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それでも「良い年だった」と言いたい

あけましておめでとうございます。
香月です。
年末年始(にしては長いかも?)はnoteも休業期間でしたが、久しぶりに書きたくなりました。

一生に一度の日

2021年1月11日。
成人の日であり、全国各地で成人式が行われるはずの日でした。
毎年多くの成人が誕生し、旧友と再会し、多くの思い出を重ねる一生に一度の日。
立派になった家族へ笑顔で祝福を送る日。

しかし今年は例年と大きく変化がありました。
昨年から続くコロナウイルス感染拡大によって。

きっと、成人式を行えた場所も行えなかった場所もあることでしょう。
行えた場所では、万全の対策をして様々に揺れ動く心中で会場に向かったでしょう。
行きたくても行かない、勇気ある選択をした方もきっと居ると思います。
行えなかった場所では、悲しさに打ちひしがれた方も居ると思います。

私ごときが語ることではないかも知れませんが、新成人の皆様に向けて、そして新成人を迎えた自身の家族に向けて、言葉を残しておきたいと思います。

新成人の皆さまへ

まずは、成人おめでとうございます。
何も自分では変わってないのに、と思うやも知れませんが、幼い頃から知っている周囲にとっては立派になったな、大きくなったなという嬉しい変化があるのです。
勝手ながら、ぜひ祝わせてください。

昨年は大変な年でしたね。
何もかもが今までと変わってしまった毎日。
様々のことを悔やんだと思います、考えたと思います、理不尽に対し涙したと思います。
成人式の開催についても、大人が手前勝手なことばかり述べていたせいで、楽しみと悩みが交互に訪れた事でしょう。
そんな大人のひとりとして、言葉を送ります。

どんなに周囲が意見を言ってきても、最後に笑える道を自分が納得できる道を、自分で選びましょう。
そして、その後は相手に少しだけ寄り添いましょう。

私の持論ですが、人間は自分ひとりの視野でしか物事は見えません。もちろん私も含めて。
ですから、自分以外の立場や経験の人に対して想像力を働かせるのが難しいのです。
想像にも限界がありますし。
しかし、寄り添うことはできると思うのです。
相手の心情を肯定し受け止めることは簡単にできます。

成人式に限って言えば、
「中止はしょうがない」と言うのは、上記の想像力が少し足りない状態だと思っています。
きっと「しょうがない」ことなんて、新成人の皆さまが誰よりも痛感してると思うからです。
拡大を抑えるため、医療で命を救うため、経済を崩壊させないため、日夜頑張っている人が居るのはきっと分かっているのです。
だから、勝手な大人のひとりとしては新成人の皆さまに「辛いでしょう」「素晴らしいと思います」と、心情を慮った(肯定した)言葉をかけるべきだと思うのです。
悩んで決めた新成人の皆さま一人ひとりの選択を、何の憂いもなく実施できた大人がとやかく言う権利は無いのだから。
選択した自分をどうぞ誇って頂きたいです。

もちろん、「香月」という手前勝手な大人の言い分ですから、無視して頂いても構わないのです。
それも選択ですから。

2020年を振り返って

さて、長々と書いて参りましたが。
最後は去年を振り返って締めとさせて頂きます。

去年は1年間で日常とはかくも変わるものか!と思う程、絶えず変化が訪れた年でしたね。
悔しいこと、悲しいこと、我慢したこと。
いっぱいいっぱいありました。
けれど、それ以上に。
嬉しいこと、楽しいこと、感動したこと。
沢山経験しました。

リモートのお陰で、旧友と画面越しに再会できました。
新しい趣味ができました。
新しい友達ができました。
日常の有り難さを知りました。

何だかんだで「良い年だった」と笑って言えました。

2021年はきっともっと激動の年になるやも知れません。
しかし、また来年。
笑顔で「良い年だった」と言いきれる1年にしたいな、と思います。

最後に

成人式に思いを馳せて、2020年を振り返って、
その間ずっとあるCMが頭で流れていました。

サントリーさんの「2020年の希望」

リンクは貼らないのですが、興味をもった方はぜひ調べて見て頂きたいなと思います。
ちなみに、私は初めて見た時ボロボロに泣きました。
心が暖かくなるCMでした。
2020年は希望がある年でしたよ。

香月


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