☔️🇭🇰 悲しい歴史が起きる時は雨が降る
先日NHK BS1「ボクと自由と国安法と 香港 600時間の映像記録」を見た。
※国安法=中華人民共和国香港特別行政区国家安全維持法
X(元Twitter)なんかを見てると日本でも「言論弾圧ガー!」とやたら息盛んに吠えてる人を見かけることがあるが、本場の弾圧はそんな生易しいレベルでは済まない。
ちょっと考えたら分かるんだけど、言論の自由がないと息盛んには吠えられないよね。
香港では親民主派のリンゴ日報(=蘋果日報=Apple Daily)など中国共産党の気に入らないメディアは全てお取り潰し、一般の香港人も香港の自由を求めるものについては軽口叩いても罰金、デモでもした日には収監とガンガン取り締まられてる。
(日本で同じことやったら大問題になる)
そして🇨🇳習近平により自由が奪われた🇭🇰香港から若い人やお金のある人から香港を離れていってる。
日本にだっていろいろ問題はあるけど、たとえ問題があったとしても言論の自由の無い独裁者のいる国(🇷🇺🇨🇳🇰🇵)よりはマシ。
独裁ダメ!絶対!
香港の言い伝えでは「悲しい歴史が起きる時は雨が降る」らしい。
自分は中国に返還される前の1990年代に香港に行ったことがあるんだけど、ちょうど台風が来てて、一定の警報段階を超えるとお店は全部閉まるし、外歩くと横殴りの雨で着てる服から履いてるスニーカーまで全部びしょびしょになったのを思い出した。
歴史じゃないけど、あの時は俺がびしょびしょで悲しかった。
映画Mr.Boo!で描かれていたようなあの猥雑で自由な香港はもうなくなった。
街中にあった着陸の難しい啓徳(カイタック)空港は新しくできた香港国際空港に移転したし、水上レストラン(行ったことある)もなくなっちゃったんだよな。
ブルース・リーはとうの昔に亡くなってるし、ジャッキー・チェンも息子がクスリでやらかして、弱み握られて以来口をつぐんでるんだっけか。
SNSで一般人が反ワクチンや陰謀論ぶち上げて鼻で笑われたり、アホな議員がディープステートだの陰謀論ぶちかましても注意で済むぐらいに(頭抱えるけど)日本は自由でよかったと思う今日この頃。