相棒手帳の七変化~前編~
私は、自分と向き合うということのために手帳を活用しています。
その手帳は、大学時代から社会人の間30年近い人生をずっと寄り添ってくれていました。私の人生の相棒と言っていいと思っています。
その手帳の見栄えや手帳の利用方法は、当時の私の好みや、どう寄り添ってほしいかの目的によってどんどん変わっていくものでした。
一度その遍歴を書きたいと思っていて、自分の押しを書き記すような感覚ですが、2回にわたり記録しておきたいと思います。
学生時代
最初に買ったのはシステム手帳でした。
当時からカスタマイズできるシステム手帳は、欲しくて仕方がなかった手帳でした。システム手帳というこだわりのもう一つに、長く使うと愛着がわく革製が好きで、当時の自分なりに考え抜いた結果、グリーンの皮に、白い糸でステッチが入ったバイブルサイズの手帳を購入ました。
大学時代は、自分の学びたい事、やりたい事に挑戦していった時期でした。
マンスリーリフィルを買い、どんどんやりたい事を記入していました。その手帳を見れば楽しいことがいっぱい、過ぎたこともこれからの事も。
社会人初期
社会人になり、学生時代ほどスケジュールに書き込むことがなくなり、もう少しビジネス寄りでコンパクトな手帳が欲しいと思い、ナローサイズでリングも一番小さく、長く使うと色合いも育っていく純粋な茶色の手帳を購入。仕事とプライベートを支えてくれました。
若手リーダー期
チームを持たされ、ある程度慣れてきたころに、少し大人な外見のシステム手帳が欲しくなり、いろいろ探した結果、薄いブルーでクロコダイルの型押しされたバイブルサイズのシステム手帳に一目ぼれし、東京駅の丸善まで買いに行ったのを覚えています。持つだけでワクワクする手帳でした。
マネジメント期
エリアマネージャーのような立場になったときには、パソコンも持ち始めてはいたものの、お客様の前でパソコンをカタカタするという時代ではなかったので、打ち合わせでメモが取れて、スケジュールも見れて、自分の管轄の情報もわかる、仕事のすべてが手帳を見ればわかるようにしたくて、ASHFORD社のネオフィナードシリーズの前身?のようなブルーのA5システム手帳を銀座伊東屋で購入しました。
これだけはまだ手元にありますが、それまでのシステム手帳歴の中では、一番オールマイティに中身をカスタマイズし、使い込んでいた時期だと思います。手帳の見た目も中身も充実していた手帳でした。
一方で、自分自身が少し頑張りすぎていた時期でもあり、心のモヤモヤが生まれ始めていた時期。マンスリーリフィルを使って小さな枠の中に毎日の心の状態を記入するようになっていきました。
まとめ
前期の期間は、常に1冊にまとめられ、自分仕様にカスタマイズでき、見た目も自分好みで貫くシステム手帳を選択していました。
大学時代から自分で決めたことを挑戦していくようになり、その表れが手帳だったかと。自分なりのこだわりが詰まった時期でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。