ブレスオブザワイルドを買ってください
毎日投稿9日目。
はじめに
今日は僕のゲーム史に残る作品を紹介したいと思う。あまりにこのゲームに対する思いが強すぎて、直球すぎるタイトルにしてしまったことは許してください。
その名も、【ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド】(以下ブレワイ)
ニンテンドースイッチで発売された本作は、僕が31年間生きてきたなかでプレイした最も印象的なゲームだ。
ここではブレワイの魅力を出来得る限り紹介し、この記事が投稿された暁にはブレワイ沼にハマる人が続出することを祈りたい。それくらい素晴らしいゲームなのだ。
まず前提として、ブレワイはゼルダシリーズを知らない人でも全く問題なく楽しめる。ストーリーは過去作とのゆる〜〜〜〜〜い繋がりはあるものの、知らないからといって差し支えは無いに等しい。だから、安心して読みすすめてもらえたらと思う。
主人公の剣士リンクが、巨悪を討伐し、姫を救うべく冒険に出る。これだけを知っておけば十分だ。
ブレワイを語るにあたり、いくつかのポイントに分けて書いてみたいと思う。
移動の魅力
ブレワイにおける最大の魅力は移動だと思う。
ブレワイはオープンエアー(オープンワールドとほぼ同意)というジャンルのゲームだ。
オープンエアーでは、広大なフィールドを自由に移動できる。
昨今は多数のオープンワールド作品が登場しているが、ブレワイがその中でも特徴的な点が1つある。
それは、壁を登ることが出来るということ。
一見、当たり前じゃないのか、と思うかもしれない。しかし、従来のオープンワールドにおいて壁を登れるということは殆ど出来なかった。上に登る道をひたすら走ることが出来ても、クライミングのように登るということは出来なかったのだ。
ブレワイにおいて、壁はあってないようなものだ。
リンクは、世界に存在する99%の壁を登ることが出来る。
なので、ゲームにおいて文字通り、【どこにでも行ける】のである。
遠くに見える山が気になれば、登ればいい。
怪しい塔があるなら、登ればいい。
後述するが、海を渡ることも出来る。
どこにでも行けるということは、どこからクリアしても良いということだ。
あえて遠くの場所に挑んでみてもいいし、なんなら初っ端からラスボスに挑んだっていいのだ。すべて自由。
プレイヤーの『やってみたい!』という欲求に応えてくれるのがブレワイの最大の魅力だ。
戦闘
ブレワイの戦闘はいたってシンプルかつ奥深い。
チュートリアルにおいて、リンクは4つの力を手に入れる。
1つ目は、物体を停止させる力。
ロックオンした物体の動きを一時的に停止させ、それに加えた力が直後に解放されるというもの。たとえば、一見動かせない大岩にその力を使い、ハンマーで殴り続ける。すると解放時に蓄積されたハンマーの力によって遠くまで吹き飛ばすことができる。
2つ目は、水を凍らせる力。
水上に使えば、リンクが乗れるほどの氷柱を出現させることができる。それにより、遠くまで海を渡ったり、謎解きのギミックに対処することができる。
3つ目は、磁石の力。
金属類を自由に操ることができる。
そして4つ目は、爆弾。
スイッチで起爆するタイプの爆弾だ。転がりやすい丸形と、転がりにくい四角形の2種類がある。
これらの力を駆使しながら冒険を進めていくわけだが、戦闘の幅を大きく広げる役割も果たしている。
会敵した時に、正面から武器で戦うだけでなく、例えば近くの金属塊を空中からこっそり落っことして攻撃したり、坂の上から爆弾をころがして不意打ちしてもいい。一つの戦闘において、多彩な戦い方をプレイヤーは選択できるのだ。
思わぬ戦法を見つけたときにはきっとニヤリとすること間違いナシである。
景色の魅力
ブレワイの世界は美しい。
トップ画像を見てもらうとわかる通り、プレイヤーはやわらかいタッチで描かれた世界を冒険することになる。BGMはほとんどなく、環境音がほどよく足されたこの世界に癒やされない人間はいないと僕は信じている。
上手く出来てるなあ、と思うのは、どこにいても『なんだか気になる』ポイントが見えるということ。例えば、湖にある小島だったり、意味深に並んだ木々だったり、明らかになにかありそうな建物だったり。
思わず寄り道したくなる。そして必ず、寄り道先には何かがある。
ストーリーそっちのけで寄り道してしまう。これこそ、冒険ではないか。
ストーリーが終わる頃、沢山の寄り道をしてきたリンクとプレイヤーは、きっとたくましく強くなっていることだろう。
ストーリー
ここまで読んで、『ブレワイ買ってみようかなあ』と思っているそこのアナタ。ちょっと待ってくれ!どうせ買うなら、DLC(ダウンロードコンテンツ)も是非買ってほしい。
DLCには追加ストーリーがあるのだが、これが非常に良い。
本編を語っていないのに『良い』と言われても困惑するだろうが、僕を信じて買ってくれ!責任は取ろう。・・・たぶん。
本編の始まりで、リンクは記憶を失っている。 100年間のコールドスリープから目覚めた彼は、記憶を取り戻しつつ、巨悪へと立ち向かっていく。
その記憶を取り戻していく過程がなんとも美しいのだ。100年前、一体なにが起きたのか。世界の真相が少しずつ明らかになっていく点において、リンクとプレイヤーは全く同じ立場である。
冒険への没入感が尋常ではないのだ。先が気になり、寝る間も惜しんであちこちを旅するハメになるだろう。
こればかりは僕が話せば話すほどにネタバレになってしまうので、今すぐブレワイをポチってくれと言うしかない。そして睡眠不足を覚悟してほしい。
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