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レゲトンシンガーのFarrukoを聴こう

これまでバッドバニーについていろいろ書いた。バッドバニーが今現状のアメリカのポピュラーシーンでマイケルジャクソンに匹敵する存在だということも書いた。そしてなぜかこういったラテン系が日本だけでほとんど人気がないことも書いた。

ではバッドバニーを聴いたら次に誰を聴くかだ。ほとんどの洋楽ライターはレコメンドしてくれない。rockin'onでさえもレゲトンに対して無視だ。もはやレゲトンはアメリカのギャングスタラップではない。ボブマリーのような北中南米のリーベルミュージックだということに気付いてない人が多すぎる。2010年くらいから盛り上がってるジャンルだしそろそろ日本で火がついてもおかしくない。

と言っても私も全然分からない。ということでグラミーのMusica Urbana(アーバンラテン音楽)にノミネートされた作品を聴くしかない。

レゲトンの開祖のDaddy Yankeeはあまりにビッグなので敬遠の意味で除外するとして、次はFarrukoあたりを聴いてみると良いかもしれない。

強烈な刺青の方がFarrukoだ。とにかく歌が上手くてラップと歌が行ったり来たりするところや濁声からのハイトーンボイスもすごく良い。(加工してるかもしれないけど)

あと面白いのがラテン系はお互いの楽曲に共演を惜しまないことだ。レコード会社が違ってもだ。ポールマッカートニーやデビッドボウイやロバートプラントやロッドスチュワートやエルトンジョンが普通にお互いアルバムに参加する感じだろうか。多分だが70年代にブームになったファニアオールスターズ(ファニアレコードのアーチストが全員集まった)から来てるのではないかと思う。プエルトリカンはみんな仲間だ!みたいな。なので作品も良いものが多い。

つづく

おしマイケル

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