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視線恐怖症になってしまった人のはなし

視線恐怖症とは

 私は、視線恐怖症である。
 人の目を見て話すことが、いつからか出来なくなってしまった。
 人とすれ違う事すらビックリするし、ストレスになるし、肩周りの筋肉が緊張でガッチガチになるくらいなので、普段は夜中のコンビニで買い出しをする生活をしている。

 昨日、自立支援の更新を行う為に役所に行ってきた。
 自分の病状とはどうしても気になってしまうもの故に、病院で手渡された診断書を毎回こっそりと読んでいる。

 そこに書かれていたのが最たる要因は「うつ病」「人の視線に強い恐怖を感じるという事も本人も認識している」と多少大袈裟な書き方なのではないかと思ったりもした。が。

 何故視線恐怖症になってしまったのか

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