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あなたへの愛だけで今日も生きてる

noteを更新しなくなって3年と少しが経った。
どうも、eye.です。久しぶりに、自分の気持ちを整理するためにも、noteを書いてみようかな、などと思った。

3年前はまだ短大生だった自分も、今では大学院生。自分が大学院に進学しているなんて、当時は全く想像がつかなかった。というよりも、将来のことを漠然と考えすぎていた(今もわりとそうだけど)。編入して、本格的にデザイン系に舵を切って、4年になったらデザイナーとして就活をしている。ただそれだけだ。

だったはずなのに、現実は違った。将来の展望が漠然としているのにそんな簡単に就職できるわけがない、今ならそう思う。

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四年制大学に編入して、就活を間近に控えた3年の12月、サークルの先輩と初めてサシ飲みをした。その先輩とは9月頃にサークルとしてまちづくり系のイベントの手伝いをしたときから仲良くなりつつあり、まだコロナがなかった頃、忘年会と称して行われたサークルの飲み会後に私から声をかけたのだ。仲の良い男友達なんて数えるほどもいない自分だが、この人は(一緒に飲むと面白そうだな)と直感で思った。直感は大当たりだった。

恥ずかしい話だが、私は先輩に溺れた。先輩としての「尊敬」から、気付けば対等な男性としての恋愛感情に変化していた。自分でも止められなくなった。12月頃に2人で飲んで、急接近して、2月頃には週3くらいで会うようになっていったもんだから、そりゃ就活なんて無理だった。

アメには弱いタイプで、終わらない就活よりも相手と遊ぶことを優先した自分がいた。諦めた。卒業研究をやりながら(言ってしまえばこれも全然ちゃんと出来ていなかった)、進路のことには目を向けないようにしていた。遊んでくれていた先輩からも、これにはさすがに「ちゃんと進路のこと考えなよ」と冷たく言われた。今思うと、ただ相手と一緒にいられればそれでよかったのだと思う。自分の将来に興味がなかった。そんなことより相手が大事だったから。私に残されたのはこの3択。

①院進する
②卒研を出さずにもう半年大学に残る(就職浪人)
③卒業してバイトしながら既卒として就活

どれもあまり気は進まなかったが、親に恐る恐る話を切り出し、大学院の道に進むことを決めた。

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来年度から私は大学院2年生になる。
今でも好きな先輩は、同じく大学院を卒業し、春からは東京の会社で働くそうだ。何度も何度も「行かないで」と言った。副業で会社を起こすということで、たまにはこちらにも帰ってくるかもしれないらしい。それでも、会えるのはほんの少しの時間だろうから、あまり期待はしない。

こんなことを言うのもあれだが、私は働くことに対してあまりモチベーションが上がらないタイプだ。もちろん、そんなこと言ってられないから就活をするのだけど。彼にも言ったように、私が目指す一番の未来は彼と結婚すること。それくらいの強い想いで相手のことが好きだ。だからこそ、最終目標を相手との結婚にして、そのために東京に行く。東京で働く。

恋愛ベースで生きることは、相手にはあまり理解されないけど、上記のように話すと彼は「それかっこいいじゃん!」とポジティブな感想をくれた。頑張れって応援してくれた。そんなこと、言われると思わなかった。ありがとう。

そして、相手への想いって、ずっと言い続ければ伝わるのだなあと思う。コロナ禍以前は、頻繁に遊ぶことはあったものの、「相手のために生きたい」という考え自体が否定されていた。「自分がやりたい仕事があって東京に来るなら分かるけど、俺を追って来るならキモいからやめて」と。まあ自分でも相手の言いたいことは分かる。気持ち悪いのだって自覚している。それでも好きな気持ちは止められないものだし。コロナ禍になってから半同棲みたくなって、相手もだんだん私に対する警戒(?)が解けてきたように思うけど、そうじゃなかったら相手の私に対する「キモい」だとか、今も変わってなかったのかもしれない。居酒屋で「俺が東京行った1年後お前が東京来るなら俺も観念すると思う」って言われたのを、今でも覚えている。観念って言い方はモヤつくけど…。
とにかく、許されたなら、全力で頑張るしかないのだ。未来の自分のために。

そんなこんなで、今に至る。相手が一度帰省のためにこちらを離れてから、何度泣いたか分からないくらい泣いたけど、少しずつでも強くなりたい。自分をアップデートさせたい。

最後に、締めの言葉。
相手とよくYouTubeやニコニコで動画を見ていて面白かった、当たり前体操の宝塚バージョン「男前体操」より。
「あなたは私と、結婚しますよ」
この言葉だけを信じて。

#エッセイ #日記 #生き方 #価値観 #恋愛ベース #抱負

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