ベルン→チューリッヒ

こんにちは!昨日は3時間昼寝してしまったにもかかわらず、5時間ぐらい寝れて今朝は4時に目が覚めました。

今回、ベルンではStay KooooK Bern Cityというホテルに泊まっています。ホテルとホステルの間だけどホテル寄りにした、みたいな印象です。チェックインは全てオンラインで行い、エントランスや部屋の鍵も全て携帯で。部屋には冷蔵庫等なく、海外のホテルにしては狭く感じますが、共有スペースがかなり充実していて、そこに冷蔵庫やキッチン、コーヒーマシン、お茶、クッキー、フルーツなどがあります。お茶やコーヒー、フルーツは無料。有料のビールなども置いてあります。朝5時にこの共有ラウンジが開いていたので、24時間オープンのようです。ホテルとホステルの間と言っても、1泊$200近くはしているのでさすがスイス。

チェックアウトは確か11時なので、それまでにチェックアウトを済ませて、チューリッヒへ向かう予定です。ランチをベルンで食べるか?チューリッヒで食べるか?そんな些末なことを今考えています。

今はホテルの共有ラウンジでパソコンを開き、このブログを書いています。ここから先はここ最近悩んでいたことと、今回のスイス方位取り中に考えたことを記していこうと思います。

約12年前に語学留学をして、その後MBA留学。東京で4年制の大学を卒業してからの留学だったので、周りの同級生たちは新卒社会人として給料をもらい始めるタイミング。僕は銀行と親から1,000万以上の借金をしました。周りは年間何百万とか稼いでいるわけですので、最低でもこの3年間ぐらいで同級生とは2,000万ぐらいの差が出たわけです。それでも、自分なら留学後にそれを取り返せるという根拠の全くない自信があったし、この経験はお金に換えられないと信じていました。それでも、やはり日々銀行口座の残高を気にしないといけない状況であったり、絶対に何か結果を出すまでは日本に帰れないというプレッシャーを自然と感じていたので、正直しんどい日々でした。語学留学時代は、毎日図書館にこもってTOEFLの勉強をしていました。もちろんたまにはホームパーティをしたり楽しんでもいました。MBA留学時代は本当にお金も底をついてきていたのと、他の学生さんたちに負けたくなかったので、毎日部屋にこもって勉強していました。

今の社長と出会ってから、最初の数年は自分を認めてもらうこと、ちゃんとお金を稼いでアメリカでグリーンカードを取ること(会社にスポンサーしてもらえるぐらい実力を証明すること)、個人としての実力を伸ばすことに集中していました。LAに仕事の為に引っ越してからは本当に遊びに行く精神的&経済的余裕もなかったし、車もなかった。たまに友達に呼ばれても、現地にパソコン持って行って、いつでも社長に則レス&仕事対応できるような緊張感を持っていました。そして、やっと一人暮らしをできるようになったのが今から約6年前のグリーンカードを取れたタイミングでした。

ここ数年、特にコロナ後ぐらいからは、自分の中でのマンネリが始まったこと、何をやっても別に自分の給料が大きく変わるわけではないと思い始めてしまったこと、やりたいことを社長に伝えてもサラっと流されるとそれを再度自分から彼に伝えることができなかったこと、などもありいつの間にか悪いルーティーンにはまっていました。自己向上を怠り、現状に不満を持つ日々が多かったように感じます。

同時に、LAのインフレ、家賃の急騰があり、引越しを繰り返しました。実働のわりにいただいているお給料は十分と思っていたので一度も給料に対して文句を言ったことはありませんが、おそらく日本人社長からすると「こんなに払っている」と思っていて、雇われる側の僕からすると「LAだと働く大人としてこの給料は最低限ラインよりちょっと上ぐらい」という印象を持っていました。

コロナ後、とりわけLAではホームレスも増え、犯罪が増えました。ちなみにカリフォルニアは全米で一番所得税が高い州です。そして、クライントさんは全員日本人なので、「なんで僕はLAに住んでいるんだろう?」という想いをずっと持っていました。コロナ後、日本への渡航は自主隔離期間があったりと難しくなったので、何度か東京への引っ越しを社長に提案するもスルーされ、コロナ期間も寂しくLAで過ごしました。この期間にお酒を飲み過ぎて、人間ドックで尿酸値が8.0を超えてしまい、「いつ通風になってもおかしくない」と脅されたこともありました(笑)。

僕の方位取りや風水については、社長が九星気学にはまっていて、引っ越しや方位取りを半ば強制的に社長からやらされていました。昨年、LAから日本への方角が悪いと言われて、1年で2-3回しか日本出張できないと社長から伝えられ、「それだと仕事にならないので、風水の先生と直接話させてください」とお願いし、そこから毎月1回は風水の先生と面談させていただけることになりました。

そこで言われたのは「確かにこれだけ日本に来れないと仕事にならないね。それであれば毎月日本に来て。悪い方角だからあえてそこに行きまくってバカにするイメージで」という内容でした… しかも毎回の日本滞在は1週間程度。毎月1回エコノミークラスで10時間超えのフライトで出張して、みっちり毎日ミーティングいれまくるって結構きついので、かなりビビっていました。正直「これ自分で墓穴ほっちゃった?」と思いました。そして、その予想は的中して、思った以上に毎月の日本出張はしんどかったです。それに加えて、仕事で東海岸のフロリダやボストン(LAから片道5時間以上、時差3時間)に6度、方位取りのヨーロッパ旅行を今年はすでに4回行いました。LAの自宅にいた時間は1年の30%ぐらいだと思います。

元々生活にルーティンを作りたいタイプなので、朝何時に起きて、これ食べて、を繰り返したいのですが、そのルーティンをこの新生活形態の中で見つけることができず、体と心が回復しきらない状態が続きました。そんな中で、今の仕事というか、社長との関係性、風水との付き合い方に関してものすごくネガティブになっていました。もし僕が方位取りの効果を実感していたり、それを信じれていれば最高なのですが、どうしてもまだここの部分については信じ切れていません。それもあって、「これずっとやり続けるのかな?どうしよう…」と悩んでいました。社長と2人で仕事をしているので、社長との関係を崩したくないですし、もちろん風水のことも否定はしたくありません。それにしても、毎月日本へ行って、東海岸に6回行って、ヨーロッパに年4回というのは、心が砕けそうになっていた中で、僕からは再三「日本ベースにした方がいいのでは?」という話しを風水の先生と社長に投げ続けました。しかし、風水的に僕が日本へ引っ越せるのは2029年が最速… と言われてしまい、諦めていました。しかし、9月頭に仕事でちょっとしたショックな事件があったことと、僕の日本にいる家族に問題が起きたことを先生に説明すると、「これは日本に帰って来いっていうサインに見えるね。一度シドニーに9か月住んで、それから東京に引っ越すってのはアリ」と言われ、それを社長に説明し、社長からも賛成していただけて、この度シドニーに9か月滞在→東京引越しをすることになりました(笑)

やっと日本に引っ越せることになり嬉しい思いが強かったですが、2週間でLAの家を引き払う作業をしている最中はもう最高にネガティブ思考になっていました(笑)。あらゆるものを売りまくり捨てまくり、無理矢理片づけました。それにしても、「これ実際翌9か月はホームレスになるんだな」という実感もわいてきてしまいかなり不安にも襲われました。社長のことを知る方2名に「本気で今旅行ばかりでしんどくて、しまいにはシドニーに住めと言われてやばすぎるので、仕事を辞めることも少し考えています」という相談もさせていただき、「今やめるのはもったいない」ということや、色々なアドバイスをいただきました。

僕としては、僕の仕事に対してのお給料は十分と思っているんですが、風水含め実際に強いられているライフスタイルを考えると、本当にここまで捧げてやる価値があるのか?と自問自答していました。ある程度定住したり、自分の居場所や時間の使い方をコントロールできないと交友関係も築きづらかったりします。「予定」とか、「来月自分は何日にどこにいる」とか、全然分からなかったりするストレスが半端なく感じられていました。これまでアメリカに来て突っ走って勉強と仕事を優先してきたけど、こんな生活が続くのかと思うと、本当にやめたくなっていました。

この話をすると大抵理解してもらえず、「それやばすぎない?転職したら?」とか、「その旅行拒否できないの?」とか、「それ出張手当でるの?」とか、そういう反応をされる方がほとんどなので、共感してもらえる人もほとんどおらず、それも辛く感じた1つの要因でした。

相談させてもらった1人の方からは、このスイス旅行へ来る直前(LAの家を引き払う直前)に、すごく良い言葉をたくさんかけていただいて、その中で「LAに何年間も仕事で住んで、風水かもしんないけど、ヨーロッパのあんなところやこんなところへ行って、しかもシドニーに住むなんていう30代の日本人はほとんどいないと思うから、そこは本当誇りに思っていいと思うよ。日本の一流商社マンでもそんな経験できないと思うよ。そこはお金じゃない、給料に現れない、今の特殊な仕事環境にいるからこそ経験できてるプライスレスなものがあると思う。それに、日本社会、世界全体的な観点で言えば、かなりの勝ち組の世界で生きているんだから、そこは自信もって」という話しをしていただきました。

これを言われて、すごく納得する気持ちが大きかったんですが、引っ越し作業をしているうちにまた不安な気持ちはおおきくなっていきました(笑)

今回スイスへ方位取りにきて、まさにプライスレスな経験をして、現地民の方々と小話をしたりして、改めて「自分がそもそもなぜアメリカ留学したのか?」を振り返ることができました。やっぱり自分が知らない国や町に行って、その現地の人たちと一瞬でも触れ合うことって、最高に楽しい。これをやりたくて自分は留学したんだ、と。そう考えると、自分の夢って既に叶ってるじゃん!と思い始めることができました。

同時に長倉顕太さんの「移動する人はうまくいく」という本を読み、かなり自己肯定感も上がり、「風水ベースだけど、こんだけ飛び回れているのはめっちゃラッキーなのでは?」と考えられるようになってきました。ただ、体へのダメージは絶対にあるので、そこの不安はぬぐい切れませんが、うまく自分のカラダをケアしていく方法を編み出していけば何とかなるかも、と今は思えています!しかもシドニーベースになれば日本との時差はほぼなくなるので、これもプラス要素です。

「何事も心の持ちよう、考え方次第」と自分に言い聞かせてはいても、どうしても気持ちのアップダウンがとても激しい1年間でした。同時に、ここ4~5年間は自己向上を怠ってきた時間になってしまいました。

今ある環境をどうTake Advantageしていくか?どうやって自分を伸ばしていくか?ここに集中していけるようになりたいと思います。今考えているのは、

① 出張が多い中でどう体を鍛え続けるか?
② 出張が多い中でどう健康的食事を続けるか?
③ ①や②などのルーティーンをキープし続ける
④ 本をジャンル問わず読みまくる
⑤ 仕事でつかえるスキル、知識を伸ばしていくための勉強と経験
⑥ 体と心のケア
⑦ プライベートでもっと人と会う、話す、知らない人と仲良くなる
➇ 両親、兄弟との関係を向上させる
⑨ 友人とたくさん会い、そのひと時を楽しむ
⑩ 自分を他人との比較で評価することをやめ、自分の成りたい自分になる

ランダムですが、こういうことを考えています。考える前にやってしまった方が良いと思うので、やって絶対に良いことはどんどんやっていこうと思います。

長々とまとまらない話を失礼しました(笑)あと、もしこれを読んでる方で方位取りを実践されてる方などいたらぜひお話聞いてみたいです!



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