クレー
さてさて芸術大好きシリーズ第三弾はパウル・クレーです
私が最初に見たクレーの作品は、難波田史男さんのような抽象画でした
惹かれるのにはワケがある
シャガールにもポロックにも感じた共通点
クレーにも感じました
書評には「不思議」とか「多種多様」とか「創造力を自由に羽ばたかせ」とか「魔法のような」とか「分類不可能」とか「独創性」とか「多才」とか
勝手に感じているシンパシーですが、体が、心が、細胞が動くって、もうそれが答えだと思うのです
クレーは、バイオリンも弾いて、絵も描いて、詩も書いたそうです
本当にバラエティに富んでいます
それでいて、ナイーヴ・アートを賞賛していて、影響も受けたそうです
規律正しく完璧な土台を学び習得しながらも、相反する自由でハチャメチャな芸術にも惹かれ、取り込んでいける吸収力と表現力が、誰にも真似できない作品になったのだと納得しました
しかもあの有名なバウハウスで教授をしていたそうです
がしかし、ナチスドイツ、ヒットラーの時代、ドイツにいられなくなったり、才能も肩書きも経済力よりも、権力なのか
正しいことも、楽しいことも通用しない
だからこそ生まれたアートもあって、文化もあって、今があって、私がいて、喜びを、豊かさを、気づきを、感動をもらっている
志半ばに倒れた人の方が多いのかもしれないけれど、先人たちが残したものを、魂を継いで、吸収して、消化して、エネルギーにして、アートにして、また残せていけるように生きます
いやあ、芸術っていいですね
ではまた〜♪