渡莉鴉

ライティング案件募集しております。詳しくはTwitterからどうぞ|神社で働きたい女子大生です|勉強していて考えたこと、日常から感じとったこと|おふざけブログ #神オタ草子|アイコンはオリジナル小説のキャラクターです

渡莉鴉

ライティング案件募集しております。詳しくはTwitterからどうぞ|神社で働きたい女子大生です|勉強していて考えたこと、日常から感じとったこと|おふざけブログ #神オタ草子|アイコンはオリジナル小説のキャラクターです

最近の記事

ルッキズムの擦込に学生服で抗っている社会人の話

※この記事は前向きな内容ではありません。自分の習性を整理するために書いています。 ふたりの人間から産まれてくる以上、その父母に似ているのは当たり前のことです。それでも私は、「父に似ている」という言葉に不愉快になることがあります。 父が嫌いなわけではありません。むしろ両親に関してはこの人たちの子供として生まれたのは恵まれていると感じるのですが、父に似ていると言われるのが耐えきれないのです。 今日ふと「これがSNSで話題のルッキズムというやつなのでは?」と思ったので、ついでに

    • 初めて作家先生の講演会へ行きました

      國學院大學児童文学会様(以下児童文学会様)が開催される阿部智里先生講演会「物語と生きる」にお邪魔させていただきました。 ※このページは参加した私が実際に感じたことを記述したものであり、直接取材等をしたものではありません。そのため、実際の講演とニュアンスが異なる内容を含む可能性がありますので、ご了承ください。 ……初めに、まず、事前に(しつこい)、前置きとして申し上げるのですが、私は阿部智里先生(以下阿部先生)の作品を読む機会が今までありませんでした。ゼミの後輩から「『烏に単

      • 眠り姫と横綱とその娘の話

        最近、私は伯母の家に泊まることが増えました。いとこが中学受験真っ只中で、ひとりで家にいると胃が痛くなってしまうと聞いたので、犬と留守番をしているためです。 伯母夫婦は子供が出来るのが遅かったので昔から私を実子のように可愛がってくれていますし、いとこも私に懐いているので、とても居心地の良い環境です。寮よりも家族と外食する方が楽しいですし、今日も一緒に近所のお店でお鍋をつついていました。 追加の野菜を取りながら会話を聞いていると、どういった流れだったのかは忘れましたが、伯母と私

        • うそつきの晩餐

          中学の頃、図書室でよく借りる本がありました。うそつきの天才という本です。 自分を優等生と騙る少年がテストの点数を誤魔化せなくなり家出をする話、思春期になり文学に目覚める話が書かれています。この本を手に取ったきっかけは簡単で、私は自分を嘘つきの極悪人だと思っているからです。 事実、幼い頃の私は酷い嘘をついたり物を誤魔化そうとすることがありました。テストは「如何に自分のケアレスミスの言い訳をするか」を考えていたし、テストを捨てて無くしたフリをしたこともあります。クラスメイトとト

          『MinuteGlass』ゲーム紹介

          今回、フリーゲームクリエイターゆきみや先生の処女作『MinuteGlass』の先行プレイとゲーム紹介を担当させていただきました。 『MinuteGlass』公開ページ:https://www.freem.ne.jp/win/game/26418 本記事ではゆきみや先生へゲーム制作への思いや『MinuteGlass』に関する少し踏み込んだ質問をさせていただき、より多くの皆様にゆきみや先生の世界を覗いていただければと思います。よろしくお願いいたします。 とある宇宙旅行の最中

          『MinuteGlass』ゲーム紹介

          それはそれとして、非常に。

          私は、カレーうどんを食べました。ここに来るまでの過程を少しお話ししようと思います。 最近、私は自分が未熟であると思う機会が非常に多いです。誰かに叱られるとか、別の誰かを見ていたたまれなくなるとか、そういう件がいくつもありました。誰かに私の今の姿を見てほしいわけでも、慰めてほしいわけでもないのですが(私の不徳の致すところであるので当たり前だ)、私は書かないと死んでしまいます。 私は叱られることが得意ではありません。それが比較的良い子に育ったからか、単に私の精神が貧弱なのかはわ

          それはそれとして、非常に。

          にんじんを残す先生に手紙を書く話

          今日、私は豆カレーのドリアを食べていました。その中でふと、「そういえば私って、給食のキーマカレーが苦手だったな」と思ったのです。理由は私の苦手な食べ物であるレーズンが入っていると聞いて、どこにレーズンがあるのだろうかとびくついていたからです。今思えばあれはレンズ豆を聞き間違えていたのではないかと思うのですが。 もうひとつ、思い出したことがあります。 それが道徳だったか国語だったかは思い出せないのですが、「好き嫌いはいけない。残すのはいけない」とされている給食の時間に先生がに

          にんじんを残す先生に手紙を書く話

          シミュレーショニズムについての考察記録

          授業の中で、「シミュレーショニズム」という分野について考える機会がありました。 近代の美術のひとつで、過去の作品を模写したり写真に撮ったり、あるいは家電など美術に一切関係ないものを美術品として展示したりするそうです。 「それって芸術なの?」「パクリじゃないの?」と批判が飛んできそうなシミュレーショニズム。そのレポートを作成してみました。 まずシミュレーショニズムとは、近代芸術の唯一性に反対し、大衆芸術のイメージを流用や再構築を以てアプロプリエーションすることを指す。オリジナ

          シミュレーショニズムについての考察記録

          無題

          「一円にもならないライティングをしたけどためになった」 「記事が売れていくのが楽しくて…」 私にとって書くことは金銭になるかならないかで価値を判断するものじゃない。ただ「読みました」という言葉が欲しいだけ。 お仕事ならお金をもらわないとやっていけない。それでも私は、お金と承認欲求を結び付けられなかった。 好きでもないことを書いて(誰にでもできることをして)ライターという肩書をもらっても、私は嬉しくないのだ。そうしている人たちがおかしいというわけではなく、私は根本的に合っ

          頭の中に天使と悪魔が出てくるアレについて

          最近夏が恋しくてあ〇もりの日付を五月くらいにして遊んでいる渡莉鴉です。 “わかりやすく言えば「脳内で天使👼と悪魔👿が対立する」というよくあるやつが、僕の場合「思ったままをそのまま口に出す(男口調)」と「それに対し冷静に批判してくる(女口調)」になっているといった感じでしょうか。” これを口に出して(文字にして?)るのを見るのは初めてかもしれない。「天使と悪魔が脳内で対立する様」っていつからか何かの「お決まり」として認識していたけど、実際漫画や動画でたまーに見かける程度で、

          頭の中に天使と悪魔が出てくるアレについて

          30分でSSチャレンジ第5回

          30分でSSチャレンジ第5回

          30分でSSチャレンジ第4回(友人のイラスト付き)

          30分でSSチャレンジ第4回(友人のイラスト付き)

          30分でSSチャレンジ第3回(友人のイラスト付き)

          30分でSSチャレンジ第3回(友人のイラスト付き)

          30分でSSチャレンジ第2回

          30分でSSチャレンジ第2回

          30分でSSチャレンジ第1回

          30分でSSチャレンジ第1回

          火と花の私

          「その綺麗な言葉はきっとお母さん譲りでしょう」 師に言われ、私はずっとモヤモヤしていました。 恵まれたことに、私には「書く」才能があると仰ってくださる方が少なからずいます。私はずっと本を読んでいる子供でしたし、創作の真似事も小さい頃からしていました。そして幸いなことに文系であったために、「書くことをしたいんです」と名乗れる程度には文才があるのだと(自分で言ってて恥ずかしいですが)思っていました。 師に「言葉がお母さん譲り」と言われた時、私はすごく納得がいきませんでした。

          火と花の私