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ARABAKI ROCK FEST.19 2019.04.27.~04.28.

開催前日までの天候の様子から当日も気をもんでいたが、幸い、僕が会場にいた時間は雨にたたられることはなかった。しかし、今年は寒かった。これまでも陽が落ちてからの寒さは経験済みだが、今年は特に寒かった気がする。それでも充実した楽しい、そして感動的な2日間だった。

TOSHI-LOWが「カノン」を歌った。後にミチロウの訃報をきくことになるので、何かしらのつながりも感じたりしている。

真心ブラザーズの津軽フォーク村にゲストで迎えられたチャボは、" 愛と平和を大事にしようぜ " のメッセージと共に、スコット・マッケンジー「花のサンフランシスコ」。湖をバックにした開放的なステージから東北の空へ Love & peace。

加山雄三、82歳。ギターを歪ませてソロを弾きロックン・ロールする姿。ツインドラムにツインキーボード。トリプルギター(若大将を含めれば4本のギター!)。加山雄三→藤井一彦→古市コータロー→佐藤タイジで回されたギターソロがかっこよかった。豪華なバックとゲスト陣で華やかで楽しいステージ。晴れ渡る青空に白い雲。最高にフェス映えするバンド。

3人のウルフルズ。フェスやイヴェントなどのセッションでのトータス松本は数多く体験済みだけれど、こうして本家での彼が、当たり前だがいいなって思う。

BARBEE BOYS。スケジュールの都合で途中でステージを後にしたが、KONTAと杏子の声はARABAKIの空にずっと響いていた。

誰もが知る曲を持つバンドはフェスでは強い。1曲でその場にいるお客さんを持っていってしまう。「GLORIA」の大合唱が起こったZIGGYのステージは感動的だった。

思えば僕のアラバキ初体験は2010年。このときに最初に観たのがKANで、初めて聴いたのが「愛は勝つ」だったと思う。そしてその時に聴いて覚えて…いや覚えさせられてしまった「よければ一緒に」。9年たっても覚えていたので、最初の印象が相当に強力だったのだろう。

ソウル・フラワー・ユニオンは電気グルーヴの「シャングリラ」を登場SEに。時期的にもタイムリーだが、こうした場では特に気分があがる。

the pillowsの30周年に華をそえた佐野元春。ゲストのトリで自身の「アンジェリーナ」も演奏。寒空に響く元春のロックン・ロールが最高だった。

今年は過去に比べて寒さが厳しかった。それでもこの場でしか感じられないものと、この場だから受け止められるものがある。きっとまた来るだろう。<2019-05-03 記>

4/27(土)
・TOSHI-LOW
・人間椅子
・SCANDAL
・ドレスコーズ
・真心ブラザーズの津軽フォーク村
・THE ARABAKI ROCKERS SATURDAY NIGHT ROCK'N'ROLL SHOW

4/28(日)
・THE King ALL STARS -2019 ARABAKI MAXIMUM-
・ウルフルズ
・BARBEE BOYS
・ZIGGY
・KAN
・ソウル・フラワー・ユニオン
・the pillows -30th ANNIVERSARY CARNIVAL OF BUSTERS in ARABAKI-

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