さやかに星はきらめき|詩
イエスさまが
お生まれになった日は
本当は
わかっていないんだって
季節さえも
わからない
だから
いちばん夜が暗くて深い
冬至の頃を
お誕生日としたんだって
いちばんきれいに
星の輝く日
亡くなった日は
わかっている
その3日後を
復活祭として
また
最も大切な日として
人々が
記憶にとどめたから
クリスマスは
その300年後から
祝われ始めたんだって
だから
曖昧なことも多いけれど
物語を終わらせるには
始めないといけない
そんなふうに
人々が
大切にしてきた
イエスさま
待降節になると
教会では
1週間近づくごとに
ロウソクを1本ずつ
灯していくんだって
もっとも暗い季節に
希望の光を
灯すため
街も空も
冷たく澄んで
いらないものを
捨てていく冬
大切なもののために
祈っているひとたち
私はそのひとびとを
見つめながら
少しだけ
祈りを合わせたりもする
神様のひだまりに
入る私では
ないけれど
イエスさまの
ちいさな星の光には
照らされていると思う
(神様には物語がないからね)
今年もまた
この季節が来て
1年が終わって始まる
ひとつの物語を終えて
また始めるように
* *
11/28(日)からアドヴェントが始まり、月に一度寄せてもらう教会も、クリスマスの飾り付けで、つつましく華麗になっていましたよ(^^)
* *
タイトルは、
私の好きな
クリスマスの讃美歌から
とりました。
(あとは、「ああベツレヘムよ」が好き)
↑毎年聞いているクリスマスアルバム。声がとても好きなんです。
🎧mp3で聞いています↓
(※)画像はmagenta10 @stock.foto
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