小礼拝堂にて 1/2
月に一度の、牧師夫妻を囲む、学びの会。
今月は、讃美歌を歌いました。
お知り合いの牧師さま(LGBTであることをカミングアウトしておられる方)が、作詞作曲されたもの。
そして聖書からは、マルタとマリア姉妹の逸話を読み、「自分で考えて選択する」「同調圧力から抜け出し、自分らしく在る」ことについて、話し合いました。
「自分らしさ」は他人との関係性から生まれる相対的なもの。でも、人間関係に充分には恵まれなかった場合(わりと多そう)に、自分らしさがどのあたりに落ち着くのかを見定めるものさしが得られません。
そして、そのゲイでいらっしゃる牧師さまは、「神様との関係性」をものさしに、ついに「自分らしさ」の手がかりを見いだすことができた――その闘いの後の静けさが伝わってくる歌詞に、心を打たれました。
そしてさらに不思議なのは、歌として歌ってはじめて、心にふっと落ちてくるところ。それが、讃美歌の"作用"なのですね。(メロディもシンプルで良いです。)
歌詞を引用させていただきます。
なお、私は(考え方はキリスト者っぽいみたいなのですが)信仰を持っているわけではないので、"わたしを造られた神に応える" については、「いつか真面目に考えてみるからそれまでごめんね🙏」と、毎回、"痛い腹"を探られています💦
1. わたしらしく生きよう
自由に生かされて
おとならしくでもなく
こどもらしくでもなく
(くりかえし)
ただわたしを造られた
神に応える
ただわたしらしく
生きることで
2. わたしらしく生きよう
自分を確かめて
男らしくでもなく
女らしくでもなく
(くりかえし)
3. わたしらしく生きよう
違いを認め合い
言葉、からだ、習慣
すべてこのわたしです
(くりかえし)
🌿 🌿 🌿
『小礼拝堂にて 2/2』では、信仰する気のない私が、なぜ月に一度、定例で教会に通っているか...について書きたいと思います。
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