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行ってきました ボローニャブックフェア2024
2024年4月8日(月)~11日(木)に、イタリアのボローニャでブックフェアが開催されました!
コロナ流行以前は弊社も毎年参加していたのですが、2019年の参加以来、久しぶりの参加となりました。今回noteを書いている編集部の私は、ボローニャブックフェア初参加。弊社のボローニャ紀行をご紹介します。
ボローニャ旧市街
児童書ではボローニャといえばブックフェアですが、ボローニャは旧市街などの歴史的な街並みも有名で魅力ある街です。
ということで、ブックフェア前日はボローニャの中心街へ繰りだしました。
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日曜日なので歩行者天国になっていました
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朝のミサ中でした
日本とは街並みが全然ちがいます。広い空間が多いです。
街中には、書店もたくさん! ボローニャといえば旧市街にある老舗の児童書専門店、ストッパーニ書店が有名ですが、街中いろんなところに書店がありました。
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天気も良くあたたかかったので、そこかしこにあるテラス席でランチやお茶をしている人もすごく多かったです。(なんか海外っぽい!)
お昼には、作家の佐藤まどかさんと合流! ボローニャでお仕事があるということで、そのついでに我々のボローニャ紀行にお付き合いいただけることになりました。
長くイタリアで暮らしている佐藤さんに案内いただき、街の路地を入ったところのお店でランチをすることに。なんとこのお店、アルコールドリンクのみの提供で、あとは自由に持ちこみして勝手に食べて! というスタイルだそうで、地元の人たちが思い思いにお昼の時間を過ごしていました。
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ノンアルビールで乾杯。これで2人前だそうですが、すごい量です……。「ティジェッリ」は、ボローニャ周辺などでよく食べられている、花のような模様がついたパンのこと。さっくりしてて、薄切りのボローニャソーセージやチーズをはさんで食べるのがとても美味しかったです。
私の印象ですが、ボローニャの街は意外とごっちゃりしていて、街のいたるところに落書きがされていたり、アートな壁画やポスターが大きく目についたり、日本とはちがう、現地の人たちの暮らしや文化も感じられる素敵な街でした。
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私のカメラロールだけでもポルティココレクションが作れそうです
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どのお店もお客さんが多くてにぎわってました
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ボローニャブックフェア
ようやくボローニャブックフェアです。ここから読んでいただいても、まったく問題ありません。
ホテルから歩いて会場へ。少しずつ、ブックフェアへ向かうと思しき人が増え、ドキドキとワクワクがつのります。
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大混雑
開場30分前くらいに着いたのですが、すでに大混雑! うろうろしていたところ、絵本作家のたけうちちひろさんと、ふわはねさんとお会いしました! 同郷の方とお会いできて安心したのもつかの間、開場です。
ボローニャブックフェアは、入場にパスが必要です。出展社用、作家用などのパスを購入する必要があります。弊社は出展はしていないので、4daysの一般用パスで入場しました。
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はじめて入る会場に感動する間もなく、おふたりと別れて海外版元さんとのミーティングへ。今回はボローニャ参加決定がぎりぎりだったにもかかわらず、日本のエージェントさんのご協力でしっかりみっちりスケジュールが入りました。
おなじみの版元さんから、弊社では出版したことがない版元さんまで、たくさんお伺いしてきました。版元さんのブースからブースへ走りまわっていたのですが、本当に広い……! こんなにもたくさん、子どもの本の世界に関わる人がいるんだと、なんだか自分の世界も広がる気持ちでした。
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FIND YOUR WAYとありますが、全然見つかりません
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商談している途中も、となりのテーブルでは英語や韓国語や中国語、ほかの地域の言語が飛びかっていて、「なんだかすごい場所に来てしまった……!」と思いながら、私もカタコト英語で商談させてもらいました。
商談の成果は、今後の弊社刊行作品にご注目ください!
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ブースの装飾もすごくにぎやかでかわいいです
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常時、人でにぎわっていました
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巨大版元なので、ブースの大きさも桁違いなかんじです
WALKERさんでは、ミーティングのほかにドリンクタイムのような時間にもお伺いし、『まよなかのゆうえんち』のマリアキアラ・ディ・ジョルジョさん、『まぼろしの巨大クラゲをさがして』のクロエ・サベージさんとお会いしました!
おふたりとも、日本がすごく好きだとおっしゃってくださって、クロエさんは「日本で自分の作品を出版することが夢だったから、夢がかなって嬉しい」とおっしゃっていました。感動です。こちらからも、日本での作品への反応などをお伝えしました。おふたりとも、ほがらかでフレンドリーで、お美し~かったです。
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マリアキアラさんもクロエさんも、新刊の予定があるとのこと! たのしみですね!
そして、ボローニャ名物、イラストレーターの壁! 弊社は3日目までしか会場に行きませんでしたが、初日から徐々にすき間がなくなっていく壁は圧巻でした!
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名刺やポスターなんかがところせましと貼られていて、壁自体がひとつの芸術作品みたいでした。
もちろん、開場では原画展も開催されていました! 発表された受賞作品は、会場の特設スペースで紹介され、版元ブースへの誘導が行われていました。
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今回、弊社はあまり参加できなかったのですが、企画も盛りだくさんで、開場中そこかしこでイベントが開催されていました。
今年の国際アンデルセン賞が発表されたのもボローニャ会場です。画家賞にシドニー・スミスさん、作家賞にハインツ・ヤーニッシュさんが選ばれました。おめでとうございます!
【番外編】
ボローニャブックフェア期間中は、会場から出てもブックフェア。日本の版元さんやエージェントさんとお会いして、本のことや関係ないことをおはなししたり(たのしい)、海外版元さんとのパーティー(緊張)があったりします。
今回は、WALKER BOOKSさん主催のペトル・ホラチェックさんのパーティーに参加させていただきました! 諸事情で、編集長とふたりきりでの参加になり、英語がろくにはなせない我々はどうなることかと戦々恐々としていたのですが……ホラチェックさん、本当に素敵なおじさまでした。作品のことや関係ないことをおはなししたり、サインをいただいたりと、緊張しつつも感動の時間を過ごしました。
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アジアの版権担当のマリアさんが簡単な英語で通訳してくださったり、WALKERのほかの版権担当の方が手品や手遊びで盛りあげてくださったりと、終始たのしい会だったのでした。
おわりに
ブックフェアでは、ほかにもたくさんの版元さん、作家さんとお会いさせていただきました! たのしくも身の引きしまる、活気にあふれたブックフェアでした。少しでも、読んでくださったみなさんに、ボローニャやボローニャブックフェアのたのしさが伝わっていれば嬉しいです。
弊社は今年創立50周年。これからも、世界の素敵な作品を、日本のみなさんにご紹介していきたいと思います!
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ありがとうボローニャ