伝統の牛の角突きに感動
今日も明日も明後日も、安心安全快適に過ごしたいジェニーです
運転する時も、
仕事をする時も、
動物に触れ合う時も
繊細さゆえ、
動物が大好き過ぎるがゆえ、
心から、痛切に、動物の安心安全快適、そして、
健康と幸せを願ってやまない毎日で
だから、世界中の闘うなんて文化が許せなくて
認められなくて
なぜ動物が傷つかなければいけないのか、
どんな理由でも理解できないし、
また、どうしたら人間の勝手な娯楽が終わるのか
と、
真剣に考えている人間の1人です
人間同士の闘いでさえ、観ていられない
音や、スピードや、衝撃や、観客の殺気立つ感じも
怖くて、恐ろしくて、悲しくなる、痛くなる
それが楽しいって人もいるし、
やりたくてやっているなら、
好きで幸せで、無くてはならないものなら、
好きな人同士が勝手に盛り上がることは自由だけれど
動物は違う
動物が選んで、決めて、行動している訳ではない
だからこそ、
「どこまで人間が動物のことを想ってあげられているのか」
怖かったけれど、
ご縁のあった柿木畜産さんのお話を伺い、
自分の眼で確かめようと思い覚悟を決め、行ってまいりました!
本日10月20日
岩手県沿岸北部にある平庭高原にて、
闘牛もみじ大会が執り行われました
急に気温が下がった本日、さらには標高800mともなると体感温度5度ぐらい
しかも風が吹き、軽装で行ってしまった私はちょっと後悔しました
が、
ここまで来て戻るわけには行かない!
何より、もし牛の辛そうな場面を見たら速攻帰るつもりでいました
そして、後で抗議文を送ろうとも考えていました
そんな風に疑心暗鬼になりながら
ちょっと観るだけ
そう思いながら、可愛い2歳牛の戯れあう角突きから始まり、
あまりの無邪気さと、朗らかな会場の雰囲気と、
見事なスピーチをしてくれた新潟県長岡市からの勢子「松田淳さん」
あれれれれ、と、心がほぐれていきました
そもそも、
闘牛大会に、しかも岩手の山の上の平庭高原に、
こんなにお客さんが来ると思っていなかった
「松田淳さん」のアンケートで会場には県外からもたくさん来場していることが
分かりました
しかも、老若男女、海外の人もいました☆
闘牛サポーターらしきピンクの豹柄法被のお姉さんたちとか、
空いている場所に座らせてもらった隣のおばさまも初めて来たと仰っていて、
その割にあーだこーだと牛ちゃんの闘う姿に楽しく合いの手を入れていました
最後の大関牛の角突きでは、小さな子供が、
「がんばれーよこづなあー!!!」って大声で応援していたり
私の席の横の小さな男の子もスマホでムービーを撮っていました
こんなに寒い中、飽きずに引き込まれて観ることができるって、
それだけの面白さと、運営側や闘牛を愛する人の配慮があってこそだと思いました
たとえ、引き分けでもここまで見応えがあって、
なおかつ、大事に育てられている牛たちは、とてもリラックスできている
これがとても素晴らしいことだと思いました!
動物は恐怖で人間に支配されていたら、
筋肉も、身体も不安で、緊張でガチガチになっているはずだから
牛たちの待合場所でも、闘志は高められていても、
大勢の観客の前で、知らない牛を前にしても、
伸び伸びと角突きができる状態にある牛
会場で観る牛は数時間でしかないけれど、
その牛たちは、遠くは新潟県や埼玉県や千葉県、東京から運ばれてくる中で、
必ずストレスがかかるし、まして暖かい場所から寒いとこに来て、
少なからず体調に影響を与えかねない
そんな、不調も見抜く力がある勢子さんたちが、
絶対に無理をさせない判断をしていて、
試合する気分じゃない牛や、脚を痛めている牛、
人間には分からないけれど一瞬の攻撃で相手の牛が痛かった時、
鼻血を出している牛にも、牛の闘志を尊重しながらもダメージは与えない、
本当に安心して観ていられました
引き分けにするというのは、
牛のプライドを守る意味でも大事で、
何より、勝負をつける必要性もないし、怪我をさせる必要性はもっとない
本当に牛を愛し、牛に愛されている勢子さんあっての大会だと思いました
そして、その絆は、一長一短でできるものではなく、
何百年の牛飼いの歴史があってこその阿吽の呼吸
山形村は特に岩手南部地方の歴史が残っている地域であり、
人と牛、動物に対する距離がとても近いがゆえに、
自然と牛の気持ちを汲み取っていると感じます
言葉にするのは難しいけれど、
長く、深く、どれだけ動物のことを想って生活をしてきたか、しているか、
闘牛大会という場所だから余計に、
牛と人との関係性が良く分かるのだと思いました
11月3日、4日は、新潟県で千秋楽が執り行われるそうです
良かったら是非!!!
新潟県長岡市山古志南平地内/山古志闘牛場 越後山古志「牛の角突き」大会
私も、闘牛より「角突き」大会と銘打ってほしい!!!と思っていました
推し牛も良いけれど、
私も闘牛オーナーになりたいなと思いました♪
もう名前も決めましたw
まずは起業するぞー♪
ではまたっ