き出しができるようにする。これをやるかやらないかで職場全体の業務の進捗状況が大きく変わります。

自分が潤滑油のような動きをするとお伝えした方が分かりやすいでしょうか。

これは自分の担当業務の進捗にも関わることですので努力と言いますか習慣化されているのが事実です。

プレッシャーのかかる仕事も多い

そして収入が増えるにつれて求められる成果も大きくなり、プレッシャーも比例して高まります。

大きなプロジェクトを抱えたり、そのプロジェクトリーダーになれば何十人、何百人を前にしてプレゼンテーションやレクチャーをします。

今後の流れ、会社全体の進む方向について説明をするのは当たり前の話で、多くの人の理解を得る必要があります。

このプレゼンテーションに向けての準備、根回しなども当然のことで、私は準備9割で決まると思っています。

これらの責任ある内容を負担か負担でないか感じることで年収に大きく差が出るのではないでしょうか。

楽して稼げる仕事はありません。
また、頑張ったからと言って必ず年収が上がるわけでもありません。
しかし、頑張っていれば必ず誰かはその姿を見ていてくれます。

昇給というものは適切に判断されるべきであり、年功序列であってはなりません。

昇給は年収アップに直接関係することですのでチャンスを逃さないためにも職場の制度を必ず確認しておくといいと思います。

生活レベルに左右される

生活レベルを上げすぎると「抜け出せないライフスタイル」になります。正に典型的ないい例が私でした。

良い家に住み、良い車に乗り、良いレストランで食事をする。そして周りから羨ましがられるのが心地良くなる。すると、それが当たり前になり、出費を抑えるのが難しくなるのです。

今思えば「良い」ってなんだったのでしょうか。他人からしたらどうでもいい話。

他の家庭が今日何を食べているかなんて気にならないですよね。

貯金がなくて何に気づいたかと問われるなら、矢印を自分自身に向けてみなさいということ。

皆さんは子供の頃に親からこう言われた経験はありますか?

それ本当に今必要なの?よく考えて必要であれば買いなさい。

私はこの言葉をよく言われていました。親は考える力をつけさせようとしてくれていたんですね。

はっきりと言いますが見栄はいりません。他人からしたら本当にどうでもいいこと。心のどこかにある承認欲求は捨てましょう。目の前のことにしか視野が広がらなくなる人は注意が必要です。

生活レベルを上げすぎると自由じゃないという感覚が身に染みて分かります。

「せっかく稼いでいるのに、思ったより自由を感じられない」というジレンマを抱える人は少なくありません。

時間は自分でつくるもの

1000万円の年収があっても、時間的な自由を得ることは簡単ではありません。

先に答えを言いますが、時間は作るものです。

責任ある職務に就くと、仕事に多くの時間を費やす必要があります。
休日や余暇も仕事の延長になることが少なくありません。

世の中の動き、経済の動き、時事問題など、特に経営者やフリーランスの場合、収入を維持するためには絶えず学び続け、成果を出し続ける必要があります。結果的に、「経済的な自由」と「時間的な自由」は必ずしも比例しないことに気づきます。

ただ、ココに関しては私はちょっと違います。

学び続けることが本当に昔から大好きです。

何かを目指してやってきたわけではありませんが、自分の成長のためになると思ったことは、とにかく手を出してきました。

収入に直接結びついているかと言ったらそうは感じませんが、考え方がより柔軟になります。

柔軟になると何が良いのかというと視野が広くなり、周りの意見をより聞こうとするようになります。歳を取ると頑固になるという言葉を聞いたことがある方もいるかもしれませんが全くそうは思いません。

本を読んだり、YouTubeを見たり、自己研磨というものは時間がかかります。成長できるならいっそのこと楽しんでやった方がいい。

そのためにも時間を作り、メリハリのある生活が大切です。

税金が高い

税金の重みをずっしりと実感

年収1000万円を超えると、税金の重みを実感します。会社員の場合、所得税・住民税・社会保険料を合わせると、可処分所得(手取り)は約700万円前後になります。

特に痛感するのが、累進課税の厳しさ。収入が増えるほど税率が高くなるため、「頑張って稼いでも結局持っていかれる」と感じることも。

例えば、年収500万円から年収1000万円に増えても、手取りは倍にはなりません。

さらに、ふるさと納税やiDeCo(個人型確定拠出年金)などを活用しないと、税金を最適化できず、無駄に払いすぎることもあります。「稼ぐこと」以上に「賢く守ること」が非常に重要です。

また、税制の変更にも注意が必要です。収入が増えたからといって何も考えずに生活レベルを上げてしまうと、将来の税負担が増し、思ったよりも手元に残らないという事態に陥ります。そのため、税務の知識を深め、控除や節税の方法を学ぶことは、1000万円クラスの年収を得る上で欠かせません。

貯金だけでは不安

将来の不安がつきまとう

「年収1000万円なら、貯金すれば安心」という考えは危険です。確かに収入が増えると貯金もしやすくなりますが、それだけでは将来の不安は拭えません。

例えば物価上昇。今の1000万円と10年後の1000万円の価値は同じではありません。貯金をするだけでは、実質的に資産価値が目減りしてしまうリスクがあります。

また、「高所得者ほど支出も増える」という罠もあります。生活レベルが上がると、固定費も増えがちです。

家のローン、教育費、趣味の費用など、気づけば貯金が思ったより増えていない……ということも。(わが家がこれに当たります。)

収入が増えていくからこそ資産運用を考える必要があります。株式投資、投資信託、不動産投資、副業収入の確保など、「貯める」だけでなく「増やす」視点を持つことが大切です。

特に、インフレの影響を受けやすい現代では、貯金だけに頼るのは危険です。現金を銀行に置いておくのではなく、適切な投資を行い、資産の価値を維持・向上させることが求められます。分散投資を意識し、長期的な視点で資産を運用することが重要です。

稼ぐだけではなく「お金の使い方・守り方」が重要

年収1000万円を超えてなお散財しすぎて初めて、お金に対する意識が大きく変わりました。「たくさん稼げば安心」というわけではなく、自由を得るにはお金との向き合い方が重要です。

  • 収入が増えても自由度が上がるわけではありません

  • 税金対策をしないと想像以上に持っていかれます

  • 貯金だけでは不安です。資産運用や固定費の見直しが必要です。

もし今、「年収を増やせば人生が変わる」と思っているのであれば、その先にある現実を知っておくことでより賢い選択ができるはずです。

1000万円超えの年収を得られても貯金のない私とは違い、皆さんは賢いはずです。

自分にとっての本当の自由とは何か?という問いを持つことは非常に大切です。

経済的な自由と精神的な自由のバランスを考え、豊かさを本当の意味で享受できる生き方を一緒に目指しましょう。

以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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アオ|貯金ゼロからFIREを目指す🔰投資家🇺🇸
みなさまからの応援が次の記事を書く糧になっております。応援よろしくお願い致します! まだまだ投資家と呼べるには程遠い私ですが、呼んでいただける方の気持ちにしっかり届くような記事を書き続けていきたいと思います。

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