とんがった変態趣味の世界は賞賛に値する【たこ焼き器、湯沸器・給湯器、室外機】

蓼食う虫も好き好きという表現に代表されるとおり、人の好みは説明できない。これを実感できる趣味を持ち、ツイッターで情報発信している人がいる。

ここまで突き詰めると、なんで? を通り越して清々しい気持ちになるのも説明できないが、圧倒的な専門性から来る独自の雰囲気を暇を持て余している人に実感してほしいので、ある意味変態的な3つのおすすめ趣味を紹介する。

たこ焼き器

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コロナ騒動で次に売り切れになると予想しているたこ焼き器。このバリエーションについて、徹底的に追求しているアカウントがこれだ。

2020年4月に現れたこのアカウントでは、不特定多数からの依頼に基づき、正確かつ簡潔にたこ焼き器の特定をしている様はAIをも凌駕する。アイコンがいらすとやのフリー素材で適当な印象は否めないが、その面白さと正確さに、やじうまWatchでも記事になってるぐらいだ。

なんの意味があるのか?とかいうロジック人にはまったく通用しない、真のエンターテインメントを感じるこのアカウント。とりあえず、ハイライトを一気見したいならTogetterで。

湯沸器と給湯器

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このプロフィール文から只者ではないことがすぐわかる。
「毎週サザエさんに湯沸し器が登場するかどうかをチェックしており、一年間を通して湯沸器が登場しなかったのは2018年は3週、2019年は4週だけでした。2020年は2/16、3/22が未登場で3/29から登場継続中」

だからなに? ではない。一貫して湯沸器と給湯器に偏執的なこだわりを持ち続ける姿は、惚れ惚れする。調査報告のスクショから運営主のテレビ番組の趣向を考えてみたいする楽しみ方もある。

室外機(エアコン)

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こちらは比較的ポピュラーなのか、複数人の方が報告されている。が、冷静に考えてポピュラーなわけはない。

最も理解に苦しんだのが「観賞用室外機」の概念。文字どおり室外機は部屋の外に置くものなのに、室内に観賞用として設置するムーヴメントがあるというのだ。

「霧ヶ峰室外機を見てたら癒される」という常人には理解し難いコメントも、一連のアカウントを眺めたあとだと理解できるのが不思議だ。本格的なエアコンシーズン前にこれらのアカウントを見て、私は実際にフィルターの掃除をしたぐらい。


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