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大晦日前夜【2021/12/30】
今年の30日はつらい始まりだった。前の夜の出来事がきっかけか、ひどく悪夢を見てしまい、頭痛がすごかった。
お昼ごはんの酸辣湯麺を作りながら、大根と蕪を鯛だしと柚子果汁で煮込む。
そのさきも、具材に会わせて出汁を変え、素材を変え、一工夫もかえ、あれこれを煮込む。膾には柚子を贅沢に使う。
酢蓮やごぼうの叩きとかもつくる。
飾り包丁に本気を出そうかと菊花蕪も作った。
そして隙間時間をみつけて部屋の壁と床の拭き掃除。窓も勢いで全部拭いた。真っ黒い。都会。
夜は足りていなかった海産物の買い出しにゆき、人混みにぐったりしながら帰宅し、紅茶味の黒豆を煮た。ごまめもつくったが焦がしてしまい失敗。ここがいちばん落ち込んでいる。
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そんな厳材の進捗がこちら。
憂鬱なことがあるので、頭を抱えていたらこんな時間になってしまった。
もう寝なくては。自分のなかに流れる川を塞き止められるのが、最も苦しくてつらいのだ。静かに一人で暮らしたい。
少なくとも家では複雑な意味の方での一人の時間がほしい。