1万円投資で小さな夢の種をまく
西の方に在住している私は、初夏の頃つぎつぎと降りかかる天変地異に翻弄されるうちに、梅雨明けを迎えた。
しかし幸いにも変わらない日常を送れていることに感謝しながら、一方でこの殺人的な暑さは何なのだと憤ってしまう未熟者のわたし。
そんな不穏な風向きからはじまったわたしの平成最後の夏をなんとか明るくしようと、新しいことをはじめた。
それは資産運用だ。
株やFX、投資信託などは難しそうで今まで避けてきたが、初心者でもはじめられるように詳しく投資信託を解説しているインスタグラマーあやたかさんに出会ってがぜん興味がわいてきたのだ。
親切にわかりやすく教えてくれる。しかも無料で。
インターネットの発達がもたらしてくれた恩恵に心の底から感謝である。
あやたかさんが考案した「米国VIベアETFの1万円投資で1億円を目指す方法」、つまり最初に1万円を投資してあとはなにもせずほったらかしておくと、理論上は20余年後には1億円になるかも?という投資である。
もちろんこの先世界がどんなふうになるのか誰にも予測はできないし、投資信託なので損することももちろんある。
でもこの投資の最大の魅力は、失敗しても失うのは最初に投資した1万円だけというところなのだ。
しかし経済的にどん詰まり状態の人が投資信託に手をだすなんて何考えてるの!!!と、まわりからは非難轟々っす^^;
こんなうまい話があるのかと最初はわたしも疑心暗鬼だったが、儲かるのか、損するのかは、自分のお金を使って勉強しなければ結局は身につかない。
自分の親や知り合い、ご近所でも80代の人は珍しくない昨今、考えたくないがわたしもあと30〜40年も生存し続ける確率は高い。
このまま老後資金をコツコツ預金し続けても、今の金利じゃ必要十分な額を確保できないし、国の年金もあてにならない。
ローリスクな貯金に1万円投資を組み合わせてみると、50代からでも老後資金を増やすのに全然間に合うじゃないか!となんだか目の前がぱあっと明るくなるように思えた。
1万円を20年程度ねかせておく投資方法なので、年収が少ない20〜30代の人でもできるし、今はじめたら40〜50代には大きな資産になって勤め人を卒業するのも夢じゃないかもしれない。
余剰資金の少ない50代のわたしがはじめても、70代で1億円に達するとしたら老後資金を心配する必要がなくなるかもしれない。
「もし失敗しても1万円」
1万円分の宝くじを買うよりもっと大きな夢のあるお金の使い方であることがわたしは何より気に入った。
そう1万円をタイムカプセルにつめて埋めておくみたいな?
世間では銀行預金が堅実で一番信頼できる貯蓄方法で、投資信託は一攫千金のギャンブルみたいなイメージがまだ強いが、こんな貯蓄もあったのかと目からウロコの平成最後の夏。
吉とでるか凶とでるか。
小さな夢の種をまいたから、さあ明日もがんばろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?